新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

心ふるえる風景 パリ編⑩ カラフルな照明に彩られていたのは 実は意外な建物だった

2024-08-03 | 心ふるえる風景 パリ編

 12月の夕ノートルダム大聖堂を訪れての帰り道 こんな建物を見つけた

 大聖堂正面を背にして 2,3分歩いたくらいの場所

 カラフルな照明が目に止まって 何の店なのかと近づいた

 建物全体を 左から青 中央が黄 右が赤と色分けされた照明だ 

 

 大聖堂のライトアップは 特に色はなくシンプルだったのに

 こちらはいかにも クリスマスに合わせたかのような

 特別感のある ライトアップになっている

 ただ入口は閉まっていて 店のような雰囲気はない

 

 近くにいたパリ市民に聴いてみた 「この建物は何のビル?」

 思ってもいない 意外な答えが返ってきた

 「Prefecturede Police」 

 え! 確かポリスって言ったよね ということは警察?

 スマホで確認してみると なんとこの建物はパリの警視庁だった

 

 警視庁が こんな粋な演出をするんだ!

 いかにもパリらしい試みに 感心してしまった

 それと同時に ひらめいたことがあった

 「ならば このライティングの中央の黄色は

 実は建物の壁面の色に 影響されただけで

 実は白なんじゃないか」

 

 白だとすれば 青白赤の三色 トリコロールはフランス国旗の色

 ようやくいろいろ浮かんだ疑問が 氷解したような気分になった

 

 でも日本の警視庁には こんな発想はないだろうなあ

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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