佐々木まゆみのよりあいnet

日々の暮らしの気になるあれこれ

通信4号、作成中

2014-12-29 22:29:37 | つぶやき


今年も残すところ、あと2日となりました。

大掃除をする間もなく
「まちづくり通信」4号をつくるため、作業中です。

以前、「うじ パワフル ウィミン」というグループで
仲間たちと発行していたニューズレターは
10年ほどで100号を超えました。

その時のことを懐かしく思い出しながら
通信の編集作業をしています。

気がつけば、いつの間にか新年になっていた
そんな年越しになりそうな気がします。





一人ひとりの声が届くまちに

2014-12-29 02:29:08 | まちのこと
暮らしのなかで気づいたことや
もっと暮らしやすいまちにするために
わたしなりに考えたことをブログに書いています。

ブログの内容の一部を
「佐々木まゆみのまちづくり通信」として発行し
知り合いの方たちにも協力してもらい
市内のあちこちに配布しています。
今、お届けしているのは3号です。

先日、「まちづくり通信 拝見しました」
というFAXが届きました。
通信を発行してはじめて届いたFAXなので
とてもうれしかったです。

通信に掲載していた
地域に出向く「移動市役所」の実施について
「提案に賛同します」という言葉とともに
ご自身の地域の交通の不便さの現状や
高齢になったときの不安を書かれていました。

今は何とかなっているけど
10年後は、20年後はと考えると
安心して暮らし続けるために必要なものが
まだまだたくさんあります。

わたしは、自分が住んでいるまちを
一人ひとりの声が届くまちにするために
当事者でないとわからないこと
その地域でないと見えてこないものを
少しでも多くの人に伝えたいと思います。

読んでもらえているのだろうかと心配しながらも
ポスティングを続けていましたが
FAXが届いたことが、とても励みになりました。

「まちづくり通信」が届いたら
ぜひ、読んでみてください。
そして、あなたの声も届けてください。


1日遅れのあったかクリスマス

2014-12-27 01:39:56 | 暮らし
ゆめハウスさんの
一日遅れのクリスマス会に行きました。

みんなが腕を振るったご馳走をいっぱい食べて
アップルパイやケーキに
ヒロさんがいれる大豆コーヒー。
何を食べてもおいしいので
ここに来ると、いつも食べすぎてしまいます。

ゆめハウスは、障がいがある人が
地域で安心して、当たり前に暮らせる社会をめざし
就労継続支援B型事業として運営されています。

お菓子づくり、編み物やビーズ製品の制作、
福祉会館などの清掃、
毎週金曜日のゆめランチの提供
さまざまなイベントでの出前カフェなど
いつもとても忙しそうです。

そして、地域の人をはじめ
いろんな人が出入りして
いつも笑い声がたえません。

そんなゆめハウスは、わたしにとって
どんな時でもほっこりできる
とても大切な場所。

クリスマス会では
オカリナ、一五一会(ギターと三線を合わせたような楽器)、
サックス、ハープ、得意な楽器を演奏したり
とっても面白い朗読劇に笑い転げたり
みんなでつくった「ゆめハウスの歌」を歌ったり
楽しくて、あったかい時間を過ごしました。

わたしも、歌をうたいました。
「上を向いて歩こう」の替え歌です。

 ♪「前を向いて歩こう
   涙がこぼれてもいいじゃないか
   泣きながら歩く
   ひとりぼっちじゃなかった夜

   しあわせは 空の上にはないよ
   しあわせは この胸の中に」

ゆめハウスは、この歌のように
わたしに前に進む力をくれる場所です。

イザというとき頼りになる子育て支援

2014-12-22 00:08:06 | ジェンダー
友人の子どもがインフルエンザに罹りました。
どうしても仕事を休めないときには
近所のファミサポさんにお願いしているそうです。

ファミリー・サポート・センター事業は、
10歳までの子どもがいる育児の援助を受けたい人と
援助したい人を会員とする相互援助活動で
全国738市区町村で実施されています。

