戯休「今日はAVALON ACOUSTICSのスピーカー『Tesseract』のお話をしましょう。」
旗本「いや、これは・・・・何と言っていいものか・・・・。」
姫「メーカーもメーカーですし、これはもうどう間違っても主殿には縁の無いスピーカーではありませんの・・・?」
戯休「そらもう。 定価で税別4500万円ときたもんだ。 縁なんてあろう訳が無い。」
姫「ですわよね・・・。 それにしたって・・・・とんでもない高額商品ですわね・・・。」
旗本「うむ・・・。 これ以上の物もあるのだろうが、考えたくも無い・・・。」
戯休「ま、ここまで来ると音がどうこうって話じゃないわけで。 もう遠くから笑うしかないのを楽しもうというわけさぁ。」
旗本「身のある話も無理であろうな、我々では。」
姫「4500万円から“万”の字を引いても消費を考え込む主殿ですし。」
戯休「流石にその位なら決断できますけど?! 30分戴ければ・・・。」
旗本「それでもそれだけの時間を掛けねばならんとは・・・。」
戯休「いやいや、4500円を馬鹿にしちゃいけない。 それだけあればどれだけ出来るか・・・。」
姫「そんな精神状態で宝くじでも当たろうものなら、人生壊れそうですわ・・・。」
戯休「いやでも、仮に6億円当たったとして、3億円手に入るとするじゃない? それでもスピーカーに4500万円は掛けられないんじゃないかと普通に思うですよ。」
旗本「田舎なら立派に土地付一軒家が入手できる価格ではあるしな・・・。」
姫「6億円なんて夢のまた夢な話ですけど、それでさえも躊躇出来るって凄いですわね・・・。」
戯休「これを買える人ってどんなんだろうねぇ・・・・。 知りたいというより、どんな経歴の持ち主が入手出来るのやら、そこに興味はある・・・・。」
旗本「だが、冷静に考えてみると、この位かそれ以上の価格の高級車を何台も所有し乗り回しているという富豪の話は、存在のみ耳にはするな。」
戯休「ああ、確かに・・・・。 俺らが知らないだけで結構居たりするのかねぇ・・・。」
姫「・・・あの・・・やはり、身の丈に合わな過ぎる存在を語るのは、的を得ないにも程がありますわ・・・。 もうこの話は止めにしては・・・。」
戯休「いや待つんだ! 縁は無くともせめて会話する位はこなしたい!! お金の話以外だと・・・・外観! こうした超弩級スピーカーの中では、個人的に格好良い範疇じゃないかと思う。」
旗本「個人的趣味嗜好に左右されるが、主殿が好みそうではあるな・・・。」
戯休「他は・・・・ああ、もう論じるところが俺には無い・・・・。 太陽インターの説明文を読んでも最早論文だしどうにもならない・・・・。 駄目なのか・・・俺には駄目なのか?!!」
姫「悪い事は言いませんわ。 妙な恥を晒す前に、早々に退散されたほうが・・・・」
戯休「だが・・だがしかし! それでも・・・・(ブツンッ)アッ――――――――――!!!」
旗本「ぬ、いかん!! 背伸びのし過ぎで脹脛が壊滅的な被害を被っておる!!!」
姫「言わんこっちゃありませんわ!! これはあまりに世界が違う事への拒絶反応も込みですわ!! セレブ菌に対する排他運動ですわ!!」
戯休「ダ・・・・ダイジョーブ博士呼んで!! 怪我の後は結構成功率が高いのっ!!!」
姫「それは都市伝説ですわよ! 兎に角一度落ち着いて、身の丈に合った妄想をする事ですわ!! それで体内の劇薬じみたセレブ菌も排出されて症状が軽くなりますわ!!」
旗本「それも同じ種で、だ! 何かスピーカーでそういった妄想は無いのか?!」
戯休「スピーカー・・・・・シンプルな箱に入ったフルレンジの鳴り易いスピーカーが欲しいの、とか・・・・(ビチッ)ミギャ―――――――ッ!?」
姫「・・・そんな内容でもそれだとは・・・・終わってますわね・・・・・。」
戯休「ブッ・・・・・Bluetoothスピーカー・・・・・・4500円位の・・・・・・(プチッ)これでもかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!??」
旗本「現状、4500万円から“万”の字を引いても駄目であったか・・・・。」
姫「放っておいて、今日は終りましょうか・・・・。」
戯休「たぁぁぁぁすけてぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・・」
旗本「いや、これは・・・・何と言っていいものか・・・・。」
姫「メーカーもメーカーですし、これはもうどう間違っても主殿には縁の無いスピーカーではありませんの・・・?」
