枝野経産大臣が14日に福井県庁にやって来た。大飯原発は必要だ、安全性は確認した、ご理解をいただきたい、と西川知事に大飯原発再稼働をうながすためだ。しかし、市民は怒っている。お祭りでわく福井駅前をしり目に、戦国時代そのままの城郭内に領主様の天守閣のようにそびえたつ県庁の前で、原発反対!再稼働反対!子どもを守れ!命が大事!枝野は帰れ!と叫んでいた。私も行った。みんなといっしょにその時そこにいたかったから。以下、そこにいた人たちの報告です。 . . . 本文を読む
東京のど真ん中、西新宿の都庁裏に原発を建設すると都知事が決断!というつかみの映画、『東京原発』があったが、そこで中心的に展開された考え方の一つが、原発のリスクをマズシーイ辺境に押しつけるな、自分が消費する電力の後始末は自分でしろ、辺境で安全なものなら、都心でも安全だ、というごくあたりまえのロジックだった。そしてこの論理構成を、ちかごろ引きこもりがちだった福井県の西川知事が、枝野経産相との会談後の記者会見で披露した。いわく、『原発電力の消費地は使用済み核燃料を受け入れろ!』。そうだ、大阪、京都、兵庫、滋賀などの福井原発銀座の電力で、明るく豊かな消費生活の恩恵を受けているゴーマンで田舎を見くだした大都市自治体よ、お前たちも札束でほほを張られながら放射能におびえている雪深き越前の過疎地と同様、原子力文明がもたらすリスクを、相応に負担すべきだ! . . . 本文を読む
日本の原発の周辺人口は、30キロ圏で『400万人超』、50キロ圏で『一千万人以上』(東京新聞)になる。大変な数だ。保安院は、原発推進に不利になるこの事実を、いつものようにこれまで隠し続けてきた。しかし、地元は国内に限られない、東電福一原発の放射能はすでにカリフォルニアまで達した。汚染水は、遠からずハワイに達する。韓国南部の原発の不具合も伝えられた。東電福一原発の事故の最初の数日、風が西に向いていたことで、日本の人口に加えられた放射能被害は、不幸中の幸い、いくらか減ずることができた。しかし、韓国の原発が事故れば、同じ西風が日本を直撃するだろう。あるものの不幸中の幸いは、他のものにとっては不幸そのもの。放射能に県境も、国境もない。ホーシャノーつよい、ホーシャノーえらい、だれも差別しない、だれにも負けない(ランキンタクシー)・・・。日本全国が地元ではすまない、地球上がみなJIMOTO、これが原発世界のグローバルスタンダードだ。 . . . 本文を読む
3月25日の日曜日に、再稼働の標的となっている大飯原発の『超地元』の福井で再稼働反対の集会とデモがあった。3月というのに氷雨の降る中を、県外からも数多くの人が参加した。以下は、その参加者の一人の福井レポートです。わたしは、地元の女性の方のお話が特に印象に残りました。
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新聞の投書にこんな方がいらした。東電福一原発事故以来、この方は、携帯はソフトバンク、預金は城南信用金庫に変えたそうだ。いずれも、そうそうに脱原発に動いた会社だ。それに対して、あいかわらず東電延命策に協力するメガバンクたちは、1兆円の追加支援を決定した。その条件というのが、『原発再稼働』と『電気料金引き上げ』。つまり、放射能リスクと経済負担をみんなに押しつけて、ボロボロの東電につぎ込んだ融資を何としても回収しようというご立派なシャイロック根性だ。こんな銀行には、1円でも金を置いておくのはやめよう。私たちの砂粒のような預金などどうってことないと、奴らはたかをくくるだろうが、無数の砂粒が砂嵐となって吹き荒れたり、大事なところに入り込んだ砂粒が歯車の回転をきしませてしまうこともある・・・ . . . 本文を読む
米国生まれの粋人、アーサー・ビナード氏は詩をよくすると聞く。氏、さいたまにて原発を語るべく、演目をセシウム・サイタと題したり。ここに片山さつきなるおんな武者、ひおどしの鎧に、まさむねの抜き身ふりあげ、眉つりあげて日の丸の扇をかざし、やあけしからぬ、ゆるされぬ、セシウム・サイタと悪態を、なにも言わせぬ、しゃべらせぬ、ステーツ帰えらりゃ、がいじんめ、老いたりとはいえ、このさつき、国会一の着道楽、レンホーなんぞに、負けては恥ぞ、日ノ本まもらで、すましょうか・・・ . . . 本文を読む
