佐々木まゆみのよりあいnet

日々の暮らしの気になるあれこれ

住民による住民のための地域づくり

2014-10-20 01:12:35 | 暮らし
友人5人ほどで集まったときに、
それぞれが住んでいる町内の話題になりました。

「今の町内に住んで2年以上になるけど、
 いまだに集会場がどこにあるのか知らない」
「町内会長にあたった年に、初めて集会場ができ
 みんなに場所を知ってもらうためにバザーをやったら
 手伝ってくれた高齢の方にとても喜ばれた」
「町内会の役にあたると、配食サービスの注文や配達も担当する」
「隣が地域福祉センターなので、お風呂もあって
 高齢の方たちは、楽しみにして行っている」
「町内に中学生の子どもが2人いるだけなので
 大人ばかりの地蔵盆をやっている」 などなど。

当たり前だけど、住んでいる地域によってずいぶん違います。

わたしは、今住んでいる町内に越してきて2年が過ぎました。
近くの公園は、遊ぶ子どももいないせいか、草ぼうぼうの状態です。
高齢の方が多く、顔を合わす機会は、
ゴミ出しのときくらいしかありませんが
それでも、少しずつ挨拶できる人が増えました。

今日は、学区福祉委員会による福祉バザーをのぞきに
近くのふれあいセンターへ行ってきました。
近所で見かける方も福祉委員さんとして活動されているのか
揃いのスタッフジャンバーで売っておられました。

学区福祉委員会は、市内にある22の小学校区ごとにつくられた
地域福祉推進のための住民組織です。
すべての小学校区にあり、福祉委員さんの数は、
平成22年10月現在で、約1,800人だそうです。
地域での一人暮らし老人の見守りや訪問活動、
地元小学校との交流事業など、多彩な事業をされています。

地域で活動する多くの方たちの姿を見ると
何だか少し安心します。
それはきっと、何かあったら
「助けて」と言えるかもしれないという
安心感なのかもしれません。

そして、住民の視点でとらえた地域の問題を
自ら動くことによって解決しようとする気持ちが
いきいきとした表情をとおして
伝わってくるからかもしれません。

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