れいな日記《Reina- diary》

複数画像で北茨城市の歴史、観光、ニュースなどをお伝えし「北茨城市」を勝手に応援しています。

〝市町村合併をしない矢祭町宣言〟を推進する前町長がやって来る。 北茨城市

2008-03-15 | ローカルニュース
根本良一前矢祭町長
福島県矢祭町前町長根本良一氏(昭和12年生の70才)は、昭和58年初当選、6期24年間在職し、平成13年に「合併しない宣言」を町議会が決議したのに続き、トップリーダーとして行財政改革の推進など自立した町づくりを進めた。

今月22日(土)、午前10時から北茨城市ふれあいセンターに於いて、矢祭町前町長根本良一氏の講演会「住民参加によるまちづくり」が予定されている。
矢祭町前町長根本氏とは「国は、市町村合併特例法を盾に〝平成の大合併〟を推し進めようとしている。国の目的は、小規模自冶体をなくし、国家財政で大きな比重を占める交付金・補助金を削減し、国の財政再建に役立てようとする意図が明確」と独立独歩、矢祭町の「自立できる町づくり」を推進した人物である。
この〝推し進める〟トップリーダーの考えに町議会が、町職が、粗全住民が賛成し一丸となって、現在も支持を取り続けていることは、どうしても当日、この当人の頑固親爺姿の矢祭町前町長さんのお話が聞きたいものである。(3/15記す)


講演をする矢祭町前町長根本良一氏

今日(3/22)待ちに待った講演会を聞きに行った。
講演会は、普段、この様な講演会には出席しない当市長が根本町長を「実績ある先輩首長」として敬意を表してか、珍しく出席し、互いの挨拶で褒め敲いなどして会場が和やかな雰囲気の中で行なわれた。
矢祭町の穏やかな自然環境のもとで、町長と町議員と町職員とが住民のためにと、町政運営を斬新なる仕法変更を行なったことが行財政面でプラスとなっている。
例えば‥
職員数従来は108名(正職員+嘱託職員)から現在は65名(正職員のみ。嘱託職員の採用を止める。)に削減した。又、休日でも一般業務を行い、第二役場(職員自宅)と称して最寄の住民が職員宅でも用事が済むようにした。
一方の町議員も議員定数18名を10名に減らし、毎年12回の給与と年数回の特別給与を廃止し、年4回の定例会時と年数回の臨時会時を〝日当制〝にして、町議会に出席する「出日日当」のみを支給することになった。
これらはいずれも職員側、町議員側から提案されたものであり、当町は過去にも組合争議など起きたこともない。
図書館の図書資料については、ホームページなどで全国に寄贈を願いをし、結果、約40万冊程寄贈があり、このことにより図書購入費が少なくなるなど、全てに支出を抑えなどして無駄をなくした。(以上改善は、ほんの一例にすぎない。)

矢祭町ホームページ
矢祭町議会議員報酬に関する条例 ※当条例の下欄に関連情報として‥○「市町村合併しない矢祭町宣言」 ○矢祭町議会決意宣言「町民とともに立たん」有り。

創作古布ハンドキルト個展 ー茨城県天心記念五浦美術館ー 北茨城市

2008-03-12 | ローカルニュース
優秀賞を受賞した作品・作品名「向日葵の花」
ー当作品に対する作者の思いー
私が目指すキルトな自然をテーマに四季折々の美しさ、輝きを布の状態に合わせた作品。
この向日葵の花の晩夏の頃まだ太陽が照りつけるときの、多くの実をつけた力の強さ、情熱ある魅力を創作古布ハンドキルト作品に仕上げました。

新たな命を古布に吹き込む
ー常陸太田市のキルト作家・佐藤のり子さんー
1月に東京ドームで開催された日本最大のキルトの祭典「東京国際キルトフェスティバル2008」で常陸太田市の佐藤のり子さん(57)が「第7回日本キルト大賞」の優秀賞を受賞した。地元の自然をモチーフに、古布を使って仕上げた作品で、独創性が高く評価された。16日(日)まで北茨城市大津町の茨城県天心記念五浦美術館展示室Cで「創作古布ハンドキルト個展(作品19点)」を開催している。<入場無料> (3/12付週刊「茨城朝日」記事から)

