五浦美術館内の「筑波かすみ展」
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美術館では・所蔵展‥小川芋銭の《狐隊行》《海島秋来》《畑のお化け》《河伯》など名作31点を紹介
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田園の理想郷
小川芋銭の世界
平成19年6月8日(金)~7月22日(日)入場料一般180円他
小川芋銭(1868~1938)は‥
江戸赤坂の牛久藩邸内で生れる。彼は、明治4年(1871)、家族と共に茨城県牛久沼のほとり(現、牛久市)に移住しました。11歳で上京してのち洋画を学び、明治21年より、「朝野新聞」の客員として新聞の挿絵等を描くようになります。明治26年には牛久に戻り、農業に従事するかたわら新聞、文芸誌に挿絵や漫画の掲載を続けました。大正6年(1917)、第3回珊瑚会展に出品した作品が横山大観の目に留まり、日本美術院同人に推挙され、以後、再興院展を中心に独自の水墨画作品を出品して活躍とました。
芋銭は、理想郷としての農村風景や田園の風物、河童などの水魅山妖、また道釈人物(仏教や道教に登場する人々)等、多彩なテーマを墨色豊かに描いています。
筑波かすみ展
会場 美術館講座室
只今北茨城市の五浦美術館で開催中(6月5日から10日まで)開催終了
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入場無料・是非ご覧下さい。
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○ 1927(昭和2)年に「日米親善大使」として米国に贈られ、昨年10月に修復のため里帰りしていた市松人形「筑波かすみ」が、約半年間の修復を終え、透き通るような白い肌と気品のある愛らしい表情が戻った。6月から県内10カ所で一般公開され、8月下旬に米国に戻る予定だ。
○ 筑波かすみは、米国から贈られた「青い目の人形」の答礼として、日本から贈られた58体のうちの1体。常総市の「筑波かすみ」里帰り実行委員会が里帰り運動を展開、米ウィスコンシン州ミルウォーキー公立博物館で保管されていた人形の里帰りが昨秋実現した。
○ 修復を手がけたのは、東京の老舗(しにせ)人形店「吉徳」。人形の頭や顔にあった傷を直し、黒ずんでいた肌には貝殻から作られる白色の胡粉(ご・ふん)を塗って化粧を施すなどし、「ミス茨城」として渡米した80年前当時の姿に戻った。
○ 同実行委員会は、県内に現存する「青い目の人形」と一緒に筑波かすみをお披露目する「人形大使『筑波かすみ』と『青い目の人形』展」を
6月5日から10日まで県天心記念五浦美術館(北茨城市)で開くのを皮切りに、8月中旬まで県内10カ所で開く予定。同実行委員会は「人形を通して子どもたちに世界平和を考えてもらいたい」としている。
展示会場は以下の通り。
▽6月12~18日、京成百貨店(水戸市)▽同19~26日、大子街かど美術館▽7月3~8日、県近代美術館(同)▽同10~15日、古河街角美術館▽同18~23日、筑波西武(つくば市)▽同25~29日、レイクエコー(行方市)▽同31日~8月5日、常総市生涯学習センター▽同9~12日、小美玉市四季文化館みの~れ▽同14~19日、土浦市立博物館
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爺の想い
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筑波の姓を聞くと如何しても“筑波久子”を連想する。
筑波久子は、日活映画の女優さんであり、当時、初代肉体女優として人気があった。
彼女は、この五浦美術館近くのホテル大観荘の社長、村田実氏の妹さんで昭和12年生まれの今年70歳で米国在住。
試しに「筑波かすみ展」開催会場近くの美術館受付嬢3人に“筑波久子”を知っているかと尋ねると全員「知らない‥」とのこと。
“知らない”とは、丁度、竜宮城から故郷に帰ってきた浦島太郎の心境になり、淋しい限りだった。(笑)