快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

SONY SS-NA2ES

2010年08月23日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「ひひゃあ、ひょうもはふいふぇえ。」
旗本「ぬぅ・・・。 何とも気の抜けた声を出しよってからに・・・。」
司祭「気というか、空気というか・・・。 何でも、歯の治療に行ったところ、麻酔が中々抜けないそうでして。」
旗本「麻酔というのであれば仕方があるまい。 よもや痛む方がマシなどとは思わぬであろうしな。」
戯休「ほへ、へっほうはふいはふへひふひはいひふはんはほへ。」
旗本「ええい!! 喋るな! 返って判り難いわ!!」
司祭「意訳をすれば、『俺、結構麻酔が抜け難い体質なんだよね』となりますか。 ま、簡単に抜けて術中に痛くなるよりはマシですが。」
戯休「は、ほへへもふはひ、ほはふへはひふふほひへひはほひに・・・」
旗本「だから、訳が判らぬから黙っておれ!」
司祭「クックック・・・。 これは旗本殿と私で今日は乗り切るしかありませんねぇ。」
旗本「ぬぅ、お主とか・・・。 一応回復を待った方が・・・」
戯休「!!?・・・・・・・ぬごぉーーーーっ?!・・・・・・・ぬぐぉうぁおーーーー!!!!!?」
旗本「何事だ??!!」
司祭「ククッ・・・・。 痛み止めの効果が切れたみたいですねぇ。 何でも、今日は痛み止めを飲んでいても痛みが襲ってくるとか。」
戯休「ふご・・・・ふごぉぉぉぉぉぉっ!!」
旗本「・・・・致し方あるまい・・・。 このままでは先に進めぬからな・・・。」
司祭「喧しいのは好ましくないのですけどねぇ。 仕方がありませんか。」



司祭「さて、御題ですが・・・・メモ書きによると、ソニーのフロア型スピーカー『SS-NA2ES』のお話をする予定だったみたいですよ。」
旗本「ほう、ソニーのスピーカーか・・・。 ついぞ取上げた記憶が無いな。」
司祭「実際には『Sountina NSA-PF1』を取上げた気もしますがね。 それ以外は確かに・・・。」
旗本「とはいえ、公爵の奴もそうした出自と経歴だからな。 あまり知らぬ存ぜぬというわけにはいかぬがな。」
司祭「一昔前からすれば明らかに少数ですしねぇ。 以前よりソニーのスピーカーを愛でていた方々からすれば、寂しい事だったでしょうねぇ。」
旗本「だが、一番物足りぬのは、その数ではなく層だな。 どうにも安価な層と高級な層の両極端なのがワシには不満だ。」
司祭「そうですねぇ。 発売している層でどれも評判が宜しいのは流石とは思いますがね。」
旗本「もう少し中級機の層も重視してもいいと思うのだがな・・・。」
司祭「クックック・・・。 今回これを取上げるのも、そうした考えを主殿も持っていたからでしょうねぇ。 このSS-NA2ESは定価にしてペアで約40万円の価格設定になっています。」
旗本「ほう・・・。 確かにその辺りこそ空洞化していた部分だな。 何よりな事だ。 それで、特色は何なのだ?」
司祭「『I-ARRAY System』等の技術的な特色はありますがね。 私見としてはそれほど無いかと思っていますよ、ええ。」
旗本「ぬぅ。 それではあまり良くない響きに聞こえるが・・・。」
戯休「ほへほほうほほう。 ほへほひへはへーはーふひひーふほほほほほのははふへひふへふほ・・・・・・ゲフゥッ??!!」
旗本「・・・・口を出そうとする根性は認めるが、自爆するなら大人しくしておれ・・・・。 で、その私見を聞こうか。」
司祭「どうも主殿も今言いたかったみたいですが・・・普通にARシリーズの音を極力お求め安くしたものと思えば、特色といったものは必要ないと思うのですよ。」
旗本「有無、それなら判る話だな。 元々そのARシリーズ自体の評価は高いものの、気軽に購入出来るものではなかっただけに、その傾向であるなら特別な点も不要よな。」
司祭「そうだと予想するのもこちらの勝手な予想ではありますが。 思想を受け継ぎ、同じ様に作ったところで違う音になるのは、常ですしねぇ。 ククククッ・・・・。」
旗本「だが、そう期待をしてしまうのも当然と思うが。 流石に同等とまでは及ばずとも、それなりに近づければ大したものではないか。」
戯休「い・・・いは、ふひほほっほはへふひひはんはへへ・・・・・・・・・ゲヴォアッ!!!!?」
旗本「・・・既に忠告は済ませておいたぞ。 己の愚かさを恨め。 で、何と言っていたのだ?」
司祭「・・・通訳と思われるのも心外ですがねぇ・・。 まぁ良いでしょう。 主殿としては、むしろもっと前向きに考えてみたいそうですよ。 甘々ですがねぇ、本当に。」
旗本「前向きとな・・・。 何だかんだ言って、例え似た傾向であれども、ここまで価格差があれば大なり小なり落ちてしまうのは仕方が無い事なのもまた真理とも言えると思うが。」
司祭「今回と同様に考える訳には勿論いきませんが、そのARシリーズでは上位機AR1よりもむしろAR2の方が支持されている傾向があるのが頭に残っているのでしょうねぇ。」
旗本「AR2の方が小型なのであったな。 無論価格も安くなっているのであろうが。」
司祭「スケール感は若干後退するものの、他の面ではむしろまとまりが良くなり、優れた音を出すそうです。」
旗本「ほう。 では、今回も更に小型化されたのか?」
司祭「いえ、外形寸法もユニット口径もさして変りませんよ。 ですから同様と考えられないのですが、価格や作りが多少安価な方向に変ったにせよ、作り込みでどうとでもなるという事を言いたいのでしょうねぇ。」
旗本「難しい話よな・・・。 ARシリーズに順ずる音も期待する、しかしどうせそれなりに違うのであればより良い物としても期待したい、か・・・。」
司祭「何にせよ、魅力的であるならどうでも良いのですがね。 現在、ミドルクラス以上のスピーカーの国内外比率は散々ですしねぇ。 出来れば一石を投じていただきたいものです、」
旗本「有無。 国内製のスピーカーはつまらないといった評価こそ、最も悲しむべき事であろうしな。」
司祭「大メーカーでは出来ないモノ作りが持て囃されるご時勢ですが、大メーカーでなくては出来ないモノもあるでしょう。 それらこそ、皆さんお待ちかねと思いますよ、ええ。」


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