戯休「そらもう。 定価で税別4500万円ときたもんだ。 縁なんてあろう訳が無い。」
姫「ですわよね・・・。 それにしたって・・・・とんでもない高額商品ですわね・・・。」
旗本「うむ・・・。 これ以上の物もあるのだろうが、考えたくも無い・・・。」
戯休「ま、ここまで来ると音がどうこうって話じゃないわけで。 もう遠くから笑うしかないのを楽しもうというわけさぁ。」
旗本「身のある話も無理であろうな、我々では。」
姫「4500万円から“万”の字を引いても消費を考え込む主殿ですし。」
戯休「流石にその位なら決断できますけど?! 30分戴ければ・・・。」
旗本「それでもそれだけの時間を掛けねばならんとは・・・。」
戯休「いやいや、4500円を馬鹿にしちゃいけない。 それだけあればどれだけ出来るか・・・。」
姫「そんな精神状態で宝くじでも当たろうものなら、人生壊れそうですわ・・・。」
戯休「いやでも、仮に6億円当たったとして、3億円手に入るとするじゃない? それでもスピーカーに4500万円は掛けられないんじゃないかと普通に思うですよ。」
旗本「田舎なら立派に土地付一軒家が入手できる価格ではあるしな・・・。」
姫「6億円なんて夢のまた夢な話ですけど、それでさえも躊躇出来るって凄いですわね・・・。」
戯休「これを買える人ってどんなんだろうねぇ・・・・。 知りたいというより、どんな経歴の持ち主が入手出来るのやら、そこに興味はある・・・・。」
旗本「だが、冷静に考えてみると、この位かそれ以上の価格の高級車を何台も所有し乗り回しているという富豪の話は、存在のみ耳にはするな。」
戯休「ああ、確かに・・・・。 俺らが知らないだけで結構居たりするのかねぇ・・・。」
姫「・・・あの・・・やはり、身の丈に合わな過ぎる存在を語るのは、的を得ないにも程がありますわ・・・。 もうこの話は止めにしては・・・。」
戯休「いや待つんだ! 縁は無くともせめて会話する位はこなしたい!! お金の話以外だと・・・・外観! こうした超弩級スピーカーの中では、個人的に格好良い範疇じゃないかと思う。」
旗本「個人的趣味嗜好に左右されるが、主殿が好みそうではあるな・・・。」
戯休「他は・・・・ああ、もう論じるところが俺には無い・・・・。 太陽インターの説明文を読んでも最早論文だしどうにもならない・・・・。 駄目なのか・・・俺には駄目なのか?!!」
姫「悪い事は言いませんわ。 妙な恥を晒す前に、早々に退散されたほうが・・・・」
戯休「だが・・だがしかし! それでも・・・・(ブツンッ)アッ――――――――――!!!」
旗本「ぬ、いかん!! 背伸びのし過ぎで脹脛が壊滅的な被害を被っておる!!!」
姫「言わんこっちゃありませんわ!! これはあまりに世界が違う事への拒絶反応も込みですわ!! セレブ菌に対する排他運動ですわ!!」
戯休「ダ・・・・ダイジョーブ博士呼んで!! 怪我の後は結構成功率が高いのっ!!!」
姫「それは都市伝説ですわよ! 兎に角一度落ち着いて、身の丈に合った妄想をする事ですわ!! それで体内の劇薬じみたセレブ菌も排出されて症状が軽くなりますわ!!」
旗本「それも同じ種で、だ! 何かスピーカーでそういった妄想は無いのか?!」
戯休「スピーカー・・・・・シンプルな箱に入ったフルレンジの鳴り易いスピーカーが欲しいの、とか・・・・(ビチッ)ミギャ―――――――ッ!?」
姫「・・・そんな内容でもそれだとは・・・・終わってますわね・・・・・。」
戯休「ブッ・・・・・Bluetoothスピーカー・・・・・・4500円位の・・・・・・(プチッ)これでもかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!??」
旗本「現状、4500万円から“万”の字を引いても駄目であったか・・・・。」
姫「放っておいて、今日は終りましょうか・・・・。」
戯休「たぁぁぁぁすけてぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・・」
一般的な家屋にはまず置けないでしょうね……床の強度的な意味で。これを置くには、冗談抜きで家を建てるところから始めなければならない気がします。
そうそう、重さもとんでもないですよね。 仰るように、普通の部屋では耐えられないと思います。
運搬費とか設置費とか、そういったものも込みなのでしょうね。
まあこの価格に比べれば微々たるものとは思いますが。
オーディオセットのみならず家もとなると・・・うん、宝くじ当たった程度じゃ駄目かもしれない。
一目見る機会が有ったら、音は聴かなくてもいいんで、手を合わせて拝んでおきます。