キャットファイターと飲んだ。
キャットファイトといえば、かつて「トゥナイト」あたりで山本カントクが「すごいですね~」とリポートしていた、エログロナンセンスなイメージ(具体的には“ポロリマッチ”とか“ヌルヌル泥デスマッチ”みたいなもの)があるが、実はそれは本流ではないんだ。
そこにいたのは、何のレトリックも必要としない、至って普通でどこまでもリアルな、23歳の女の子だった。ただ、普通の人よりちょっとプロレスが好きで、とはいえガチンコの女子プロレスはリスキーなので、カジュアルな女子プロレスたる“本流の”キャットファイトを、己が進む道として選んだというだけの……。
その証拠に、飲み屋で「バイオ茶」なんていうUDO(Unidentified Drink Object)を眼前にしたときに、俺が思わず口走った――
「これ飲んでハラ壊したら、まさしく“バイオハザード”だYoね~」
という微妙なギャグに、“純モンゴリアンな”女性店員にはピクリとも反応してもらえず、あまつさえガンつけカマされる始末だったが、彼女は笑ってくれたのだった。
しまいには、調子に乗って、
「俺らってば相性いいね~。違うか☆彡 ガッハッハッハ」
などと、宣(のたま)い出す始末……。
ホント、すみませんでした。
キャットファイトといえば、かつて「トゥナイト」あたりで山本カントクが「すごいですね~」とリポートしていた、エログロナンセンスなイメージ(具体的には“ポロリマッチ”とか“ヌルヌル泥デスマッチ”みたいなもの)があるが、実はそれは本流ではないんだ。
そこにいたのは、何のレトリックも必要としない、至って普通でどこまでもリアルな、23歳の女の子だった。ただ、普通の人よりちょっとプロレスが好きで、とはいえガチンコの女子プロレスはリスキーなので、カジュアルな女子プロレスたる“本流の”キャットファイトを、己が進む道として選んだというだけの……。
その証拠に、飲み屋で「バイオ茶」なんていうUDO(Unidentified Drink Object)を眼前にしたときに、俺が思わず口走った――
「これ飲んでハラ壊したら、まさしく“バイオハザード”だYoね~」
という微妙なギャグに、“純モンゴリアンな”女性店員にはピクリとも反応してもらえず、あまつさえガンつけカマされる始末だったが、彼女は笑ってくれたのだった。
しまいには、調子に乗って、
「俺らってば相性いいね~。違うか☆彡 ガッハッハッハ」
などと、宣(のたま)い出す始末……。
ホント、すみませんでした。