雑学事始め④

例によってまた「雑学事始め」。今回は第４集です。

右も左もコロナ、コロナで世の中真っ暗闇じゃござんせんか。心折れそうな今日この頃、

ちょっと肩の力を抜いて一息ついてみませんか？

 

★またまた屁の話で恐縮ですが、「屁」と「オナラ」の違いは、無音で出る（透かし屁）と

音が出るのとの違い。オナラは「お鳴らし」（上品なネーミングだネ）からきており、空気

の混合が高い場合に音が出る。ちなみに平均的な大人は一日５～２０回、合計８～１０リッ

トルの屁を体外に放出する。

＜蛇足の一言＞屁の成分は窒素、酸素、メタン、二酸炭素などで、地球温暖化の元凶もしっ

かり含まれている。

 

★地球温暖化の恐ろしい事実。牛のゲップは地球温暖化の元凶の一つ。地球温暖化には２

酸化炭素（CO2）とメタンがあるが、牛は一日１６０～３２０リットルのメタンをゲップ

とオナラで放出しているという。

世界で１５億頭の牛がいるから、その量は膨大なものとなり、地球温暖化防止のためメタ

ンを出さないような「クリーン飼料」の研究もしているとか。

＜蛇足の一言＞人間のオナラにもメタンが含まれており、牛ほど大量じゃないが７８億人

が放出するオナラのメタンの量は…人間もクリーン・オナラを！　Stop地球温暖化！

 

★世界の人口は約７８億人。国連などの推計では１分に１５６人、一日で２２万人、１年

で８０００万人増えている。一方１年で６０００万人死んでおり、１億４０００万人が生

まれている。

＜蛇足の一言＞世界の人口 (arkot.com)をクリックすれば刻々と変わる人口動態が分かる。

 

★コーヒーのソーサー（受け皿）は、猫舌用だった。猫舌が多かったヨーロッパの貴族は、

気品ある飲み方をするため、熱いコーヒーをカップからソーサーに移して飲んだ。

＜蛇足の一言＞何でヨーロッパの貴族は猫舌が多いんやろ。

 

★負けることをなぜ「敗北」と「北」という字を当てるのか。北という字は二人の人物が

背中合わせに向き合っていることから「そむく」「にげる」という意味を表す漢字になり、

背中を向けて逃げるいう意味で北という字をあてた。

＜蛇足の一言＞南の方向に逃げたら負けたことにはならないのかな？とアマノジャクは考

える。

 

★アホウドリの名前の由来。アホウドリは無人島に生息していたので警戒心がなく、仲間

が捕らえられるのを見ても逃げもしなかったので、アホウドリと名付けられた。

＜蛇足の一言＞初心な野鳥をこんな見下げた名前を付けるなんて、ニンゲンっていったい

何様だ。

 

★ナマケモノは超省エネの動物である。木にぶら下がって食事も排泄、交尾、睡眠も行う

から基礎代謝量が極端に少なく、少量の食べ物でも生命維持が可能。ちなみにナマケモ

ノの漢字名は「樹懶」。

＜蛇足に一言＞樹上生活するため独自の進化を遂げた知恵ある動物を、ナマケモノとは失

礼な。

 

★お弁当の仕切りのバラン。当初は殺菌効果のある植物の葉蘭（はらん）を使っていたが、

プラスチックが発達して偽物の葉蘭がヒットして「人造葉欄」（じんぞうばらん）と名付

けられ、やがて人造が略され「バラン」となった。

＜蛇足の一言＞殺菌能力がある植物の葉蘭を使っていた昔の人は偉かった。プラスチック

のバランは見栄えだけか。

 

★トルコ石はトルコでは採れない。イランやシナイ半島（エジプト）が原産地で、トルコ

経由でヨーロッパに運ばれたから「トルコ石」となったようだ。

＜蛇足の一言＞あまり高価な石ではないので、偽物も多いとか。海外土産に買うときはご

用心。

 

★最後に漢字テストです。「飯匙倩」の読み方は？

沖縄や奄美地方に生息するハブのこと。猛毒を持っていることで知られているがネズミを

捕食してくれるので「毒さえなければハブほど役立つ動物はいない」と言われているとか。

＜蛇足の一言＞それにしても「飯匙倩」とは難しい漢字をあてたものだ。

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