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とうとう最終日となった。
「今日は最後、ビシビシ行こうぜ!」そう、社員に言い、T君、Y君は、配達へ。
H君は、精米所での作業となった。
今日の精米所。業務用の30Kgのお米を計る。合計55本のお米のうち、今日すぐに出荷するお米を除き、40本を10本ずつ棒積みさせたのが、写真だ。
計量して、コンベヤーで運ばれて来たお米を肩で受けて、積む。
受け損なうと両腕で持ち上げなければならない。1~6段ぐらいまでは、自分の肩より低いので楽だが、それより上は、担ぎ上げなければならない。
お米が計量器に溜まっては、計り、そして無くなったら、溜まるまで別の作業をする。
そうやって何とか積み上げた。確かにガタガタだが、お米を倒す事なく積み上げた。
よくがんばったものだ。
玄米の張り込みも、玄米貯蔵タンクへ、30Kgを50本の投入作業。
これが今日の午前中の精米作業だ。キツイ仕事だったのか、H君、言葉が出なかった。でも、いい経験となっただろう。
配達に出て行ったT君、Y君も、今日は、業務用配達があって、大変だったようだ。
お昼になった。今日は、私が、ご飯を炊いた。
そして3人に、ご飯を粧うことをさせた。ご飯をおいしく粧うことは、むずかしい事だと感じたと思う。
午後1時、お昼のミーティングで、今日を含め、4日間のお米が何だったかを発表した。
実は、今日炊いたご飯は、初日に炊いたご飯と同じお米なのだ。ただ、水加減だけを変えてみた。初日は、多めだった。そして今日は少なめ。
お米の品種発表の前に聞いた、3人の生徒の感想は、今日のご飯が一番おいしく、
そして、初日が一番だめだったという感想だった。
同じお米で、炊き方を変えるだけで、こうも食味が変わることを理解していただいたと思う。
社員から、中学生3人にメッセージを送ってもらった。かなり厳しいメッセージだった。
「言葉使いに気をつけなさい」「挨拶は、もっと大きな声で」
「案外、力がない。もっと基礎体力をつけよう!」
そんな厳しいメッセージの後で、私からは、
「一度も弱音を吐かないで、最後まで、よく頑張った!この5日間の体験を忘れないで欲しい。地域の人とのふれあい、仕事の大変さ、厳しさ・・・・これからの人生に役立てて欲しい!」とエールを送った。
それから1時間ほど、お米の品種の事、そして5日間をまとめて終わることにした。
3人の感想は、皆揃って
「おもしろかった!」「普段では体験出来ないことが出来た!」と話してくれた。
そんな中、今年は、本当に新しい体験学習にトライ出来た今回の”トライやる”
私にとっても、いい体験となった。
今年も、ありがとう!”トライやる・ウィーク”
ブログ拝見して本当に興味深く楽しく読ませていただきました。(*^_^*)
学校では教えない、教師では教えられない
「仕事」を教えることが出来る唯一の機会だと
思います。
私はトライやるウィークのない時代でしたので、非常に残念だったと思います。
実際に大学生になってから初めてバイトしたので仕事の大切さが・・・それまでわかりませんでした。
きっと、HIROさんの授業は彼らにとって将来
大きく役立つと思います。
私の時代も、もちろん”トライやる・・・”はありませんでした。そう考えると、今の子供は幸せですね。いい体験をさせてもらってます。
私の娘も、今、小5。3年後は、”トライやる・・・”です。
今から、「どんな所に行こうか?」とワクワクしているようです。
そのうちこの「指導ボランティア日記」が、「トライやる保護者日記」になりかもよ(^o^)