SONY PRS-T3S

執事「はて？　主殿が大分グロッキーな様子ですな・・・。　そろそろ更新する予定の時間では？」
女王「何だか今日は仕事で色々あり過ぎて、気力が無いそうです。　私達にこの場は任せるそうですよ。」
旗本「ふん。　愚痴をたらたら聞くよりは気が楽というものよ。　それで、お題は何なのだ？」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ソニーの・・・・電子書籍端末・・・・『PRS-T3S』だ・・・そうだ・・・・。」
公爵「ほうほう。　ソニーの電子書籍端末というと、電子ペーパーを使用しているやつだったねぇ。」
魔女「あれだけ電子ペーパー電子ペーパー騒いでいながら結局買っていないんだよねぇ。　ま、よくある話だけどさ。」
女王「見た感じ、完全な新型というよりは刷新の様な感じですね。　どの辺が違うのでしょうか・・・。」
公爵「どれどれ・・・・ふんふん。　画面の大きさは変わらないみたいだけど、高解像度化したみたいだねぇ。　600×800から758×1024になったそうだよ。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僅かな様だが・・・・・馬鹿にならぬ・・・数字だ・・・・。」
執事「画面自体の大きさと、そもそもの解像度からの割合からすればそうなるでしょうな。」
魔女「本体自体の大きさも小さくなったみたいじゃないさ。　カバーを使った際の重量なんかも相当軽くなるってさ。」
旗本「小さい端末だからこそ、そうした面での研鑽は続けて欲しいものよ。　それが形になり、何よりよな。」
執事「パワーチャージ機能というのもあるそうですぞ。　3分充電すれば、400ページ程度は閲覧出来るみたいですな。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・低電力の・・・・・電子ペーパー・・・・ならではだな・・・。」
公爵「うんうん。　基本的に使う電力というのはめくる時だからねぇ。　どこぞの主殿みたいなうっかりさんには助かる機能だよ、うん。」
魔女「出掛ける前の日になって慌てて充電してるからねぇ、そのどこぞの主殿さんは。」
旗本「・・・向こうで追い打ちかけられる様にビクンビクンしてるからその辺にしておいてやれ・・・・。」
女王「それと、リフレッシュについても改善されたそうですよ。　通常は15ページ毎に1回のリフレッシュが必要だったそうですが、今回のは連続最大4時間に1回で済むのだとか。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・凄いとは・・・・思うが・・・・・判り難くは・・・・あるな・・・・。」
公爵「確かに確かに。　勿論大幅に改善しているのは判るのだけれども、幾分比較する為の数値が違う内容だからねぇ。」
旗本「片や時間、片やページ数だからな・・・。　極端な話だが、例えば10ページを4時間掛けて読んだ場合はどうなるのか・・・。」
女王「4時間以内であれば何ページでも大丈夫なのか、という事もありますね。　自動で行ってくれるでしょうから気にする事は無いのですが・・・。」
魔女「一昔前は、リフレッシュが落ち着かないって理由で電子ペーパーを嫌う人だっていたんだ。　そう考えれば相当改善してる事は間違いないんだけどねぇ。」
執事「まぁあくまでどうなんだろうというレベルの話ですな。　歯牙にもかけられますまいて。」
旗本「それにしても、だ・・・。　この価格は魅力的ではある。　一台1万円程度だそうだな。」
執事「やはり純正のカバーは欲しいところなだけに、ライト無しで約3千円、付いていても約5千円の追加出費は致し方なしではありますがな。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・読むしか・・・出来ぬが・・・・・読むに・・・関しては・・・・魅力だな・・・・・。」
女王「この程度の大きさに重さと思えば、タブレット端末とは別に持ち歩いてもそう苦にはならないでしょうしね。　併用もありかと思います。」
公爵「画面がこれでも小さいとか、カラーで観たい本があるとか、そういう場合は仕方が無いけどもねぇ。」
魔女「ま、タブレットのライバル的に思えたのも今は昔、ここに至っては似て非なる仲間みたいなもんさね。　こっちはこっちで栄えて欲しいもんだねぇ。」