美味しいお米を大切な貴方に! BLOG 『HIRO’s Diary』 

お米の専門店の店主が、日々想う事、今日あった出来事などを中心に書いてます!!かなり趣味の部分も多いけどね\(^_^)/

新品種”きぬむすめ”

2007年11月23日 10時11分15秒 | お米

今日は、勤労感謝の日で、我が社は、一様定休日

でも、祭日はいつも当番が1人出社して、緊急対応に備えています

今日の場合は、緊急対応というよりも、急な冷え込みでの灯油の配達に、出社するなり、配達に出かけてしまい、とりあえず私は、会社でお留守番しています

話がそれてしまいました先日、島根県の集荷もしておられるお米屋さん、同じ日本YEGの傘下のYEG仲間であるT君のところから、島根県が推奨している新品種”きぬむすめ”というお米のサンプルが送られてきまして、会社にて炊飯、試食してみました

なかなか綺麗な粒の美味しいお米でした

いや~新品種の情報がいろいろ入ってきまして、このお米も使ってみたいなぁ

このお米の仕入れについても、検討中ですこんな検討中のお米ばかり・・・

何しろ、消費が低迷していますから・・・・つらいね


児童が作ったお米を精米!

2007年11月13日 17時00分35秒 | お米

今年、別府西小学校4年生が総合学習の授業で稲作体験して収穫されたお米、先日、営農組合にて籾すりの後、我が社に玄米が到着、270Kgのうち、昨日150Kgを精米しました

 

なかなかしっかりした米粒です。

 

このお米を1Kgずつの小袋に計量して、小学校へ納品しました全部で135袋と半端が数㎏でした

 

今日、児童に1袋ずつと、先生方にも配られたようで、集団下校で、我が社前を通る4年生児童と先生が、わざわざ立ち寄ってくださいまして、児童達から

「お米を精米していただいて、ありがとうございました!

とお礼の言葉をいただきました。嬉しいですね

 

残り120Kgは、後日、学校で炊飯する日程が決まってから精米する予定です


兵庫県民漁業祭で、ご飯のかまど炊き!

2007年11月10日 18時15分57秒 | お米

今日、明日と県立明石公園内千畳芝で開催される「第29回兵庫県民農林漁業祭」の中で、

「”ゴーゴーご組のサテライト教室”として、ご飯のかまど炊きを実施したいのですが、誰か指導、お手伝いしていただける人、ご存知ないですか?」

とこの企画をしており、以前から加古川楽市などでもお世話になっている神戸新聞事業者のM津氏より電話で依頼されたので、我が加古川米商連のK井会長に指導をお願いして、私もお手伝い(というよりは取材と監督ですが)に赴くことにした

これがゴーゴーご組のブース、兵庫県のお米もズラリと紹介しています

 

洗米と水の量について指導しているK井会長。スタッフは皆、大学生ですので、もちろん”かまど炊き”は初めて、ちなみに、私も飯盒炊さんならあるのですが、こちらは初体験です

お米を洗米して、水を入れます。お米は3升です

 

中には、こうやって具をいれるお釜もあります。これは”鯛めし”です

 

少しの間、浸漬です。しばし待ちます

 

さあ、火入れです。薪を入れ、新聞紙に火を着けて、竹筒で吹いて火を薪に着火させます。なかなか難しいです・・・このブースの横を通る年配のおばちゃん達が、

「あんな若い人、やったことないからね。ヘタやね~!」と笑いながら通っていきます。くそ~ギャラリーが、うるさいね大学生もイライラでも何とか着火しました

やがて釜蓋のすきまから、湯気と泡が出てきましたどんどん火力を増して炊きあげます

釜蓋に手をあてて、耳をつけたK井会長、やがて

「よ~し、火をとれ!薪を抜け!!」との指示

そうです。炊きあがったのです

かまどを閉めて、完全に火を消火します

 

蒸らしに待つこと15分、釜蓋を開けると綺麗に炊きあがっていました

浸漬15分、炊き上がりまでに25分、蒸らしに15分、合計55分で完成です

こちら、”鯛めし”も綺麗に炊きあがりました

シャモジでほぐしていくK井会長、ご苦労様でした

本当、かまど炊きは大変ですね~昔のお母さんは、こんな事を毎日していたんですね勉強になりました

スタッフの大学生達も、いい勉強になったことでしょう

今回の県民農林漁業祭では、この”かまど”を4基設置、白ご飯、鯛飯、たこ飯と炊飯して、ブースに来られた方々にアンケート記入と引き換えに配りました

 

今日は3回炊飯しました。明日は、完全に大学生に任します

 

この催し、湯気が出てきたあたりから、かまどの廻りは、人がたくさん寄って来て、イベント効果バツグンです

 

「是非、加古川でもやってみたいね!」とM津君に話すと

 

「かまどの下にコンパネ引くだけで、下がアスファルト、コンクリートでも大丈夫です。昨年、ハーバーランドで実施した時も、問題なしでしたので・・・」とのこと

 

「どこかのイベントで実施しましょう!」とK井会長にも打診

 

「問題は、予算と人員だね・・・・」とのお答え

 

う~ん、やりたいよ~頑張って考えます好ご期待

ゴーゴーご組のWEBサイトもよろしく!!こちらからです 

 


