今日、トライやる・ウィーク3日目、”ご飯を炊く、おにぎりを作る、味わう”実習の3日間が終了した。
一日目に比べて、写真のように、ずいぶん上達した。今日は、S君とO君、どちらも2回目なので手つきもいい。
今日も、おにぎりを作っている時に、中学校の先生3名が来社して見学された
今日の精米所作業は、S君。
日頃、部活動で鍛えているからだろう、力がある。
写真のような玄米投入作業もテキパキとこなしていた。
さて、3日間の”ご飯学習”のまとめとして、お昼に、3人に試食官能テストをしてみた。
3日間のどのお米の味、粘りがそれぞれよかったか、そして総合順位をつけてもらった。
結果として、3人とも、昨日2日目が”一番いいお米”と答え、
二人が1日目が、”一番悪いお米”、一人が”3日目が一番悪いお米”と答えた。
ちなみに、社員にも聞いてみた。
特に、1日目のお米が、我が社でお昼にとっている「給食弁当のお米よりも、美味しくなかった」との答えもあった。
そんな意見を聞いて、次ぎに私は、それぞれがどんなお米かを発表した
1日目と2日目は、どちらも、「新潟県魚沼産コシヒカリ」
3日目は、「兵庫県加古川市産コシヒカリ(鹿児の華米)」です!
中学生の3人はおろか、社員も皆、驚いたのだろう。
何しろ、「魚沼コシが、給食のお米に負けた」のだから・・・
1日目が”一番悪いお米”、2日目が”一番良いお米”と答えた中学生に聞いてみた
「一日目と二日目は、同じお米なのに、何が違うのだろう?」
中学生の一人が答えた
「水の量?ですか・・・・」
私は説明した
「まさしくその通りです。炊飯する時の水の量で、こんなにも、食味が違うのです。
一日目は、水を少なくしたので、ご飯が固く炊きあがった
そして二日目は、水を前の日よりも少し多くしたので、ご飯が適度な柔らかさとなった。
”おいしくご飯を食べる”そのためには、いくら良いお米でも、炊き方を間違ったら、こんなにも、”おいしくなくなる”ということを覚えてください。
家庭でご飯を食べる時、”おいしくない”と思ったら、炊き方をチェックしてみてね!」
今年、私がテーマにしたのは、これだったのです。
そしてもう一点、中学生に説明したのは、同じコシヒカリでも、味が違うということだ。
ただ、今回の場合、2種類だったので、それはあまり解らなかったようだ。
でも、残念だったのは、”鹿児の華米”が、”魚沼コシ”に完敗だったということ・・・
誰か一人でも、「今日のお米が一番!」と言わないかなぁ~と期待したのだが・・・
やはり、相手が悪かったね・・・魚沼コシには勝てないね
今日は、だいぶん声も出てくるようになった。
頑張れ、中学生!残り、あと2日だ!