地震(じしん)と津波(つなみ)、そして原発事故(げんぱつじこ)のあの日(ひ)から早(はや)くも一年(いちねん)がたちました。この一年(いちねん)、子(こ)どもたちも、大人(おとな)と同(おな)じように震災(しんさい)のくるしい現実(げんじつ)を生(い)きてきました。毎小(まいしょう)では、『子(こ)どもの目(め)で見(み)た原発震災(げんぱつしんさい)の一年(ねん)』と題(だい)して、子(こ)どもたちからの率直(そっちょく)な意見(いけん)を募集(ぼしゅう)しました。以下(いか)、いくつかご紹介(しょうかい)します。 . . . 本文を読む
大飯原発再稼働をめぐる記事の中で、ことさら再稼働と電力不足とを結びつけて報じていた新聞は、産経と毎日であった。いつものように正義の味方スイシンジャーの振りで大げさに見えを切る産経さんに対して、毎日には「子どもたち」というこわもてオヤジにはまねのできない武器がある。 . . . 本文を読む
原発の過酷事故が起こった時、『地元』がどうなるか、地元の人々がどのようにあつかわれ、どのように見捨てられるか、東京新聞にのった地元の人のなまなましく、いたいたしい証言をもう一度、いや何度でも読み返そう。そして再稼働に向けて、『同意』を求められる福井や他の原発立地自治体の『地元』の人々も、『国が責任を持つ』などという『政治判断』による甘言にのったが最後、いざとなったら自分たちがどのように切り捨てられるかということを、じっくりと考えなおそう。 . . . 本文を読む
野田政権は大飯原発再稼働にむけて、なりもふりも、恥も論理もかなぐり捨てた捨て身の猪突猛進で進もうとしている。御用メディアによる世論調査でさえ、再稼働反対が圧倒的である時、与党内部でも再稼働反対をとなえる集団があるとき、多くの国民がデモやが訴訟や申し入れで再稼働に反対するとき、周辺自治体が勝手なことをするなと詰め寄るとき、そして地元でさえ、こんどばかりはこんな話にのっていいのか、とためらいを見せるとき、野田首相の答えはこれだ:「どうせ何をやっても安全とは言えない、だから動かしていいのだ」と。
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東電福一原発事故から1年、日本ばかりでなく、世界各地で脱原発を求める行動が広がったが、その時、わが政府がご執心なのが、理屈抜きの原発再稼働。おまけに目くらましのがれき処理の全国分散。しかし、この原発マフィア政権といってもいい権力亡者たちがわき目もふらずに突進している足元から、いくつものほころびが出てきている。 . . . 本文を読む
大飯原発の再稼働に向けて、地元と保安院の動きが急だ。保安院は歴史的な『原発ゼロの日』の到来を何としても避けるべく、そそくさと安全委員会を開催して、大飯原発再稼働の手続きをごり押しする一方、伊方原発の一時評価を妥当とし、さらに、4月に予定されていた泊原発の定期検査入りを5月に延期した。原発がなくても世の中は動く、という事態が現出し、人々の姿勢が意識下で変わってゆくことが何としてもオトロシイのだ。 . . . 本文を読む
福島県飯舘村村長がニューヨークで講演をして、『「必ずふるさとを取り戻したい」と訴えた』(日経:資料参照)。そして、それを聞いた観衆からは、『「心が張り裂けそうでした」とか、「この災害によって苦しむ日本の人々ととても近くなった気がします」などと話していました。』(NHK)ということだ。しかし、この話、原発事故の現場の声をアメリカに伝える、という表看板とは全く違った意味がある。というのも・・・ . . . 本文を読む
原子力安全・保安院は、13日に大飯3,4号機のストレステストを妥当とする「審査書」を原子力安全委員会に送った後、16日に「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の技術的知見について(中間とりまとめ)」なる文書を公表した。そこに露骨に現れているのは、大飯原発再稼働に向けたアリバイ工作だ。 . . . 本文を読む
大飯原発のストレステストについて、保安院は、案の定、テストの結果を妥当とする最終評価を原子力安全委員会にだした。ところが、保安院の審査書(案)には、露骨な数値操作があることを科学ジャーナリストの塩谷喜雄氏が指摘している。題して『「想定津波」の数値を改竄した「大飯原発ストレステスト」の嘘八百』・・・
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