佐々木まゆみのよりあいnet

日々の暮らしの気になるあれこれ

選挙運動4日目 うれしかったことリスト

2015-04-23 01:57:00 | ジェンダー


選挙運動4日目の今日は、
昨日の寒さと反対に、暑さとの戦い。
スポット演説をしている間
ジリジリとあぶられて、日焼けしました。
でも告示日以来、はじめての快晴で
気持ちよく演説できました。

今日は7日間の選挙の丁度真ん中。
予定してたスポット演説は
わたしが取り組みたい具体的な政策を話し
昨日に引き続き、70回をクリア。
天気が良かったせいか
窓を開けているお宅が多く
庭先に出ている方も多かったので
たくさんの方とお話しできました。

今日も嬉しいことがたくさんあったので
忘れないようにリストアップしておきます。

☆「選挙カーが来るのをいつも待ってるよ」と
 言ってくれた方のおうちの前を朝一番に通ると
 本当に家の前で待っていてくれた
☆「選挙となると駅前に、たくさんの候補者が
 朝早くからずらりと並んでいるけど
 あんたが冬の寒い時から、必ず週に3回
 朝の駅立ちをしていたのは、みんな知ってるよ」
 といってくれた商店街のご主人
☆地元紙でわたしの立候補を知り、
 事務所で街宣から帰るのをずっと待ってくれていた人
☆わたしに関する資料やプロフィールがほしいと
 すごく若い人が事務所に来てくれたこと
☆長い間、家から出られなかった古くからの知人が
 わたしの選挙の手伝いをきっかけに
 出かけられるようになり、事務所に来てくれたこと
☆若いお母さんが子どもと一緒に
 たくさん集まる公園で、街宣とミニ集会ができ
 ベンチでみんなで飲んだコーヒーが
 とてもおいしかったこと
☆今日も回った地域の行く先々で
 知っている人がわたしの名前を聞いて
 家から飛び出してきてくれたこと
☆庭先でスポット演説を聞いていた男性に
 「わしはこれまで保守やったけど、あんたの話を聞いて
 色がついてへんとこがええなと思た」と言ってくれたこと
☆離れたところでニコニコしながら
 演説を聞いてくれていた高齢の女性が
 駆け寄ったわたしの両手をガシッと強く掴み
 「負けたらあかんで! 関西の女はやるときはやるんや」と
 激励してくれたこと
☆「こんなにオープンな選挙事務所は
 これまで見たことがない」と
 たくさんの人に言ってもらえたこと
☆応援してくれているたくさんの人たちのそれぞれが
 思いつく限りのできることを一生懸命やってくれていること
☆選挙公報で、1面の真ん中という
 とてもいいスペースに掲載されたこと
☆今日も朝から夜まで、入れ代わり立ち代わり
 たくさんの人が事務所に来てくれて
 にぎやかな笑い声にあふれたこと
☆「運転手も女の人のチームって
 かっこいいなぁ!」とほめてもらえたこと
☆関わってくれている人のすべてが
 わたしの当選を祈るような気持ちで、願ってくれていること

残すところ、あと3日。
明日も元気に、行ってきます!
  


 
 

非正規職員は行政の重要な担い手

2015-04-11 02:08:11 | ジェンダー


咲き誇った満開のころより
散り始めた今の桜の方が好きです。

JR宇治駅前にも一本の見事な桜があります。
この桜が咲くたびに
「今年もまた1年、働くことができる」と
感慨深く眺めたものでした。

というのも、わたしは市の嘱託職員という身分で
1年ごとの雇用契約で働いていたので
4月1日に雇用通知書を渡されるたびに
どうにか働きつなぐことができたという想いでした。

市民や利用者から見れば、すべて行政で働く人ですが
正職員と非正規職員である
嘱託職員、臨時職員、アルバイトなど
さまざまな雇用形態の人が同じ職場で働いています。

非正規職員の割合が高いのは、
出先機関の住民への直接サービスを担う
相談員や図書館、保育士、学習支援員などで、
その多くは女性です。
その人たちがいなければ業務が
立ち行かなくなるにもかかわらず
平均所得の約半分にしかならない低賃金の上に、
1年雇用という不安定な働き方しかできません。

