佐々木まゆみのよりあいnet

日々の暮らしの気になるあれこれ

暮らしの情報は「使いやすさ」が一番

2017-02-07 19:56:09 | 暮らし
わたしが暮らす宇治にはタブロイド判の
地元紙が2紙あり、身近なニュースを伝えています。
両方とっているので読み比べてみるのも楽しみです。

1月25日に「中学校給食 実施へ」(洛南タイムス)
「宇治市教委 中学校給食実施へ」(城南新報)と
いずれも1面トップに大きくあったのを目にして
「ああ、やっと」という思いがしました。
12月の市長選で3人の候補者全員が
中学校給食の実施を公約に掲げていただけに
どうなるのか注目していましたが
絶妙なタイミングで出された請願も採択され
いよいよ実施の方向に動き出しました。
全国の中学校の約82%が実施しているのに
宇治市ではなかったのが不思議なくらいでしたが
保護者の方たちの署名集めなどの
継続した活動が市政に方向転換をもたらす
大きな力となったと思います。

今朝の1面の記事で目を引いたのは
「市民カレンダー廃止検討」の記事です。
市は1984年から発行し全戸配布している
「市民カレンダーと手びき」を2017年度までで
廃止を検討しているとのこと。
市民カレンダーは、各月に行事予定表が、
そして後ろには公共施設や災害避難所などのマップ、
各種相談窓口や検診と予防接種の年間日程など
役立つ情報が多く掲載されています。
市の施設や官公署の電話帳代わりにもなるので
とても便利で使い勝手がよいものです。
廃止後、これらの情報はこの秋からA4版になる
「市政だより」に掲載するということですが
月に2回発行される「市政だより」の
どの号に載っていたのか探すより
年間を通じて同じ場所にかけてある
カレンダーだからこその使いやすさがあると思います。

市民カレンダーを廃止することで
約400万円が削減されるということです。
それに引き替え、市政だよりをA4版にすることで
増える経費は約1400万円。
報告があった総務常任委員会の委員からも
賛否両論の意見が出ているそうですが
どちらか選べと言われたら、わたしは
「市政だよりは今のままでいいから、
カレンダーは残してほしい」と答えます。

情報は、まとめられている方が使いやすくて便利です。
すべての市民に届くものだからこそ
使いやすさを第一に考えてほしいと思います。