れいな日記《Reina- diary》

複数画像で北茨城市の歴史、観光、ニュースなどをお伝えし「北茨城市」を勝手に応援しています。

六十余年前の懐かしい写真です。当時の家族に感謝 !!

2005-07-04 | 爺の想い
この写真は、爺が生まれる前の写真でありまして、母に抱かれて泣いているのは、ニ歳うえの兄と“一斗缶”に座り寝ているのが、三歳うえの姉とそして亡き両親です。(左側の“おばあさん”は、当時、同じく間借りしていた南雲さん。(親戚同様なお付き合いでした。)
父は、家族だけで撮りたかったのだが、南雲さんが入ったためにおかんむりの顔と聞いています。)
爺は、三年後にこの世に生まれ、この家族のメンバーとなりました。
当時爺の母は、来客から「“余らず足らず子三人”でいいね。!!」と褒められていましたが、最近、兄が逝き、この三人兄弟だと一人逝っただけでも時々、寂しい風が吹いているような気持ちに陥ります。
爺が幼い頃、母が羊羹を包丁で子供数の三等分にするとき、ばっちっ子(末っ子)の爺が最初に一番大きい分を選ぶ特権?があったが、偶々、母が都合が悪く、母の代わりに姉が羊羹を三等分した場合は、それはそれは、スケールで測ったように、大きさが同じであり、爺はそれでも、黙って選ぶ羽目になってしまう。(だから姉の分配役は、嫌だったのを覚えています。)
母は、ばっちっ子の爺に、態と羊羹を少し大きく切り、姉兄もそれを知りながら黙って母に従っていた。
こんな当時の生活が懐かしくなり今、わがままな弟(子供)を見守ってくれた今は亡き両親そして姉兄に感謝しているところであります。