SONY LSPX-S2

戯休「今日はソニーのグラスサウンドスピーカー『LSPX-S2』のお話をしましょう。」
君主「確か、前に出ていたモデルについては、聴いた感じで結構気に入ったという話でしたか。」
戯休「そうそう。　LSPX-S1だったけど、ああいう聴こえ方のするシステムってのは何だかんだで好物です。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・直球とは・・・・言い難いが、な・・・・。」
戯休「個人的には変化球好きである自覚はあるけれど、悪球好きと言われることもある。　だがまぁそれもまた良し。」
君主「まぁ嫌いであることは少ないほうが楽しいとは思いますよ。」
戯休「ガチ聴きは別として考えるかれどもね・・・。　流石にそこまでは求めないし、メーカーだって目的にしていない。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あくまで・・・・『ながら』の・・・BGM用、だな・・・・。」
戯休「よくスピーカーを音像型と音場型とに分けたりするけど、こういうのは音空間型とでも言えばいいのかな。　位相だ何だの欠片もないかもしれないが、この手のでしか味わえない良さがあるってもんさぁ。」
君主「それで、これは後継機に当たるのでしょうか？」
戯休「そう思ってたけど、ところがどっこい、下位機種に当たるらしい。　LSPX-S1は併売されるそうな。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・言われてみれば・・・・小柄になった、か・・・・？」
戯休「そうなのよ。　ガラス管の径がLSPX-S1の80mmから40mmになってる分、お買い得にはなってるですよ。」
君主「そういった独自技術の部分の物量はやはり価格に如実に表れるということでしょうか。」
戯休「価格差はSPX-S1の実勢価格74000円から、45000円になってる。　ここまで来ると確かに大分お求め易い。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・影響は・・・・何がある・・・・・・？」
戯休「音の到達距離に差が出るらしい。　大きな部屋というか、置く場所と聴く場所の兼ね合いで判断すべきなんだろうね。」
君主「逆に、近くに置いて楽しむ分であれば、これでも十分なのでしょうね。」
戯休「普通の個人規模の個室であれば十分だと思うけどね。　流石にだだっ広いリビングでは厳しいかもしれんけど。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自宅視聴・・・・しなければ・・・・・判断し難い、か・・・・・？」
戯休「難しいところだね。　ならば最初からS1を選んでおけば問題ないかと思うかもしれないけど、S2には後発なだけに追加された機能もあり、それが俺にはとても魅力的だったり。　何かというと、Wi-Fi)対応によるDLNAスピーカー機能。」
君主「それはもう人によっては最初から付けてくれと言わんばかりの機能です。」
戯休「もし俺が先にS1を買っていたら・・・・泣いただろうな、うん・・・。　有線接続もあるけど、Bluetoothメインだから躊躇してたのも事実だし。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・NAS再生の・・・・・環境は・・・・あるだけにな・・・・・・。」
戯休「即ち、仮に導入すれば、その日にフル回転で扱えるという事。　マーヴェラス！」
君主「スマホやDAPからBluetooth伝送なんて、普段全く行わないからむしろ大変でしょうね、主殿の場合は。」
戯休「流行りのストリーミングについてはSpotifyのみ対応しているそうな。　ただまぁ俺はそういう訳で別段重視しないから、気にしない。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・気軽に・・・・・聴く・・・・良い手段では・・・・あるのだが、な・・・・・。」
戯休「それならばミュージックバードを再契約して、アナログミニで鳴らす手段を検討したいかなぁ・・・・。」
君主「変化球好きのような、直球好きのような・・・。」
戯休「俺自身も自分自身の評価はよく分からん。　まぁ気にすんねい。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでも・・・・敢えて・・・言うなら・・・・・？」
戯休「・・・・内角高めのボール半分外に外れたカットボール好き・・・？」
君主「言い繕うほどに正解から離れるタイプだ、この人・・・。」