結レールに乗り込んだ黒人傭兵4名に沖縄県庁はあっさり占拠され、知事以下全ての職員は施設敷地から退去とか逃走。無関係のはずの私は、たまたま県庁食堂に居合わせたせいで、逃げ遅れ、彼らとの交渉役となる。日本人とは異なる禍々しい、狂気にも似た殺気を漂わせる彼らとの交渉で、少しでも友好的な雰囲気を作る為、半分飲み残しのシーバースリーガルのボトルを差出し、ストレートでブラスに注いで4名に提供する。
食堂のテーブルに横一列に並んだ4名の傭兵。リーダー格の男は若き日のカシアス・クレイそっくりで流暢な日本語を話す。誰かが持ち込んだ大粒の高級梅干をツマミに語り始める。
「4年前の柔道世界選手権で××国の代表で有った我々はその時の主審東海大学相模の原の誤審で団体戦に敗退し帰国後責任を取らされた我が監督「キンタクンテ」は処刑されてしまい残された我々も艱難辛苦一家離散国外追放など大難人生の挙句隣国に亡命し傭兵となり日本にリベンジで基地が有るのに平和ボケの沖縄を頂きます」
熱く語る男の手元の梅干が破壊的に美味そうなので、我慢できず食おうとしたら、
「イヤデ―ス」と断られて情けない気持ちになり目が覚めた。誰か、夢分析してくれませんか?
このようなものと付き合えば幸せに人生を過ごせますが、
これとか、
こういう人たちと付き合うから悪夢にウナセナディ東京になります。
反省中。
よんでくれてありがとうござんす。