TIMEDOMAIN Ceramic 華 TC-1

戯休「今日はタイムドメインのスピーカーシステム『Ceramic 華 TC-1』のお話をしましょう。」
姫「まあまあ♪　理論を用いた他社製ではなく、本家本元の新作ですのね。」
戯休「実際のところFacebookでは結構前からお目見えはしてて、先行して申し込んだ人に回してたそうで。」
旗本「つまり、ようやくその方々への納入が終わって、本格的に流通し出すという事か。」
戯休「そういうことになるのかな・・・。　まぁそこでそのまま幻の機種にならず、そうなってくれたことは誠にめでたく有難いことですよ。」
姫「でも・・・ちょっと見た感じでは、さっきも話に出した他社製みたく思えますわね？　Yoshii9の小型版というか・・・。」
戯休「最大の特徴は陶器製ということだね。　スピーカーも付属のアンプも。箱は陶器で出来てる。」
旗本「ほう。　してそれは効果が見込めるものなのか？」
戯休「そうらしい。　聴いたことないから分からないけど。」
姫「・・・大体この場ではそういう結論に至りますわよね・・・。」
戯休「検索にヒットはするけど役に立たないサイトだからね、ここ・・・。　今に始まったことじゃないから今更気にしないけども。」
旗本「では、その効果的と言う話はどこから拾ってきたのだ？」
戯休「さっきも言った通りのFacebookだよ。　社長本人の投稿と、それに付随するコメントで。」
姫「・・・・信頼出来ますの、それ？」
戯休「鵜呑みにするのは流石に脆弱と言わざるを得ない気はするけどね・・・。　作った人は勿論それが良いと思って作るわけだし、聴かずに飛び込む人はある意味信者的な面も持っているだろうし。」
旗本「それでも信じるというのか？」
戯休「これは聴いたことないけどYoshii9はあるし、その上でこれはこれで凄いと思ったのは事実だし、その上でそこまで絶賛するのであれば・・・・興味は湧くよね。」
姫「実績からの信用・信頼というやつですわね・・・。」
戯休「土建屋だって、大学出て数年で一級建築士取った人より、実務経験10年以上の人のほうが信用できる。　世の中大体そんなもんだよ。　書面でしか判断をしようとしない人だけがそういうのに踊らされるのさ・・・。」
旗本「・・・言っていて自分に刺さっておらぬか？」
戯休「ブスブスグサグサと刺さりまくってます・・・・。」
姫「マゾいですわね、本当に・・・。」
戯休「ちなみに価格はアンプ込みで税抜15万円。　面白いもんで、最初それをFacebookで見た時は安いと思ったもんだよ・・・。」
旗本「・・・普段の言動からは考えつかぬ感想だな・・。」
戯休「いやだってほら、それまでずっと凄い凄いと自画自賛されてて、本体も陶器製で、しかも完成に2か月かかるとか、高価な香りしかしないじゃないの。」
姫「思いっきり狙い通りに踊らされた感じですわね。」
戯休「少なくとも、俺が大嫌いというティザーサイトにやられちゃう人はこういう心境だったのかと実感したり。」
旗本「分かって踊らされている分には問題ないのだがな・・・。」
戯休「でも、良いよねぇ・・・・。　案外聴く機会があったら本気で考えてしまうかもしれない・・・・。」
姫「そんなにですの？」
戯休「こう言ったら逆に怒られるけど、部屋の中でリラックスして聴くには素晴らしいよ、このシリーズは。　眉間にしわ寄せて聴いたり、小難しいオフ会用途には不向きだけど、それをしようとする人のほうがずっとニッチだし。」
旗本「その意味では下手な物より余程一般向きとは言えるか・・・。」
戯休「とはいえ15万円だからね・・・。　その価格帯迄でも世の中素晴らしい物が溢れてるだけに、中々難しいとは思うけど。」
姫「この先縁があるかどうか楽しみですわね。　あったとして、主殿の場合は本人が絶望して、傍目には大笑いできそうな末路が目に浮かびますけど。」
戯休「その心を聞こうか。」
旗本「うっかり倒して割りそうではないか。」
戯休「すっっっっっげぇ俺やりそうな！！！！！」