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手話は豊かな言語

2017-08-24 01:18:04 | 政治


8月23日の京都新聞夕刊に
京都府の手話言語条例についての記事がありました。
京都府は29度予算に手話言語条例構想策定費として
100万円をあげています。
記事によると当事者や支援者団体で構成する
協議会で1月には条例最終案を取りまとめ
今年度中に制定するとのこと。

全日本ろうあ連盟のHPによると2017年08月01日現在で
手話言語条例成立自治体は13県79市9町の計101自治体。
最初に制定したのは鳥取県で、
2013年10月に施行されています。
京都府内では城陽市「手で輪を広げる城陽市手話言語条例」
京都市「京都市手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例」
向日市「古都のむこう、ふれあい深める手話言語条例」
の3市で制定されています。

各自治体の条例名をみると
「手話言語条例」とするものと、
「習志野市手話、点字等の利用を進めて、
障がいのある人もない人も絆(きずな)を深め
、互いに心を通わせるまちづくり条例」や
「愛知県手話言語の普及及び障害の特性に応じた
コミュニケーション手段の利用の促進に関する条例」のように、
情報・コミュニケーション条例と位置付けているものがあります。

宇治市は、29年度の市長の施政方針に
「聴覚障害のある方及び視覚障害のある方の
情報支援を行う人材の育成や手話言語条例の
制定を検討して参ります」とあるように
亀岡市、綾部市、福知山市と並んで制定予定自治体です。

わたしがスタッフとして働いている
障がいのある人たちの就業継続支援をしている
ゆめハウスでは、月に一度「手話カフェ」を実施し、
自己紹介や挨拶をはじめとする簡単な会話を教わったり
手話で歌をうたったりしながら、
気軽に手話に触れる場づくりをしています。

少しだけですが手話をやってみてわかったのは、
手話は手の動きだけではなく
口元が見えるように相手とちゃんと向き合うこと、
「嬉しい」ときには嬉しい顔を
「怒った」ときには怒った顔をしていなければ
伝わらないということです。
そういう意味では手話は、とてもストレートで
表現豊かな言語だと思います。

ゆめハウスが企画する上映会やイベントには、
聴覚に障害がある方も安心して参加できるよう
必ず手話通訳と要約筆記をつけています。

さまざまな場面での情報保障ができていなければ
安心して暮らしやすいまちにはなりません。
緊急時や災害時に情報格差があれば、命にかかわります。
手話が理解され、普及されることだけを目的とするのではなく
当事者が安心して暮らすことができ
自分の意思で選択できる幅が広がるような
条例となることを望みます。
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