一定の分野の公共サービスを担ってきたのに
いつも来年は働くことができるかどうか
わからない状態にさらされているのです。

今、自治体の人件費削減が進められていく一方で
それだけでは生活が成り立たないような
官製ワーキングプアが一層広がっています。

市の非正規職員の待遇改善に取り組み
安定して働き続けることは
公共サービスの充実につながります。
そしてなにより、働く人の尊厳を守ることができます。







政策・方針決定過程へ、もっと市民を もっと女性を

2015-02-01 00:32:29 | ジェンダー
先日、男女共同参画審議会の
傍聴に行ってきました。

実は、初めての傍聴でした。
宇治市女性問題アドバイザーとして
勤務していたときには、出席できない会議でした。

丁度、新しい任期がはじまる会議だったので
副市長による委嘱状の交付や挨拶、
会長及び副会長選出の後
宇治市男女共同参画計画策定についての
諮問があり、諮問書の写しが配布されました。

宇治市では、1995年に最初のプラン
「宇治市女性施策推進プラン~UJIあさぎりプラン~」が策定され、
現行の「宇治市男女共同参画計画(第3次UJIあさぎりプラン)」が
2015年度末で計画期間満了となるので
その後継計画としてのプランづくりがはじまります。

最初のプランから一貫して掲げている目標は
「真の男女平等と地域に根ざした
男女共同参画社会の形成」の実現です。

このプランには、DV防止法に定められている
「市町村基本計画」の内容も定められており
宇治市の男女共同参画を推進するための
施策の基本的指針を示すものとなります。

審議会では、現時点での取り組み状況についての報告や
プラン策定の基礎資料となる市民意識調査の項目などに対し
多くの意見が出され、活発な話し合いとなりました。

市が設置する審議会や委員会は、
市民が政策・方針決定過程へ参画できる
貴重な機会です。
いま宇治市に、85の審議会があるなかで
女性委員がいない審議会が11あります。

「審議会等への女性委員の登用促進要綱」を定め
女性のいない審議会をなくす取り組みや
目標数値を35%や40%に定め
それをクリアしないと会議が開けないようにするなど
多くの市町村が、女性の参画を進めています。

意思決定過程に女性の参画が進み
多様な意見が出されることで
市民ニーズに沿った政策の実現につながります。
市民参画と女性の参画で
もっともっと暮らしやすい宇治になると信じています。





女性のがんばりを応援したい!

2015-01-25 00:48:26 | ジェンダー

亀岡に住んでいる友人から連絡があり
急きょ、出かけることになりました。
亀岡市は、いま市議会議員選挙の真っ最中。
目的は、無所属・無党派の女性候補者の応援。




彼女は、スタジアム用地の測量委託経費について
実施事実に疑いがあることを理由に
10月に住民監査請求を提出しました。
1月5日に市監査委員会は訴えの一部を認め
市長らに約47万円を返す勧告をしました。ont size="3">

彼女のキャッチコピーは
「正々堂々 徹底抗戦」
おかしいことには声を上げ
絶対にあきらめずに戦うぞという
潔さと決意をはっきりと宣言するものです。

彼女の応援に支援者の方々が
遠くからも駆けつけていました。

37歳の子育て真っ最中の彼女が
真っ向勝負で挑む2期目の挑戦。
25日の投票日には
よい結果が出ることを願います。

イザというとき頼りになる子育て支援

2014-12-22 00:08:06 | ジェンダー
友人の子どもがインフルエンザに罹りました。
どうしても仕事を休めないときには
近所のファミサポさんにお願いしているそうです。

ファミリー・サポート・センター事業は、
10歳までの子どもがいる育児の援助を受けたい人と
援助したい人を会員とする相互援助活動で
全国738市区町村で実施されています。

宇治市は25年度で依頼会員数が1,323人に対し
援助会員数が138人、依頼も援助もする両方会員数は39人です。

ホームページで調べてみて
宿泊も対応していると、はじめて知りました。
日ごろから顔見知りの近所の方が援助会員だと
安心ですし、何より近いと便利です。

病児保育を行っている医療機関は
市内に2か所ありますが
2か所合わせて定員が14人では
すぐに予約でいっぱいになり
なかなか利用できないのも無理はありません。

以前、日本経済新聞の記事に
子どもがいる専業主婦の86.2%が
「働きたい」と考えているという
アンケート結果が出ていました。
そして、働きたいと思っている人の93.7%が
仕事を辞めてから時間がたっていることや
育児との両立に対して不安を持っているという回答でした。