以下数点紹介↓

作品名「かぐや姫」
ー当作品に対する作者の思いー
昔の職人技が光る時代縮緬の珍重する打掛着物
「優美な模様、見事さ」に熱い想いが‥ <作者の必然の目が光る> いま、たった<これだけになった布の数々> 布の命が絶えぬまに‥。


作品名「睡蓮(パノラマ)」
ー当作品に対する作者の思いー
初めてのパノラマ作品です。
初夏の湖沼に白や黄色など水面から背高く伸びた睡蓮の花が見事に咲き誇り、その下の水面には、空気の泡が輪を描く湖沼に見とれていると晴天の空の彼方にそびえる富士山の姿が背景にあった旅の思い出からのものです。


作品名「こだま(木霊)」
ー当作品に対する作者の思いー
滝川渓谷の清流と紅葉の錦秋風景 <東北の最南端の秘境(矢祭山)>
巨大な奇岩や自然の老木が生茂り、全長3kmにわたり<滝また滝>の渓谷美と爽やかな滝の爆音が訪れる人に‥。


作品名「里の秋」
ー当作品に対する作者の思いー
故郷の金砂郷の地に根を張る柿木。
残り少なくなった柿の葉と熟した実が冬へ変わり行く晩秋の青空に向かって語りかけている声が聞えてくるような‥。
真っ赤に燃える山 黄金に輝く山 
そんな心安らぐ風景に心打たれて作品にした。


作品名「かぼちゃ」
ー当作品に対する作者の思いー
私の大好きな味覚! 早く夏を感じながらいただく美味しさは格別です。
この作品づくりも一針ひと針が思うように進まず、指ぬきが幾度も落ちてしまい‥思い出が沢山ある作品となりました。


作品名「つわぶきの花」
ー当作品に対する作者の思いー
暖かいポカポカ陽気にさそわれて夏の間に蓄えた沢山の養分から元気な新芽をのぞかせる優しさがある好き花です。この花に何げない優しさを表現するのに工夫した作品です。


作品名「無限」
ー当作品に対する作者の思いー
ご僧衣の素材と母の古き着物に思いを込めて、この正絹織の古き袈裟○のご法衣を得られたことに心から感謝し、また亡き母が残してくれた古き着物に思いを込め(ご僧衣と古布)を組み合わせ、限りなきお礼の心で作品を仕上げました。


撮影するには暗めな個展会場
会場内は、撮影禁止となっていますが、許可を得て撮りました。但し、フラッシュは使用しませんでしたので、暗めの画像かと思います。

地域福祉を考える集い ーともに生きるまちづくりー 北茨城市

2008-03-09 | ローカルニュース
岬学園、花江氏が平商業高校卒出身のことから北茨城市の同校卒出身同窓の支援者、主催者側の職員の各皆様が入っての集合写真
※学園側にブログ写真公開の許可をお願いしたところ、「無修正な写真で、この元気で明るい子供たちの表情を多くの皆様にお知らせして下さい。」とOKがありました。

〇かもめパン工房と仲間たちとは‥
なんらかのハンディを持つ若者が社会参加と自己実現のために、互いに助け合い協力しあいながら健常者と共にパンを作っている施設であり、若者自身が生きがいを感じながら、いろいろな活動を通して地域住民と共に楽しいイベントや街づくりの拠点として役に立ちたいと願って活動しているグループである。

昨日(3/8)北茨城市民ふれあいセンターで北茨城市社会福祉協議会主催「地域福祉を考える集い」が開催された。
この〝集い〟の開催の趣旨は「これからの地域は、そこに生活するすべての人が社会を構成する一員として尊重され、互いを理解し認め合える社会を実現していかなければならない。人を思いやる心あふれた地域、支えあうことのできる地域づくりを住民自らが考え、そして行動をすることを推進するために開催する。」とある。

今回は、この趣旨にピッタリのトーク&ショー「岬花江とかもめパン工房(重度心身障害者施設)のゆかいな仲間たち」が公演を担当した。
このグループの施設長・岬花江氏は、いわき市久ノ浜町で歌手活動とパン作りと販売などをして施設と活動を維持し、障害をを持つ子供達12名と一緒にともに生きる街づくりの実現を目指し、啓蒙活動を展開中である。