宇治市は25年度で依頼会員数が1,323人に対し
援助会員数が138人、依頼も援助もする両方会員数は39人です。

ホームページで調べてみて
宿泊も対応していると、はじめて知りました。
日ごろから顔見知りの近所の方が援助会員だと
安心ですし、何より近いと便利です。

病児保育を行っている医療機関は
市内に2か所ありますが
2か所合わせて定員が14人では
すぐに予約でいっぱいになり
なかなか利用できないのも無理はありません。

以前、日本経済新聞の記事に
子どもがいる専業主婦の86.2%が
「働きたい」と考えているという
アンケート結果が出ていました。
そして、働きたいと思っている人の93.7%が
仕事を辞めてから時間がたっていることや
育児との両立に対して不安を持っているという回答でした。

子どもがいれば、急な病気や
予想できないことが起こって当たり前。
どうしても急には休めないとき
安心して子どもをあずけられる場所が
もっともっと必要です。
イザというときに頼りになる支援メニューがあれば
子どもがいても働くことに対する不安は
すっと軽減されます。

「中学校区にひとつは病児保育がほしい」
というのが、友人の意見でした。
わたしも同感です。
















12月議会傍聴記 その2

2014-12-17 21:46:43 | 政治
今日は雪が降りました。

今日は一般質問の最終日。
まだ一度も議会傍聴をしたことがないという
友人と一緒に、昼から行きました。

傍聴する際に氏名を記入する受付台に
今日登壇した中のひとりの議員の資料が
傍聴者のためにも用意されていました。
資料が手元にあると、質問内容が
とてもわかりやすくてよかったです。

質問のひとつとしてあがった
正規職員と非常勤職員の格差是正は
わたし自身、14年間非常勤で働いていたときずっと
何とかしてほしいと思っていた問題です。

配布された資料によると
平成25年4月1日現在の職員数は
正職員1,416人に対し、非常勤職員は598人。
これほど多くの非常勤職員が働いているにもかかわらず
職員数として公表されるのは、いつも正職員数だけです。

わたしは以前、情報公開請求をして
非常勤職員数を調べたことがありました。
同じように行政の仕事に携わっているのに
どこへも数が出ないということが
見えない存在にされているようで
とても腹立たしかったし、悲しかったからです。

資料には、年収比較のデータもありました。
正職員の平均年収524万円に比べ
非常勤職員は243万円で正職員の約46%。
歴然とした差があります。
そして、非常勤職員の多くが女性です。
低賃金、そして1年雇用の更新を重ねるという
とても不安定な働き方です。

わたし自身、今年の3月まで非常勤職員として働きました。
やりがいがあり、大好きな仕事でしたが
正職員より半日だけ少ない週4日半の勤務を
14年間続けていたにもかかわらず
「非常勤」と呼ばれることに納得できませんでした。

行政改革で職員の削減が
数値目標としてあげられていますが
その一方で、どこへも数字すらあげられない
非常勤職員が年々増加しています。

非正規雇用の働き方が大きな問題となっているなかで
行政自らが「官製ワーキングプア」と呼ばれる
非常勤職員の待遇改善をしていかなければなりません。
でないと、「行政ですら人件費節減のために
非正規をふやしているのだから」と、いい見本にされます。
規範を示すのが、行政の役目ではないですか。

一緒に行った友人の初傍聴の感想は
「おもしろかったー!」でした。
「傍聴ツアーをやろうかな」なんて言ってます。












12月議会傍聴記 その1

2014-12-17 03:22:42 | 政治
寒さが厳しくて、肩が凝ります。

今日は、12月定例会の一般質問の一日目。
雨のなか、傍聴行ってきました。

今回の一般質問は3日間で、
28人中15人の議員が行う予定です。

4名の質問を傍聴しましたが
なかでも興味深かったのは
採択された請願への対応についての質問でした。

請願は憲法16条で定められている権利で
誰でも直接、議会に意見を届けることができます。
請願法の第5条は「誠実に対処しなければならない」とあり
第6条では、「請願をしたために
いかなる差別待遇も受けない」とあります。

過去3年間で17件の請願が出され
そのうち11件が採択され
その中の7件は全会一致での採択。
宇治市に対するものは5件あったそうです。

市民の願いとして届けられる請願が採択されれば
早期の実現を望みますし
その後の進捗状況も気になるのは当たり前です。

この質問に対する答弁は
「誠意をもって対応する」という
いたく当然のことを言っただけのものでした。

別の議員の質問の際に
6月議会で採択された請願である
未婚のひとり親に対する寡婦制度の適応については
実施に向けた検討をしているとの答弁もありました。
市民の声が聞き届けられ
市民ニーズに沿った政策が次々に実現されることを望みます。

