コルグのAudioGateで遊んでみたい

戯休「コルグの『AudioGate』がフリーソフトになったそうだね。」
姫「その様ですわね。　ですけど、主殿にはほとんど関係無いソフトではありませんの？」
魔女「確かDSDを扱うソフトだろう？　録音に縁が無いんだから、そりゃあそうだろうさ。」
戯休「いやいや、そうとも言い切れないよ。　DSDで配信している所もあるそうだし、それに無料で貰えるのであれば、色々と遊べそうでもあるじゃない。」
魔女「だから、その基になるDSDファイルが無ければ関係無いんじゃないのかい？」
戯休「改めて見てみると、ファイル・フォーマット・コンバータ機能がある。　つまりDSDを含めて、色々なフォーマットとの互換があるわけで。」
姫「手持ちのファイルがあれば、それをDSDフォーマットに換える事も可能という事ですのね・・・。」
戯休「加えて、DSDディスクの作成まで出来るとあれば、本当に無料で良いのかと聞きたくなる位。」
魔女「へぇ？　そいつは確かに面白そうじゃないさ。　自炊が出来るってんなら悪くない話だねぇ。」
戯休「そこで、CDからリッピングしたファイルを192/24にアップサンプリングした物をDSD変換した物を自炊できるんだろうか、と思った次第。」
魔女「そいつは何とも・・・・ややこしい話だねぇ・・・・。」
姫「旗本殿であれば、頭から煙が上がりそうですわね・・・・。」
戯休「それが出来るなら、興味があるんだけどね。　どうなんだろう。」
魔女「でもさ、そうする事でどんなメリットがあるんだい？　192/24にするだけでもそれなりの効果があるとは言ってたけど、更に手を加えたところでそんなに変るもんかい？」
戯休「DSDディスクを作るって事は、SACDを作るのと同義だよ。　現にソニーのSACDプレーヤーやPS3での再生が確認されてるらしい。」
姫「まあまあ♪　つまり、侍様の活躍の場が増えると言う事ですのね？　早くやりましょう直ぐにやりましょう即時やりましょう瞬く間にやりましょう・・・・・」
戯休「・・・ああ、『やりましょう』はNGワードな。　どこぞのエロハゲ思い出すから。　64Kbpsが許されるのはISDNだけだよ？」
魔女「・・・とりあえずスルーしとくよ・・・・。　話は判ったけど、果たして本当に音質向上が望めるかってのも疑問じゃないかい？　ハイサンプリングファイルがあったとして、DSで再生するから良いって事もあるんだろう？」
姫「それは・・・そうですわね。　普通にCDをリッピングした44.1/16ファイルの音であっても同等以上の音であるからこそ普及もしているのですし・・・。」
戯休「俺の場合、DSはDSでもMajik DS-Iだからね。　たとえ不利な条件であっても、もしかしたらSACDプレーヤーで再生した方が良いかもしれない。」
魔女「何だかんだであのド阿呆、機器的には結構なもんだしねぇ・・・・。　それも有り得ないわけじゃない、か。」
姫「そうですわ！　侍様はやれば出来る子ですわ！」
戯休「いや、子じゃねぇし。　それはさておき、そうする事でCDを普通に再生するよりも、SACDモドキを自炊する方が良いのなら・・・これは興味あるじゃない。」
姫「私も賛同いたしますわ。　ここは少々手間が掛かっても、主殿には粉骨砕身頑張っていただきたいですわ。」
魔女「あ、でもさ。　もしかしたらだけど、一度192/24に変換する手間は要らないかもしれないねぇ。」
戯休「ああ、それは言いながら俺も思った。　結局DSDにする時に再度変換するなら、要らぬ工程かもしれない。」
姫「そこを省けるのであれば、かなり楽ですわね・・・。　踏む工程が違えば完成した物が違う事は道理ですし、これはやってみてのお楽しみですわね。」
戯休「うーん・・・。　これで好結果が出るのなら、マスタークロック導入も本気で検討したいんだけど・・・。」
魔女「そういや、昔導入するだしないだ言って、結局しなかったねぇ。」
戯休「SACDを楽しんでるのは確かだけど、それでも気軽にDSで聴いてたり、映像ソフトもBD寄りになったりしてるから、このままする事は無いかと思ってたけど。」
姫「何だかんだで、現在快聴亭で最も多いメディアはDVDですのよ？　それらを長く楽しく愛でる為に、そうした増強は不可欠だと思いますわ！！」
戯休「・・・目を血走らせながら言われても困るが。　まぁゆっくり検討するよ。」
魔女「何だい。　無料だ何だと騒いでおきながら、それかい。　さっさと試してみれば良いじゃないさ。」
戯休「いや・・・世の中、無料程怖い物は無い。　そこまで人生甘くないよ。　コルグの商品を買わずに無料で手に入れる為には、それはもう恐ろしい代償が・・・！！」
魔女「・・・言ってみなよ。　何なら一緒に対策だって考えてやるさね。」
戯休「・・・ありがとう。　で、その条件とは・・・・有効なTwitterアカウントが必要という事！！！」
姫「・・・えーと・・・・要は、Twitterをしていればよろしいと・・・そういう事ですの・・・？」
戯休「・・・そうなんだよそうなんだよ・・・・ああ、何て恐ろしい・・・！！　あの失言製造直売所にして、メガトン級の自爆場・・・火に落とす油は毎日が一粒万倍日のTwitter・・・・嫌だ・・・俺は嫌だぁっ！！！」
魔女「ま、Twitter嫌いは今に始まった事じゃないし、どうこう言うつもりはないけどねぇ・・・。」
姫「アカウントを持っていたって行わなければ良いのですし・・・別に構わないのではありませんの？」
戯休「ううううう・・・・・何という条件を設定してくれるんだ・・・・！！　まだ有料の方が迷わなかったかもしれない・・・！！」
姫「では、諦めますの？」
戯休「・・・それも嫌だなぁ・・・・。　道楽としてはとても魅力的だし・・・・。」
魔女「どっちだい、全く。」
戯休「うーわ、めがっさ迷う・・・。　これはもうお金が掛からない以上、それこそプライドと欲望の戦いだわ・・・・。」