照明のLED化を中心とする対策で、6月の電力消費量を50%削減できたことは、まえにお伝えしました。その後、6月15日~7月16日の一カ月でも135Kwhと、前年同月(274Kwh)比で50%以上の節電ができました。料金の節約3,237円なり。関電の節電トライアルも余裕で達成の見通しで、『目標達成1,500円』のごほうびも、株価暴落ぎみの関電さんからしっかりいただくことにしましょう。 . . . 本文を読む
大飯原発のごり押し・むちゃくちゃ再稼働以来、原発マフィア政府はつぎつぎとなりふりかまわぬ『原発回帰』工作にまい進している。多くの人々が、官邸前をはじめとしてあちこちで再稼働への抗議の声を上げ続けていることへの、それが『政府の回答』(東京新聞)なのだ。こんな露骨な反動、福島事故前の原発パラダイスへのなりふり構わぬ強引なゆりもどしに対して、わたしたちはどうすることができるのだろう。 . . . 本文を読む
ごり押し原発再稼働の言い訳をするために「電力不足」が必要だから、関電はほんとうは節電なんかしてほしくない。電力15%不足、節電要請!などという公式なポーズとは裏腹に、「オール電化」のキャンペーンなどもやって電力消費拡大を図っている。「節電トライアル」などという企画もあるが、こちらはキャンペーンどころか、誰にも知られないように、HPの奥深く埋まっている。そんな中、我が家では先月からネガワット発電所に挑戦して、徹底節電を試みた。その結果、6月15日の計測では前年同月比マイナス50.4%!料金にして3,572円の節約となった。といっても、別にロウソクで暮らしたわけではない。私たちはミクロの弱者だが、生命の危険もなかった。半分の電気で十分普通に生活できた。どんなことをしたか、ご参考までにご紹介しましょう。 . . . 本文を読む
福井県議会は大飯原発再稼働を認め、あとは西川福井県知事が最後のお言葉を待つだけになった。原発の再稼働が金のためであり、そのために、福井県が、知事以下、住民の安全を売り払ったことは、他の自治体の知事、たとえば新潟県知事の再稼働に対する態度と比較すればわかりやすい。金しか見えない原発マネー中毒者には金で抗議するしかない。フクイ・ボイコット、福井不買で、福井総スカンを食わせて、原発容認が高くつくことを思い知らせてやろう。 . . . 本文を読む
原発の電気はいらないから節電しよう、という気持ちの人は多い。自宅を「ネガワット発電所」にするために、私も電力消費の少ないLED電球を地元のジョーシン電機に買いに行った。週末の売り場には、お父さん・お母さんといった人が何人もおり、私と同じように、複数のLED電球を求めていた。さて、レジで代金を払うと、『エコキャンペーン』のチラシがもらえる。店内で開催中で、もれなくティッシュペーパーを一箱くれるという。太陽光発電の案内もあるという。それでは、と、出向いてみるとこれがとんでもない、ダマシ・まやかしキャンペーンだった。
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野田首相は8日、原発ヤク中・福井県知事がごねておねだりした『本県の「要望丸のみ」で会見し』(福井新聞。この表現に今月の「報道スタイル大賞」あげます!)、そこで驚くべき厚顔無恥、恐るべき独善と欺瞞で、大飯原発の再稼働開始と、他の原発も含めた(暫定的ではない)恒常的な再稼働へ突き進む責任ある政治判断!を示した。例によって、産経・読売の原発マフィアの『機関紙』(江川紹子さんの言い方、まねしました)のやくざコンビは礼賛の社説をのせ、地方紙は怒り、朝日はごまかした(毎日は無視)。 . . . 本文を読む
関西広域連合の会合における、大飯原発再稼働慎重派の自治体首長たちの『変節』や、その後の野田首相の無責任な「責任」引き受けによる再稼働既定路線の推進で、もはやこれまで・・・、なんて思ってはいけない。 . . . 本文を読む
