リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

トイレ考

2019-03-01 12:04:20 | 日記

生来の粗忽モノだから、トイレの失敗は両手に余ります。

最大のしくじりは東京在勤時代に行った千葉のゴルフ場で、女性トイレに
入り「大」を堂々と済ませたことかな。
入る時「いやに男性用便器が少ないなあ(実はなかったのだ)」とチラッと
頭にかすめたが、せっぱつまっていたので個室に飛び込んだ。
すっきりして出てきて改めてドアを見たら、なんと女性用だった…
見つかって痴漢と間違えらていたら、プレーどころじゃなかっただろう。
いま思い出しても汗顔、赤面する。
ドバイで「髭男マーク」表示の入り口があったから、男性用と思って入った
らイスラム教「お祈りの部屋」だった…
よくぞチャックを開かなかったものよ。

え~、マクラはその辺にして・・・
さて本題の「トイレ考」に入ります。
世界のトイレのなかで、日本のトイレは最高だと思っている。
ウオッシュレット( TOTOの商品名なので、一般には温水洗浄便座)だが、ここ
では便宜上「オウッシュレット」を使わせてもらう。

ウオッシュレットは、「汚れを水で流す」日本文化から発展したグッドアイデアだね。
汚れたお尻を暖かいお湯で洗浄している時のカイカンは、言葉では言いつくせない。

ウオッシュレットは普及に従って、機能がどんどん進化した。
温水の温度調節、乾燥、消臭装置、水勢の強弱…等々、これれでもか、という
ほど多機能になった。
これも物事にとことん凝る日本人らしい。
ある外国人は、操作盤がにぎやかなので「まるで宇宙船の中にいるようだ」と皮肉り、
トイレのドアを開けると同時に中の便座もスーッと上がるのを見て気味悪がり、部屋
から逃げ出した、という逸話も。

ウオッシュレットは国内市場をほぼ席巻した観があるが、海外ではまだまだとか。
海外旅行のホテルで、ウオッシュレットにお目にかかったことはない。
「ああ、またお尻が汚れたまま観光か…」と、がっかりしたもんだ。
外国の一流ホテルがこうだから、一般家庭はほとんど無縁だろう。
TOTOなど各メーカーは欧米の市場開拓に力を入れているようだが、苦戦していると聞
いた。
でも大変気に入っている有名外国人もいる。
ハリウッドスターのデカプリオさんやマドンナさんは、ウオッシュレットがいたく気に
入って、日本から高価な一式を買って持ち帰ったとか。
すぐれものは国境を越えて支持されるのだ。

海外で奮闘する日本のメーカーさん。
欧米の市場開拓には、まずハリウッドスターのお尻を征服せよ!
戸川純さんの「お尻だって洗ってほしい」の名CMをリメークして、全米で流したら?
本当の「お尻あい」をつくろう。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