新米穀年度のスタート

2007年11月01日 16時50分16秒 | お米

今日、11/1は、我々米穀業者にとっては、区切りとなる日、今日から平成19年度米穀年度(通称:19RY)が始まります


米穀年度(べいこくねんど)とは、日本で米穀の取り引きに関わる年度のことです。

米は日本の主食であるため、日本の行政機関の1つである農林水産省が食糧管理法に基づき、その生産や流通までを長らくのあいだ一貫して管理してきました。

米穀年度は収穫を基準にした年度ですから、その年度の開始は、11月1日から翌年の10月31日までの1年間を区切りとしています。

したがって、1月1日から12月31日という一般的に理解されている1年の区切りや、日本の行政機関で慣例となっている会計年度とも一致していないのです。

また、市場に流通している米は◯○年度産という表示が行われていても、米の収穫時期には早場米から遅場米まで相当な幅があって、米穀年度が実際に収穫された暦日とは一致していないため誤解を生じる恐れがあります。

つまり、11月になるまでに、たいがいの産地では新米が収穫されていて、平成19年度産は、今日を待たずして流通しているのです。

我が社の場合も、今、販売しているお米、店頭に並んでいるお米は、業務用のお米以外は、現在、たいがい新米100%になっています。

また、新米・古米という通俗的な区分は、その基準が一層あいまいです。

JAS法に基づく表示の規定では、その年度のお米いわゆる新米が翌年1月1日以降に精米した場合、袋に”新米”という文字を表示出来ないことになっています。

古米に関しても、新米が穫れて初めて、昨年度の米が古米となるわけですから、収穫の時期が、現在のように7月中から11月上旬頃までと幅広くなっているので、古米と言う時期もむずかしいです。

そういう意味では、米穀年度が11月からというのも、おかしい話ですよね

今年の場合、新米の収穫が遅めだったためか、新米の流通も緩やかです

そして我が社にも、まだまだ古米という平成18年産米が残っています

これらのお米は、業務用のお米に使うのが常ですが、そんな中に、こんなお米がありました

宮城県産ササニシキです。

確か、米卸に頼まれて、少しだけ仕入れたお米です

ササニシキ・・・・一昔前、”コシササ神話”と言って、”コシヒカリ”と”ササニシキ”という2大品種が、この米業界の中心になったんです

そして勝ち残ったのが、ご存知”コシヒカリ”、”ササニシキ”は店頭から姿を消していきました

そこで「ササニシキ」復活!を考えてみました

お米の袋を倉庫で探してみると、きちんとビニール袋と箱に入って残っていました

ということで、来週精米して、スポット販売してみます

来週は、”トライやる・ウィーク”で中学生が3人、体験実習に来るので、炊飯もするつもりです楽しみだね

 

 


お届け!ごはんパワー教室in別府西小学校

2007年10月14日 15時36分07秒 | お米

10/12は、最も地元の小学校である、加古川市立別府西小学校にて授業を実施しました。今度は4年生3クラスです

子供達に問いかけながらの授業をこの日も心がけました子供達に何ともいえない、あどけない表情が素敵でした

 

後ろの方の子供にも見えるように、教壇の上に椅子を置いて、その上にパネルボードを置き、説明しました

 

 

米ヌカは、子供達に大人気中には、口に含む子供もいましたそれだけ普段、見ていないということでしょうね

 

ジュニアお米マイスターの認証式です。代表の子供に渡し配ってもらいました 

みんな、嬉しそうです

今年、この4年生は地元の休耕田で、営農組合の方の指導のもと、苗代作りから稲刈りまでの稲作体験学習を実施しています。

明日15日、稲刈り予定で、稲木干しをして、営農組合で籾摺りを行い、我が社にて精米することになっています 

収穫したお米を、”炊飯しておにぎり”にするだけではなく、

「別のものを作りたい!」という子供達、米粉パンにすることも考え、この前、小野のパン工房に見学に行ったりしたそうです。

いろいろな種類のお米を紹介する中で、ジャワニカ種というイタリアのお米を紹介した時に、昨年、我が社で取り扱ったジャワニカ種というイタリアのお米で作ったライスコロッケの写真とリゾットの写真を紹介しました

確かにジャポニカ種である日本のお米では試した事がないのですが、この写真を見て、子供達は「一度、作ってみよう!」とチャレンジ意欲が沸いたようです

この日の別府西小学校での授業、本当に率直な質問をしてくる子供達の姿に感動しました次から次へと質問をしてくる子供達・・・凄いですね

そしてこの率直な、素直な気持ちを是非とも持ち続けて欲しいですね 

 

2日間の”ごはんパワー教室”が終わった翌日である昨日13日、本当に驚いた出来事がありました

12日に授業した別府西小学校の子供の一人が、我が社を訪ねて来たのです

授業の中で、

「おじさんのお店は近くだから、興味のある子は、機械見に、遊びに来てね!」

と言っていたのですが、本当に、こうやって来るとは、びっくりしました

でも嬉しかったです。

玄米倉庫、精米所を一通り説明してあげました。残念ながら、すでにこの日の精米作業が終わっていたので、機械が動いていないのが残念ですが・・・

「今度は、機械が動いている午前中においで!」

というと

「今度は友達も誘って来ます!」と明るく答えてくれました

本当に嬉しいですね。

2日間、疲れましたが、こうやって訪ねてくれる子供が居て、疲れが吹っ飛んだね