榛東村のスーパーマーケット、フレッセイ「榛東新井店」に入りました。作中で各務原なでしこ達がキャンプ用の食材を購入していますが、私も同じように買い物をしました。
最初に土産物コーナーを探して、上図の陳列棚を見つけました。この種のコーナーはたいていレジの外側に置かれていますので、すぐに分かります。
上州名物の焼きまんじゅうのコーナーでした。各務原なでしこもここで焼きまんじゅうを買っているので、モデルになる商品があるのだろうと予想していましたが、その通りでした。
作中での焼きまんじゅうの説明です。素まんじゅうの焼きものですか。みたらし団子の饅頭版といったところですか。4個をひと串にまとめて一本と数えるようです。
箱詰めタイプが1000円でした。大きさからして4個をひと串として3串、12個ぐらいかな・・・。
こちらは2串、8個入りで600円のパックでした。各務原なでしこが買った品はこちらがモデルのようです。
作中ではこんな描写です。透明パック入りで中に2串が入っていて、帯紙が巻いてあります。上州名物焼きまんじゅう、と書いてあります。左下に「本気旨堂」の印がありますが、ゆるキャンではお馴染みの「マジうま」シリーズですね。
他に類似の商品が見当たらず、店員さんに尋ねても「焼きまんじゅうのパックはそれですよ」と教えられましたので、これが元モデル品であることは間違いないでしょう。それで、1パック買いました。
ついでに食べ方を尋ねると、味噌だれを付けて焼くのが一般的だが、好みによって醤油を重ねる場合もある、ということでした。生では食べられないのですか、と訊いたら「食べられんことはないですけどね、味が無いですよ」との事でした。
ついでにお握りとゆで卵とミネラルウォーターも買いました。少しお腹が空いてきたし、店内にイートインスペースがあるので、次のバスの時刻までの待ち時間を食べて過ごすことにしました。
店内のイートインスペースです。けっこう広くてゆったりしていますので、のんびりと食べて飲んで休憩することが出来ました。
9時50分に出発して、バス停「下新井」へと戻りました。バスの時刻は9時55分ですが、遅れるだろうな、と予想しました。
バス停の近くの行先案内板を見上げました。この道は県道161号線で東へ行けば前橋市へ通じます。300メートル先の交差点で右折すれば高崎市へ、左折すれば渋川市へ行けます。
ゆるキャンの群馬キャンプ編の聖地エリアはここ北群馬郡榛東村のほか、高崎市や渋川市、そして安中市にも及びます。かなりの広範囲ですが、殆どの聖地スポットへは高崎からの路線バスで行けるので、聖地巡礼の難易度でいえば楽なほうに属します。
各務原なでしこ達は、一日目を榛東村の「創造の森キャンプ場」で、二日目を野反湖の「野反湖キャンプ場」にて過ごしていますが、二日目の午前中は伊香保温泉や榛名山への観光にあてており、それらのスポットへも高崎からの路線バスで行けます。現地での路線バス網を調べてみると、多くの路線が高崎駅から出ていることが分かったので、宿泊するなら高崎駅近辺が便利そうだなと考え、今回の宿を高崎駅から5分の所にとった次第です。
この文章を書いている時点で、原作コミック連載の最新話は第96話でした。作中にて、各務原なでしこ達は県立榛名公園から榛名湖を経て、バスでJR高崎駅に移動し、E257系特急「草津・四万」で長野原草津口駅まで乗り、中之条町の路線バスで野反湖に向かいました。
群馬キャンプ編は、コミック第16巻に収録された第89話から始まって、既に8話を重ねていますが、まだ一日目と二日目の午前中だけで、野反湖には到達していないのでした。全て描いたら第100話ぐらいには達するのではないかと思うほどの長いスパンで連載が進んでいますので、私の聖地巡礼もそれに合わせて気長に計画し、二、三度に分けて行くことになります。
今回の聖地巡礼の範囲を一日目の榛東村、安中市エリアに定めたのは、それ以降のコースを次回に計画しているからでした。とにかく広範囲なので、回るのも大変です。大井川キャンプ編に匹敵するぐらいの範囲ですが、静岡県と違って群馬県は鉄道やバスなどの公共交通機関に恵まれているので、車やバイクでないと行けない場所が多かった大井川キャンプ編とは雲泥の差があると思います。 (続く)