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2009年03月18日 | 鈴鹿市
現金輸送車から2億円奪われる 三重・鈴鹿のJA

 18日午前7時ごろ、三重県鈴鹿市地子(じし)町のJA鈴鹿本店で、警備会社「日本通運津警送支店」の現金輸送車が東側通用口に到着した際、2人組の男が白い乗用車で乗り付け、警備員2人に拳銃のようなものを突きつけ「動くな」と脅し、現金入りの手提げかばん二個を奪った。2人組は乗ってきた車で逃走。警備員にけがはなかった。

 同店によると、警備員は輸送車から4個のかばんに分けられた約3億7300万円を運び込もうとした。鈴鹿署はこのうち2個のかばんに入っていた約2億1千万円が奪われたとみている。

 鈴鹿署によると、拳銃のようなものは発砲されなかった。犯人は車を現金輸送車の前方に停車させ、警備員の1人が地面に置いたかばんを見張り、もう1人が通用口を開けようとしたところを襲った。車は白のトヨタ・クラウンらしい。現金は店の窓口や現金自動預払機(ATM)の営業資金に使うため、津市の三重県信用農業協同組合連合会(JA三重信連)から運ばれた。

 JA三重信連によると、鈴鹿本店に運ばれたかばんは全部で5個あり、現金入りの4個以外に、書類が入ったものが1個あり、色分けされていた。犯人はこうした内部の事情に詳しい可能性もある。

 同署によると、2人組のうち1人は40-50代で、身長170-180センチ。もう1人も身長170-180センチ。いずれも灰色のジャージーに黒い野球帽をかぶり、マスクとサングラスをしていた。

(中日新聞)


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