LOVE&DESIRE

沖縄で頑張る爺バンドのブログだったがいつの間にか爺の独り言(涙)。

痛いか痛くないか?孝へ。

2012-03-21 17:54:23 | ブログ

 同級生の孝君が怪我をしてその時の様子を掲示板に書き込んでいました。本人の話では「だらだら歩く後輩諸君を、こらこらと思いながら仕方なく身を躱し、油断から転んでしまったと書いてありますが、真相は多分、可愛い女子高生後輩に見とれてつまづいて転んだと言ったところでしょうし、回転レシーブの様に受け身を取ったと主張していますが、傍目には爺が「すってんころり」した風にしか見えなかったはずです。その後、病院で若手医師の技術向上の為身を挺したと書いてあります。が、まあ、これはこれで信用できますね。孝君大変なご苦労、心中察します。

 この話で頭をかち割った苦い思い出が復活。以下、その時の話。

 急いでいたし、陸橋などウザいので十字路の車道を小走りに走り抜け、インチキをしている恥ずかしさから、うつむき気味に車道を渡りきる。が、ゴールに待っていたのは信号機の制御盤の灰色鉄箱。足元目線の為、顔面とほぼ同じ高さにある灰色鉄箱に気づかず、箱の下方角に額生え際2センチ上を強打。客観的に見ると、リンボーダンスをしつつ一瞬仰け反り、上半身反ったままで走り去る親爺。痛くありませんか?いいえ、恥ずかしさのあまり痛くありません。

恥ず、のまま自宅に到着。頭がジンジンジンジンするけど何故?とか思いつつ廊下を歩けば最初に遭遇した母親「あげ~ぬ~なとんか!!あわわ、お前顔顔顔、血血血血」と叫び逃げる。母親の態度で只事ではないと悟ったボクちん、洗面台鏡で己を確認。

ぐわ~そこにいるのは顔面血まみれ「大仁多厚ORブラッシーに咬まれた力道山」。そのまま失神したほうがいいかしら。もうすぐ血が目に入りそうだけどね。

慌ててタオルを頭に巻き止血し、顔面の血のりをふきふき。急ぎタクシーで救急病院にと思ったけど、間違いなく那覇署に強制送致されるので自分で運転。赤十字病院にGO~。(あっ、赤十字とは因縁があるな~。)

 緊急外来で受付表を記入していると看護婦さん「患者はどこですか?」「私デス」「えっ?」「ほれ、この通り、頭割れてます」「あ~縫いましょう、お待ちください」

 「HACHIさん、ぶつけて切れた傷は周りの組織死んでいますから、麻酔なしで縫っても大丈夫です、痛くないですよ」とドクター。「お任せしますだ」

「は~い縫います」。ブチ。キュ。針が入るたびブチって感触とキュって糸縛ってるし。

ブチブチキュキュ~って死ぬほど痛いじゃあ~りませんか。心は死なす。顔は薄ら笑い。

 その後完治までの包帯、遠目には白いカチューシャに見えます。MARIOさんがマネジャーをしていたサムズはデートのカップルでにぎわいます。おっさん二人で遊びに行けば傍目にはホモカップルです。証拠に周りのお客の視線が冷たかった・・・うげげ。黒い包帯は血が解らないから不可との事でした。

孝へ「抜糸は痛くないけど(多分)意外と怖いぜ~。」


わがままでしょうか?

2012-03-21 15:52:56 | ブログ

 「何故生きるのか?何故死ぬのか?そりゃあ、我々生物であり、寿命があり個体差はあってもお迎えが来るのは自然でしょ。事故とか病気とか戦争、天災でも無い限り、生まれた順番に年寄から一寸御先に旅立つのが望ましいよね。わかる?」

「わかるよ、全員いつかはあの世往きでしょ。でも自分が死ぬのは嫌なのデス。」

「わがままを言うなよ!!」

「誰かが言ってたけど死ぬのは怖くないが、みんなに会えなくなるのがさびしいって。良くわかるし、寂しいのも嫌だけど、来年の野球の優勝はどことか新作映画も見たいし、死んだら全部できないから、やっぱ、嫌だね。」

「アメリカの予言者ケイシーが言ってた、あの世の図書館にはこの宇宙で起こった、起こる、現在過去未来の全ての出来事が完璧に記録されてて、それこそ小石一個の動きまで網羅されているなんとかレコードがあるって話、知っている?、そこ行けばイイじゃん。」

「行ける保証はあるんかい?」「死んでみないと解らんけど、試してみれば?」

「我思う故我有りって話とか、意識が無くなると自分も無くなりそうで、やはり、嫌なのじゃ」

「じゃ、聞くけど「物心が付く前のユーはどうよ?生まれてから自意識を持つまでの何年間、生きていたのかそうではなかったか?」

「ふふふ、間違いなく存在するね、森の中で木が倒れて、その音を聞くものが存在しなかった場合、音は存在しなかったっう、屁理屈と一緒ジャン。自意識が無かったから自己は確立されていないが、まちがいなく我ありでしょ。」

そろそろ理屈が変。

う~ド壷にはまりました。なぜこの様な話を書いたかっうと、どんなに長生きしても愛する人たちが去り、一人孤独のうちに生きる辛さを描いた「グリーンマイル BY ステーブンキング」映画をふと思い出したからドス。百聞は一見にしかず。まだの方は即見てね。

結論

死を考える生き物は人間だけです。他の動物のように素直に生きましょう。雀の一生は一年です。たった一度の四季を生きます。恩返しもします。

屁理屈で状況は変わりません。

経験したことのない事を推測で理解しようとしてもド壷にはまります。

長生きにも程度があります。2~300年も生きると間違いなく吸血鬼です。

そうなった場合周りに話の合う相手はありません。