え~ただ今、ご紹介にあずかりました、ハチ公でございます。よろしくお願いいたします。並み居る諸先輩方はさておき、足元の悪い所を皆様同様、万難を排してはせ参じてまいりました。新郎、黄金虫金次郎君とは何の面識もございませんが、その父親銀太郎氏とは竹馬の友とまでいかないまでも、まあ、そういった関係でありますから、こう、来賓の挨拶などやっとる次第であります。ごほん。
結婚における三つの袋の話、これは皆様御承知と承知しておりますので、金玉袋の話などやりますか、いえいえ、めでたい席での下品な話は無しで、とっておきな話になりますが、まず、最初に申し上げたいのは夫婦の会話に付いてであります。新婚からの若い内はまあ、会話など無くても~こう子作りなどに励んでおればなんとかしのげますが、この席にいらっしゃる年配の男性の皆様、強く同意いただけると確信いたしますが「子作り」が楽しいのは最初の2~30年くらい、まあ、男30で嫁取りも50歳過ぎた辺りから、逆に苦行・・・(苦笑い)と変わる訳でありまして、ところがその後の人生の如何に長いことか、もしかして30年以上かもしれません。更に、この間の子育てで鎹であった子供達、あっと言う間に自立し家を出ていくとなると、家に残るは元家内、今おっかないのガメラ妻のふたり。どうか、そのことをお忘れなく新婚のおふたりには幸せな会話のある夫婦の絆を作って頂きたい。けけっ。
子育ての話が出ましたが、我が家では子供たちの誕生日祝いには、自分の誕生日は同時に母親の受難の日であるから、決して忘れる事の無いように、と教えております。お母さんは痛くて苦しい思いをして君を生んだのだから、感謝をしなさいと。ふふ、こう教えれば「誕生日の贈り物、身分不相応な要求などしなくなりますので一石二鳥であります。
最後に申し上げたいのは「結婚前は両目を見開いて、結婚後は片目をつぶってとよく言われますが、(ハチ公新婦の方を横目で見ながら)新郎の金次郎君、君は両目をつぶって結婚生活を送る事を強くお勧めします。以上、挨拶とさせていただきました。ごほん。
これはノンフィクションです。(人名は変えたけどね)
これ以来、挨拶の依頼がなくなりました。ラッキーかもね。
よんでくれてありがとうございました。
お休み土曜日はジュンク堂で本を買ってブログを描きました。