戯休「ああ、今週末は資格の試験だねぇ・・・。 同業者の該当する方々、お互い頑張りませう。」
執事「おお、建築士ですな。 今年もご苦労様ですな。」
戯休「いや、今年は土木を受けるわ。 どっちも勝率は微妙だけど、ね。」
修道女「でも、今のご時勢は資格は取っておいた方が良いですよ?」
侍「そうですよ。 あっても働けるわけじゃありませんけど、無いよりはずっと有利ですからね。」
戯休「・・・・・人を無職の様に言うな。 ・・・・まぁ確かに言ってる事は合ってるわな。 出来るだけやってみるさ。」
司祭「ククッ・・・。 更新している時間も惜しまなくて良いのですか?」
戯休「・・・それも正論ではあるけどな。 触れないでくれ。 それじゃあ今日はゲームの話にするか。」
一同「ええっ!?」
戯休「・・・何? 何故驚く?」
君主「てっきりYGアコースティックスの「Anat Reference Professional」かと思ってましたが・・。」
修道女「私、昼間に一生懸命予習していたんです・・・。 今日こそは普通に会話に加わりたいなって・・・。」
姫「そうですわ。 もう間違いないと思って、一生懸命ネタ帖まで作りましたのに・・・・。」
戯休「・・・ネタ? ・・・・いや、そんな事言われても・・・・。」
公爵「いやいや、切ない、切ないよ? スピーカー繋がりで、今日は私がお邪魔してるのに、ねぇ?」
司祭「ククッ・・・・。 ままなりませんねぇ・・・。 不条理に心が痛みますよ?」
侍「・・・・・・・・あんたのは嘘くさいが。」
執事「しかし、正直驚きましたな。 外身も中身も主殿のストライクゾーン、ど真ん中だと思いましたが。」
戯休「いや、そりゃあそうなんだけど・・・・。 何せ、最廉価のメインモジュールだけでも購入できないような経済事情なもんで・・。」
君主「確かに、メインモジュールだけでも実売価格は私の倍はしそうですが・・・。」
戯休「それがあんた、あんなデカイ袴が付いて約一千万円ですぞ? とてもじゃないけど、ねぇ?」
公爵「ふむ。 確かに現実味が無いかもしれない・・・。 一千万も使えるなら、他の用途だって考えてしまうよねぇ。」
修道女「世界一周・豪華客船の旅とか・・・、素敵ですね・・・・。」
執事「いやいや、国宝・重文級の焼物も良いですぞ?」
侍「それだったら、きちんと手順を踏んで、美術品登録してある名刀も買えるよなぁ・・・。」
君主「高級車もフル装備で買えるぞ。」
司祭「クックック・・・・。 我等が大いなる神、ポカパマズ様の祭壇を新設しましょう。」
戯休「・・・・・妄想暴発状態だな・・・。 でも一千万か・・・・。 あんまり『取らぬ狸の皮算用』は好きじゃないからあんまり考えた事無いけど・・・。 確か快聴亭の二件隣は一千万で建てた家だ、って広告に載ってたな・・・。」
執事「ほう、今では一千万円で新築一戸建てが手に入るのですか!」
戯休「ああ、勿論土地別だけど。 そう考えると、確かに山梨県じゃマンション買うよりは一戸建てを建てる方が安いって言われるよ。」
公爵「はっはっは。 しかし県内では結構分譲マンションが建っているみたいじゃないか? その伝説も終わったんじゃないのかい?」
戯休「いや、皆一斉にやり始めたもんだから、需要の方が少なくなってね。 場所によっては埋まってないそうだわ。」
君主「2・3千万出す位ならと考え始めてるんでしょうか。」
侍「・・・・純粋にまだ景気が回復しきってないからじゃないのか? 若いのにはとてもじゃないって。」
姫「そういえば、若い人の中には近所付き合いが嫌でマンションにする方もいらっしゃるようですわ。」
修道女「マンションだからって、しなくて良いわけでもないような気がしますけど・・・。」
戯休「オーディオ好きにはやっぱりマンションって聞くと、不利に聞こえちゃうな。 最も、そんな中でも創意工夫で素晴らしく良い音を出したり、惚れ惚れするような空間を作っている人も沢山居るから頭が下がるんだけどね。」
公爵「主殿も建築を生業とする人間の端くれとして、そういった工夫が気になってしまうんだね?」
戯休「そりゃあなるさ。 自分がするわけじゃないけど、ホームシアター系の雑誌はそれが見たくて買っちゃうもの。」
司祭「ククッ・・。 現実の快聴亭もどちらかといえばリビングシアター系ですからね?」
侍「オーディオだけの為に部屋の全てを使えないからなぁ・・・。」
戯休「だからってリフォーム出来る訳でも、ましてや建て直せる訳が無い。 だってお金が無いんだもん♪」
君主「いや、楽しそうに言うことでは無いと思いますが・・・。」
戯休「話をぐーんと戻すけど、例えこのスピーカーを買えた所で、今の快聴亭内では宝の持ち腐れ。 それどころか遥かに廉価なスピーカーより酷い音が出るんじゃないか?」
修道女「えーと・・・、ルームアコースティックとかいうものですか?」
戯休「そう。 物凄く語弊がある上に理屈の順番も全く違う事を承知で言わせて貰えば・・・・、『部屋もオーディオの一部』な訳だ。 直接接しているかいないかだけで、エンクロージャーの一種だろうさ。 何せ、音を受けて、吸収して、反射させて・・・。 そう思ってしまうのも無理は無くない?」
侍「でも逆に部屋を調整すれば、このスピーカーでも鳴らしきれるんじゃないですか?」
戯休「並大抵じゃないとは思うけど、出来るかもしれない。 でもそれは結局、これだけの大型機の良い所も殺していくことだと思う。 何とかバランスを取っていって、調整して、気が付いたらその音はメインモジュールに毛が生えた程度にまでなっているかも知れない。」
姫「難しいのですね・・・。 私達はまだ、部屋に入れれば勝負が出来ますが・・・・。」
戯休「正直、快聴亭の大きさでは君主でも大きい。 もっと小型の、トールボーイの方が良い音が出るかもしれないな。」
君主「・・・・・・そうですか・・。」
戯休「だからといって、そうする気は微塵も無いけど。 君主を変える時は、手を打ちつくして、それでも尚満足できなくなって初めて考えるさ。」
侍「まあ、お前が一番長く居ることになるとは思うぞ、君主。 俺等と違って規格だ新方式だ、何て事には関係ないんだからな。」
公爵「そうともそうとも。 でなければ、私とてまだ半現役で居られるわけがないからね。」
君主「・・・判ってますよ。 実際、まだまだ手を加えてもらいたいところは一杯ありますからね。」
司祭「何だかまとまったようですが、結局このスピーカーに対するコメントはどうします?」
戯休「コメントってもなぁ・・・。 凄いスピーカーだろうとは思うし・・・。 敢えて言えばメインモジュールが高すぎないか? とは思うけど。」
修道女「座高の高い椅子が必要そうですね・・・。」
戯休「ツイーターの位置まで耳を持っていかなきゃとまでは言わないけど、大変そうだなぁ。」
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