関西広域連合は30日の会合で、大飯原発再稼働を「実質的に容認する」声明を発表した。エエッー!橋本大阪市長、山田京都府知事、嘉田滋賀県知事あたりは会合の直前まで、『再稼働なしでもやれる仕組みを考えようというのが、あす(30日)の広域連合での一つの提案だ」と強調し』ていたはずだ。それが急転直下・青天の霹靂で民主党・原発ヤクザ政権のごり押しにみっともなく譲歩してしまうとは・・・。会合の裏でいったい何が起こったのか。だが、すこし考えてみると、この結末が急転でも、霹靂でもないことがわかる。「出来レース」ということばを使ったのは、東京新聞(資料)と、ARecoNote3だが、いろんな意味でこの観測が当たっている。当事者の知事をはじめ、それを露骨に暴露されるのがいやな人々がいろんなことを言って、事情をいっそうわかりにくくしている。こういう情報の電波妨害をしなくてはならないのが、昨日まで『公式に』原発マフィアを批判する立場にいた人であるのも、やっぱり出来レースの一部である。 . . . 本文を読む
5月30日夜のニュースでは、野田首相が『首相の責任で』大飯原発の再稼働の決断を下すべく、(仙谷つき)4大臣会議を開くという報道をしていた。ここしばらく電力不足のおどしから、「電力会社の都合」という居直りにいたるまで、なにがなんでも再稼働というがむしゃらな姿勢が露骨だった原発マフィア政府と電力会社が、ついに法治国家の正当性さえかなぐり捨てて何でもありの強硬手段に出てきている・・・ . . . 本文を読む
原発再稼働を目指すマフィアたちは、夏の電力不足という脅しをくり返している。再稼働がなければ、企業がやっていけなくなって海外移転して、失業者が増える。再稼働がなければ、燃料費がかさんで電気料金が上がる。そして、ここしばらく切り札で使われ出したのが、再稼働がなければ、人が死ぬ!というモロ肌脱ぎでドスを振りかざした恫喝である。たとえば、・・・ . . . 本文を読む
嘘一途おおいの核もまにあわず・・・というわけで、5月5日に全国の原発が停止し、日本は原発ゼロの日を迎えた。その『象徴的、歴史的な日』(愛媛)の社説を、大手全国紙から、各地の地方紙まで追ってみた。いつものように、大新聞の異様さが目立つ結果となった。 . . . 本文を読む
5月5日に日本の原発はすべてとまった。記念すべき日、新しい出発点となる歴史的な日だ。しかし、これでOKではない。原発マフィアは「いっしゅん」のすきもなく新たな再稼働の工作をしかけ、「死をもたらす電力不足」のナショナルキャンペーンを展開している。そんなとき、でかいもの、強いもの、ゴーマンなものの狂気に対抗する不屈の意志と素朴さを教えてくれるのは、やっぱりこれ!宮沢賢治もこんな有様を見たら、怒りまくっていたに違いない。 . . . 本文を読む
政府がごり押し再稼働を画策している大飯原発の地元、おおい町では26日に経産副大臣が出席して住民説明会が開かれます。町長は「説明会に参加した住民」の反応を踏まえて再稼動の是非を判断するそうです。説明会のやり方も姑息ですが、町長が政府につけた注文がまたすごい(必読!)。 . . . 本文を読む
民主党政権で原発再稼働を仕切っているのは、役職もないのに再稼働に向けた「4閣僚会議」に毎回牛耳っていた仙谷由人だ。その再稼働の黒幕が福井県への説得工作がこけて、もはや『原発ゼロ』が確実になった時に、私たち国民を恫喝して言ったのが、『原発止めれば日本は集団自殺』という脅し文句だ。 . . . 本文を読む
4月14日に福井県庁で枝野経産大臣を出迎えた友人の報告です。『地震の多い日本に大量の原発建設を許したのは、むしろデモができなくなったような日本の社会なのだ』(柄谷行人『政治と思想1960‐2011』6ページ)ということがほんとによくわかります。 . . . 本文を読む