佐々木まゆみのよりあいnet

日々の暮らしの気になるあれこれ

「こわいよ~」を口に出す効用

2018-06-20 00:42:59 | 暮らし
6月18日の朝の地震には、本当に驚きました。
他の場所では起こっても、自分のところには
起こらないと思ってしまうのが災害の怖いところ。
不意打ちをくらって、おたおたしてしまいます。

最初の激しい揺れも怖かったけれど
来るかもと思いながらの余震は、もっと怖いと知りました。
facebookやメッセージで無事を確認しながら
「こわかったよ~(ToT)」って何人にも伝えるうちに
少しずつ大丈夫になりました。
感じたことを言葉に出すことで
かなり楽になるという経験をしました。

わたしは、どちらかというと感じたことを口にするのが苦手です。
特に「悲しい」「つらい」「こわい」という気持ちを口にすると
ただでさえ落ち込みが激しい方なのでその感情に囚われてしまい
それ以上前に進めなくなりそうな気がしてしまうからです。
自分で自分をサルベージできなくなる不安もあります。

でも今回、怖いことを「こわいよ~」と誰かに伝えることで
少しその気持ちが自分の外に出ていって楽になることを実感しました。
そして同時に、「大丈夫やった?」と
気にかけてくれている人がいることのありがたさも身に染みました。
そんなひとつひとつのことから
「やっぱり多くの人に支えられて生きているんだなぁ」って素直に思えました。

人と人とのつながりは、
きっとお金よりずっと暮らしと気持ちを豊かにしてくれる。
そんな気持ちを忘れないで、毎日を送りたいと思います。


「おかしいことをほっとかない!!」を行動に移す

2018-06-10 22:06:57 | 政治
「これから4年間で85億円の赤字」
このセリフを何度耳にし、目にしたことでしょう。
宇治市の財政見通しです。
この予想を根拠に、今年度予算は
事業、補助金の削減や使用料・手数料の値上げなど
市民に多くの負担を課すものとなりました。

宇治市の広報では一般家庭に例えて
「給料収入は横ばいだけど
食料などの生活費や医療費保育所代などが増えて、
旅行や家具の買い替え等の自由に使えるお金が少ない状況です。
今後も出費が増える見込みで、貯金を崩したり
借金をしてまかなう状況で、家計的にも苦しい状況となっています」とあります。

そんな苦しい状況が予想されるなかで
なぜ80億円以上をかけて太閤堤跡歴史公園をつくろうとしているのでしょうか。
どう考えてもおかしいし、理解に苦しみます。
この事業は半分が国の補助金とはいえ
これからの施設建設で30億円ほどの支出をするものです。

これまで市議会で2度否決され、3度目に一票差で可決されたとはいえ
この事業は、本当に市民が必要としているものでしょうか。
わたしは、そうは思えません。
歴史公園ができないことで困る市民はいるでしょうか。

30億円でできることはたくさんあります。
・市民の足を確保するためのコミュニティーバスの運行
・遅れている学校トイレの修復
・公約でもある中学生給食の早期実現
・老朽化した公共施設の修繕
・待機児童対策の大幅な拡充

「選択と集中」というならば
莫大な税金を投入する公共施設の建設より
市民生活に直接影響する事業を優先するべきです。

「おかしいことをほっとかない!!」を
行動に移す一つの方法として街宣はじめました。
市政に対するわたしなりの考えを伝えることで
ひとりでも多くの人が自分の住むまちの
これからを考えるきっかけになればとても嬉しいです。