美味しいお米を大切な貴方に! BLOG 『HIRO’s Diary』 

お米の専門店の店主が、日々想う事、今日あった出来事などを中心に書いてます!!かなり趣味の部分も多いけどね\(^_^)/

<指導ボランティア日記>厳しく!最終日

2005年11月11日 17時44分54秒 | トライやる・ウィーク

とうとう最終日となった。

「今日は最後、ビシビシ行こうぜ!」そう、社員に言い、T君、Y君は、配達へ。

H君は、精米所での作業となった。

今日の精米所。業務用の30Kgのお米を計る。合計55本のお米のうち、今日すぐに出荷するお米を除き、40本を10本ずつ棒積みさせたのが、写真だ。

計量して、コンベヤーで運ばれて来たお米を肩で受けて、積む。

受け損なうと両腕で持ち上げなければならない。1~6段ぐらいまでは、自分の肩より低いので楽だが、それより上は、担ぎ上げなければならない。

お米が計量器に溜まっては、計り、そして無くなったら、溜まるまで別の作業をする。

そうやって何とか積み上げた。確かにガタガタだが、お米を倒す事なく積み上げた。

よくがんばったものだ。

玄米の張り込みも、玄米貯蔵タンクへ、30Kgを50本の投入作業。

これが今日の午前中の精米作業だ。キツイ仕事だったのか、H君、言葉が出なかった。でも、いい経験となっただろう。

配達に出て行ったT君、Y君も、今日は、業務用配達があって、大変だったようだ。

お昼になった。今日は、私が、ご飯を炊いた。

そして3人に、ご飯を粧うことをさせた。ご飯をおいしく粧うことは、むずかしい事だと感じたと思う。

午後1時、お昼のミーティングで、今日を含め、4日間のお米が何だったかを発表した。

実は、今日炊いたご飯は、初日に炊いたご飯と同じお米なのだ。ただ、水加減だけを変えてみた。初日は、多めだった。そして今日は少なめ。

お米の品種発表の前に聞いた、3人の生徒の感想は、今日のご飯が一番おいしく、

そして、初日が一番だめだったという感想だった。

同じお米で、炊き方を変えるだけで、こうも食味が変わることを理解していただいたと思う。

社員から、中学生3人にメッセージを送ってもらった。かなり厳しいメッセージだった。

「言葉使いに気をつけなさい」「挨拶は、もっと大きな声で」

「案外、力がない。もっと基礎体力をつけよう!」

そんな厳しいメッセージの後で、私からは、

「一度も弱音を吐かないで、最後まで、よく頑張った!この5日間の体験を忘れないで欲しい。地域の人とのふれあい、仕事の大変さ、厳しさ・・・・これからの人生に役立てて欲しい!」とエールを送った。

それから1時間ほど、お米の品種の事、そして5日間をまとめて終わることにした。

3人の感想は、皆揃って

「おもしろかった!」「普段では体験出来ないことが出来た!」と話してくれた。

そんな中、今年は、本当に新しい体験学習にトライ出来た今回の”トライやる”

私にとっても、いい体験となった。

今年も、ありがとう!”トライやる・ウィーク”


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした! (加古川の不動産屋)
2005-11-11 18:36:49
お疲れ様でした。

ブログ拝見して本当に興味深く楽しく読ませていただきました。(*^_^*)

学校では教えない、教師では教えられない

「仕事」を教えることが出来る唯一の機会だと

思います。

私はトライやるウィークのない時代でしたので、非常に残念だったと思います。

実際に大学生になってから初めてバイトしたので仕事の大切さが・・・それまでわかりませんでした。

きっと、HIROさんの授業は彼らにとって将来

大きく役立つと思います。
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コメントありがとう! (G.HIRO)
2005-11-12 08:33:07
やっと無事終わって、ホッとしています。

私の時代も、もちろん”トライやる・・・”はありませんでした。そう考えると、今の子供は幸せですね。いい体験をさせてもらってます。

私の娘も、今、小5。3年後は、”トライやる・・・”です。

今から、「どんな所に行こうか?」とワクワクしているようです。

そのうちこの「指導ボランティア日記」が、「トライやる保護者日記」になりかもよ(^o^)
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