5月30日夜のニュースでは、野田首相が『首相の責任で』大飯原発の再稼働の決断を下すべく、(仙谷つき)4大臣会議を開くという報道をしていた。ここしばらく電力不足のおどしから、「電力会社の都合」という居直りにいたるまで、なにがなんでも再稼働というがむしゃらな姿勢が露骨だった原発マフィア政府と電力会社が、ついに法治国家の正当性さえかなぐり捨てて何でもありの強硬手段に出てきている・・・ . . . 本文を読む
原発再稼働を目指すマフィアたちは、夏の電力不足という脅しをくり返している。再稼働がなければ、企業がやっていけなくなって海外移転して、失業者が増える。再稼働がなければ、燃料費がかさんで電気料金が上がる。そして、ここしばらく切り札で使われ出したのが、再稼働がなければ、人が死ぬ!というモロ肌脱ぎでドスを振りかざした恫喝である。たとえば、・・・ . . . 本文を読む
嘘一途おおいの核もまにあわず・・・というわけで、5月5日に全国の原発が停止し、日本は原発ゼロの日を迎えた。その『象徴的、歴史的な日』(愛媛)の社説を、大手全国紙から、各地の地方紙まで追ってみた。いつものように、大新聞の異様さが目立つ結果となった。 . . . 本文を読む
5月5日に日本の原発はすべてとまった。記念すべき日、新しい出発点となる歴史的な日だ。しかし、これでOKではない。原発マフィアは「いっしゅん」のすきもなく新たな再稼働の工作をしかけ、「死をもたらす電力不足」のナショナルキャンペーンを展開している。そんなとき、でかいもの、強いもの、ゴーマンなものの狂気に対抗する不屈の意志と素朴さを教えてくれるのは、やっぱりこれ!宮沢賢治もこんな有様を見たら、怒りまくっていたに違いない。 . . . 本文を読む