Lehmann audio RhineLander

戯休「ああ、普通に音出ししながら音楽聞きてぇ！！」
司祭「クックック・・・・。　よく言ってる事が判らないのですがね？」
旗本「音を出すのがオーディオだろうに・・・。」
戯休「いや、姪っ子が七五三で来てるから、音出せないんだって・・・。　可哀想じゃん？」
旗本「む・・・。　確かに夜寝てる時とかは不憫ではあるな・・・・。」
司祭「当人が気にしないにしても、周りの大人は気にしますからねぇ。」
戯休「そう言う訳で、自粛ですよ。　まぁCORE-A55を小音量再生してるけどさ・・・。」
司祭「ククッ・・・・。　こういう時に、大変有難いですねぇ。」
旗本「有無。　若造達だと、どうしても一定音量まで上げねば、良い音にはならぬからな・・・。」
戯休「それに、ニアで聴いてるからってのもあるよね。　絶対的な音量は下げれるもの。」
司祭「しかし、中々音量というものは難しいものです。　小さい音量の方が良い場合も多々ありますしねぇ。」
旗本「基本的に、大音量が好きな方は大音量が適す音楽が好きなものであろう。」
戯休「そうだろうね。　俺はどちらかというと・・・・どちらでもない様な・・・？」
旗本「・・・はっきりせんか。　自分の好み位、把握せい。」
戯休「でも、あんまり大音量でも辛いし、小音量だと寂しいし・・・。」
司祭「クククッ・・・。　そこで『適正音量が好き』と言いたいのでしょうが、それこそ人それぞれというものです。」
戯休「だよね・・・。　自分がどちら側かなんて、色々なお宅で聞かせて貰っている人でないと、判断できないのかも。」
旗本「他人が良いと思っている音を聞くのは良い勉強になるというが、そういう自分と違うと感じる経験こそが最も得難きものなのだろうな。」
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戯休「さてさて、今日はレーマン・オーディオのヘッドフォンアンプ『RhineLander』のお話で。」
司祭「クックック・・・・。　レーマン・オーディオと言えば、主殿がずっと欲しがっていたヘッドフォンアンプのメーカーでしたねぇ。」
戯休「今でも欲しいと思うよ、Black Cube Linear。　結果的にプリアンプ込みを考慮してsa1.0にしたけどさ。」
旗本「まぁ先日の導入した時の事を思い出せば、その判断も決して間違ってはいない事だろうがな。」
戯休「実際、満足してるからね。　で、これだけど・・・いわゆる機能厳選の弟機って扱いらしい。」
司祭「ククッ・・・。　元々シンプルな機械という印象があったのですがね。」
戯休「よくよく見てみると、ゲインの切り替えが4段階から2段階に減ってるね。　でも、それ位かな。　機能的な面で言えば。」
旗本「ふぅむ・・・。　ある意味、ボリュームの調整で何とかなる部分ではあるしな・・・。　目立って低下しているとも思えんが。」
戯休「うん。　むしろ、切り替えで2つのRCA端子が1入力1出力と、2入力の2種類を選べる分、勝っていると思わなくも無い。」
司祭「あくまで前作の『RCA』版と比べて、ですがね。　『PRO』や『USB』と比べると、特化している物が無い分、やはり劣ると受け取れる部分もあるのでは？」
旗本「だが、意外にヘッドフォンアンプの2入力は重宝する場合が多い。　CDとアナログとかな。　そう考えれば、ワシは向上したと思えるぞ。」
戯休「でも、もう1つ、ハード的なものもある。　ヘッドフォン出力が1つに減った事。　ある意味、一番値下に貢献している部分だろうけど。」
旗本「それは聴き方次第、だな。　一概に何とも言えん。」
司祭「主殿みたいに1人で楽しむ分には問題ないでしょうがね。」
戯休「うっさい。　でも、2人でヘッドフォンで楽しみたいからとヘッドフォンアンプを買う人も居るそうだけに、重要な点なのかもしれない。」
旗本「実際、ヘッドフォンアンプ以外に出力が2つあるものはあまり覚えが無いしな。」
司祭「ククッ・・・。　さもなくば、ワイヤレスヘッドフォンの子機を増やす方法が一般的でしょうかね。」
戯休「それだと、サラウンドで楽しむなら兎も角、まだまだステレオソースの面からすれば不満も残る気がする。　その場合には不向きと言わざるを得ないのかなぁ・・・。」
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戯休「実際の音がどれだけ違うかは判らないけど、そこさえ気をつければ、大分お買い得になった気がするよ。」
司祭「しかし、今頃気が付きましたがね・・・・。　もしかしたら、Black Cube Linearでもプリアンプとして使えたのでは？」
戯休「だろうね。　出力あるし。　でも、正確に欲しかったのは『PRO』だったから、出力無いんですわ。」
旗本「ふん・・・。　まぁ今更どうこう言う様な事でもあるまい。」
戯休「そうそう。　Black Cube Linearを同じ様に使って、同じ感想を持ったかどうかなんて判らないよ。　ヘッドフォンアンプとしてなら散々視聴したけど、プリとして使った事は無いし。」
司祭「・・・そういえば・・・・冒頭の話ですが、折角のsa1.0、ヘッドフォンアンプとして使って楽しんでいれば良かったのでは？」
戯休「・・・そいつぁ盲点。」