子どもがいれば、急な病気や
予想できないことが起こって当たり前。
どうしても急には休めないとき
安心して子どもをあずけられる場所が
もっともっと必要です。
イザというときに頼りになる支援メニューがあれば
子どもがいても働くことに対する不安は
すっと軽減されます。

「中学校区にひとつは病児保育がほしい」
というのが、友人の意見でした。
わたしも同感です。
















議会の中の女性差別

2014-11-26 18:56:30 | ジェンダー
6月の東京都議会で起こった女性差別ヤジ事件は、
議会内にある性差別や人権侵害を広く知らせることとなり
全国の女性議員、多くの団体から抗議文や要望書が出されました。

国は、企業にセクシュアル・ハラスメント対応として
予防と事後対応の徹底を義務づけています。
地方自治体も、セクハラに関する規定や
加害者に対する罰則を定めています。

全国フェミニスト議員連盟が実施した
「自治体議会における性差別体験アンケート」の結果が
ふぇみん№.3073(11月25日発行)に掲載されていました。

143通(現職議員128人、元議員14人、未記入1人)の回答のうち
「議員活動の中で他の議員や職員から性にもとづくいやがらせや
不快な言動を受けたことがある」のは51%。
被害回数は「1~5回」が68%、「6~10回」が11%、「数え切れない」が18%。
被害の時期は、1期目が70%を占めていました。

わたしが都議会の女性差別ヤジを報道で知ったとき
ヤジを発した男性議員に対する怒りはもちろんですが
議場で笑い声が起きたということに、とてもショックを受けました。

「女性の活躍」や「女性の政治への参画」が声高にいわれるなか、
議員にとっての職場である議会で、性差別があるということを
国内だけではなく海外のメディアも取り上げ、ひろく伝えました。
どんな場であろうが、セクハラが起こってもいい場所なんてありません。

12月議会がもうすぐはじまります。
議会の傍聴へ足を運び、そこでどんな発言がされているか
自分の目と耳で確かめに行こうと思っています。

暮らしの中で気づくこと

2014-09-01 15:21:55 | ジェンダー
ブログはじめました。

日々、暮らすなかで楽しいこと・うれしいことも数多くありますが
気になること、腹が立つこと、「もっとこうだったらいいのに」と思うこと、
いろんな思いを書いていこうと思います。

これまで多くの「何で?」を感じながらも
「だって、そういうものだからどうしようもない」とか
「自分が選んだことだから、しかたがない」という
あきらめの気持ちでため息とともにやり過ごすし、
自分を責めるしかできないことが多くありました。

子どもの時に感じたどうしようもないさびしさ
「おんな」であるということから受ける理不尽な扱い
子育てや介護の中で感じた罪悪感や孤立感
働く中で感じた不当な扱いと無力感

今になって振り返ってみると
このすべてを全部自分のせいにして
生きづらさを感じていました。

自分の経験を誰かに話すのはとても勇気がいるけれど
話して初めて返ってくる
 「そうそう、わたしもそうだったよ。つらかった」
 「ホント!腹立つよね」という言葉から
少しずつ力を取り戻してこれたような気がします。
同じような思いをしているのはわたしだけではなく
問題は違うにしろ、共通の思いを持つ人は多くいることを知りました。

わたしが感じてきた「何で?」は
わたしひとりの個人的な問題ではなくて
社会のしくみや政治の在り方と密接な関係があると知り、
わたしが最初に感じたのは、怒りでした。
しんどいのは、全部自分のせいだと思い込まされてきたことへの
腹立たしい思いでした。

それは
 「子どもだからしかたがない」
 「おんなだからしかたがない」
 「子どもがいるからしかたがない」
 「介護があるからしかたがない」
 「高齢だからしかたがない」
 「障がいがあるからしかたがない」
 「制度だからしかたがない」
という多くの「しかたがない」を理由に
どうすることもできないことだと思わされ
置き去りにされることに対するどうしようもない怒りでした。

「しかたがない」を「それはおかしい!」に変えていくには
多くのエネルギーが要ります。

身近な暮らしの中で感じる「おかしさ」を一人ひとりが出し合って
どうすればいいかを考えることで
もっと暮らしやすい社会に変えることができるんじゃないか
そんな思いではじめるブログです。

この場所で、多くの人とつながれるとうれしいです。