今日の傍聴者は、わたしがいた時間に限れば
午前2人 午後4人でした。
もっと多くの傍聴者がいれば、きっと
ずーっと携帯を見ている議員や
居眠りしている議員もいなくなると思います。

みんなで傍聴いきましょう。




実家にあった頼りになる一冊

2014-12-09 20:26:00 | まちのこと
何日か、倉敷市の実家で過ごしていました。

当たり前だけど、会うたびに年老いていく親。
今回の帰省で一番気になったのは
母親の耳が、かなり遠くなっていたこと。

「補聴器つけてみれば」と言っても
「たいしたことないから」と
わたしの親だけあって
なかなか素直にはいうことを聞かない。

父親がコタツの横のマガジンラックから
薄いハローベージくらいの冊子を取り出し
おもむろに何か調べ始めたので
何かと思って表紙を見ると「くらしき市民生活便利帳」。

倉敷市の情報発信課が作成し全戸配布したもので
行政サービスや相談窓口をはじめ
暮らしに役立つ情報を一冊にまとめてあるという。
高齢者の補聴器の購入に補助制度があるかどうか
さっそく調べていたらしい。

この冊子について倉敷市のホームページで調べると、
市内の企業・事業主からの広告掲載で
編集、印刷製本から全戸配布までの経費を
すべてまかなって2013年に作成したとのこと。
2014年には給付・補助制度を一覧にした
冊子を追加で発行したそうです。

それぞれの分野ごとに作るより
一冊にまとめてあれば、とても使いやすく
インデックスをわかりやすい言葉にするなど
使う人の身になって工夫されているのを感じました。
両親もことあるごとに開いているのか
使用感あふれる一冊となっていました。

何かあった時に行政のどこにアクセスすればいいか
なかなかわかりにくいものです。
ネットで情報を探すのが便利になったといっても
高齢な両親は、パソコンはもとより携帯さえ使いません。

自分が住んでいるまちのことや行政サービスについて
わかりやすくまとめた一冊が手元にあるだけで
何だか心強い気がします。
市民に使い倒されるような一冊を
宇治市でも、ぜひ作りましょう。






意思を伝えるチャンスです←選挙

2014-12-03 04:22:19 | 政治
衆院選がはじまりました。
報道が一斉に選挙色になっています。

知り合いの選挙が11月上旬にあり
はじめて選挙応援に行ったせいか
これまでより選挙が身近に感じられます。

何気なく眺めていたポスター
うるさいだけでしかなかった街頭演説
いいことばかりを並べたてた選挙公約

いままでもっていた選挙のイメージが
今ではまったく違ったものになりました。

有権者が参政権を行使できるのは
何年かに一度の選挙の時だけです。
自分が暮らしている国が
どの方向に進むかを決める大切な選挙です。

イヤなものに「NO!」と言う、またとないチャンスです。
行かなければ、「YES」にされてしまいます。

宇治にもほしい「みんなの自転車」

2014-12-01 01:40:30 | まちのこと
姫路市が10月1日から11月30日まで
「みんなの自転車 姫ちゃり」を実施し
当初の目標としていた3,660回を大きく上回り
2か月間で6,000回以上の利用があったそうです。

コミュニティサイクル社会実験として実施されたこの事業は、
「サイクルステーション」を姫路駅や姫路城周辺の7箇所に設置し、
どのステーションでも自転車を借りたり、返すことができる
自由度の高いレンタサイクルで、利用料金は1日100円です。

国土交通省の資料によると、平成25年12月時点で
54都市がコミュニティサイクルを本格導入しています。
導入目的としては「公共交通の機能補完」、「地域の活性化」
「観光戦略の推進」が上位に挙げられています。
海外でも大気汚染対策や公共交通との連携を前提とした
都市政策として取り組まれているようです。

わたしも久しぶりに自転車に乗りはじめてから
行動範囲が広がり、とても快適です。
観光客だけではなく市民の足となる、
「みんなの自転車 宇治ちゃり」をやりませんか。

通勤時や休日の渋滞が少しは改善され
どこにでも立ち寄れる快適な移動手段として
商店街や地域の活性化にも一役買うと思います。
ぜひ、アシスト付きでお願いします。



愛車です。アシスト付がこんなに楽とは思わなかった。