子供たちにわが子の様に接する岬花江氏の優しさと、心のよりどころを安心して岬氏に託す子供たちに感動するものがあった。


ゲストトーク
茨城大学准教授・長谷川幸介氏、同大学講師・外岡仁氏と岬学園施設長・岬花江が、ともに生きるまちづくりを対談し、両先生とも岬氏の福祉の考えの熱意に深く感銘を受けていたよう‥


岬氏は昭和54年、民謡原田流名取、師範を取得、昭和61年キングレコードからデビューして現在に至る演歌歌手でもある。
「岬花江歌謡ショー」で河内おとこ節、みだれ髪、まご等を熱唱。


先生が歌い、子供たちが花江先生を演奏でバックアップ。
太鼓は、塩ビの大きい水道管を輪切りにして、和紙を貼ったものとか。(良い音がする)


子供たちの作品です。
子供たちが撮るときは心に作為的なものがなく、これが素晴らしい傑作が出来るとの専門家の意見とか。



この歌「一人の手」は、岬学園の愛唱歌となって毎日合唱している。この歌を会場の北茨城市の平商同窓会有志者も交じり身振り、手振りを加えて合唱していた。


公演終了後、出口でパンを売る子供たちと協力者
子供たちの演技で感動、親しみを感じた観客は、パンを買うことに協力又、主催者側の社会福祉協議会でも所長(右)が先頭に立ち職員がパン売りに協力していた。

春を探しに‥ 北茨城市

2008-03-07 | 爺の想い
蕨平の牛達

今日は、蕨(わらび)平に〝春を探し〟に行って来た。
ここ蕨平は、二つ島海岸から西に直線で0.5キロのところにあり、戦後の開拓地で当時、酪農世帯が3~4軒程あったと思うが、現在は、牧場を経営している農家は、1軒に為ってしまったとか。
蕨平の入口は、磯原と関南を結ぶ新道路ができて、その道の途中に取り付けられ変更になったが、その先の道は昔のままの〝細い田舎道〟。
〝ワラビたいら〟の名前に釣られて来てみたが、春物のワラビが出ていることもなく、やむなく、牧場経営者の庭木を撮って帰ってきた。


民家の庭に咲き誇る「万作の花」


同じ民家の庭に咲く「梅の花」


馬酔木の花(ピンク)


馬酔木の花(ホワイト)

恒例になった、どぶろく&あんこう鍋まつり 北茨城市

2008-03-02 | 北茨城市の観光
試飲のどぶろくと一杯300円の美味しいアンコウ汁で一休み

海と山の自然に恵まれた北茨城市で「田舎暮らし」をビジネス化しようと、農業、漁業、観光関係者らが連携発足させた市田舎ぐらし体験交流協議会(事務局・マンントあかね)は今日三月二日(日)、昨年の会場、大津漁港にある小公園ポート大津」から今年は場所を変えて、昨年5月に新しく出来た「北茨城市漁業歴史資料館(よう・そろー)」広場で「どぶろく&あんこう鍋祭」が開催された。
これは、山間部の花園地区で秋恒例になった「どぶろく祭」開催に次ぐ“田舎体験”企画で、冬の味覚アンコウ鍋を求めて平潟港周辺の温泉民宿などに宿泊する多くの観光客に「どぶろく祭」と「あんこう鍋祭」をドッキングさせて、北茨城の魅力〝山の幸と海の幸〟を丸ごと体験してもらうことを目的で行なっている。
祭には関東で唯一「どぶろく特区」の認定を受け、自家米を使ってどぶろく製造に取り組んでいる山間部の農家民宿三件が出品したほか、アンコウ鍋、水産加工品、農産物、牛の串焼きなど北茨城でしか味わえない逸品が勢ぞろいした。ガラス工芸、餅つきなどの体験コーナーも設けられた。

昨年の「どぶろく&あんこう鍋まつり」


どぶろくは、濁酒と書く
農民民宿業の山形克己様蔵元で山形氏が昔は「山懸」であったからか‥?


「ますぶち」は、華川町花園の増渕魚苑さんちのどぶろくです。


「花園山」は、華川町小豆畑のそば道場・山縣繁一さんちのどぶろくです。


北茨城市特産「雨情の里牛特製味噌漬」


あじの開き


刺身用海老
値段が安いのか高いのか分からない。