7月12日、わがニッポン国の首相が祖国の将来を決定づける「脱原発依存」宣言の記者会見をしたのに、7時のNHKラジオニュースでは、この話題は堂々の「その他」扱い。メインニュースの後、チンチロリン・・・というチャイムのあとしかたがないから言及したという感じ。しかも、会見中で、菅首相がこの夏と冬に関しては電力不足の心配はない、と言ったことは無視。今後、NHKなどのやるプロパガンダが、いぜんとして、電力不足がもたらす熱中症死という路線のままであることをうかがわせる。 . . . 本文を読む
NHKという国家機関が大日本原発帝国のプロパガンダに専心していることは今さら言うまでもなが、現時点での彼らが採用しているのは、原発再稼働が阻まれたから電力が不足し、それが多くの災厄をもたらすというストーリーを作り上げ、不安と罪悪感をあおりつつ玄海をはじめとする原発再稼働につなげてゆく戦略だ。では、電力不足がもたらす最大の災厄は何か?それはむろん人の死である・・・ . . . 本文を読む
一回のCTスキャンで受ける放射線量をあなたはご存知ですか。答え:6.9ミリシーベルト(6,900マイクロシーベルト)。この問と答えに自動的に反応できた方がかなりいたはずだ。原発事故以来2週間、メディア、特にテレビの「解説」で、これは放射線被爆の規準としてさんざんくり返し使われてきた。そして、この6.9ミリという数値に対して、観察された放射線量がいかに少ないかが強調された。だから12日午後3時36分 . . . 本文を読む
3月26日12時のNHK総合ニュースで福島県とその周辺の放射線レベルの測定結果数値が報道された。地図上の観測点の都市に数値を貼りつけてアナウンサーが数値を読む。福島・郡山では「通常値より高いレベル」。より南の観測点で数値が「やや高いレベル」のところでは、数値を読まない。そしてどの場合にも「通常値」を言わない。
さらに、お決まりの「健康に影響の出るレベルではない」が続いたが、ここにお決まりであった . . . 本文を読む