みずがき山自然公園のほぼ中央に位置する管理棟は、公園の西半分を占めるキャンプサイトの管理棟であり、館内の売店にはキャンプ用品も豊富に取り扱っています。
原作コミック第12巻100ページの2コマ目と3コマ目でも、その豊富な品ぞろえがそのまま描写されています。左の2コマ目の「お酒・ドリンクコーナー」は夏場なので水のペットボトルが多かったですが、写真を撮り忘れました。右の3コマ目が最初の画像と同じ陳列コーナーで、実際にガス缶や着火剤も売っていました。
出入口の窓ガラスに貼られた上図の「きのこ類採取一日入山券」の案内チラシも既視感バッチリでした。椎茸のイラストが、椎茸が好物の身にはたまらなくそそるのでした。
原作コミック第12巻100ページの4コマ目に、椎茸のイラストもそのまま忠実に写して描かれています。作中では壁に貼ってあるようですが、実際には最も目立つ出入口の窓に貼ってあるので、いやでも目につきます。個人的にはきのこ類はよく食べますので、時間があったら入山券を購入して椎茸の採取をやってみたかったです。
売店の奥へ進んで食堂の横から裏庭へと出ました。地面が一段低くなっていて、管理棟が傾斜地を造成した平坦面に建てられていることが分かりました。周囲一帯はキャンプサイトですが、一般観光客の出入りもある程度まではオーケーであるようで、受付でキャンプサイトの見学が出来るかと訊いたら、5分程度なら良いですよ、との事でした。
ところで上図の、瑞牆山をバックにして管理棟を西側から見た景色にも、既視感がありました。
この場面ですね。原作コミック第12巻109ページの第68話の扉絵です。斉藤恵那とチクワ、サエモドのはんぺんですが、このはんぺんが中津川メイの飼い犬だとは、この時点では知る由もありませんでしたね。
最初は、各務原なでしこが好きなウィーチューブチャンネルに出てくるサエモドわんこ、ということで第12巻34ページにいきなり登場していたのでした。
管理棟の周囲のキャンプサイトを見ました。上図は管理棟からみて南側で、広い芝生のゾーンの奥に林間のゾーンがありました。
案内パンフレットによれば、テントサイトは約100ヶ所もあり、オートキャンプも可能であるそうです。利用者が10張以上の場合は管理人が管理棟に夜間駐在するそうで、サイトの利用料金はひとり1500円から、5人以上だと4000円、デイキャンプは大人300円ですが中学生以下は無料、ということです。
この日も数組のキャンパーが利用していて、オートキャンプのサイトにも4、5台の車が入っていました。
管理棟の南側を回って東側へと移動し、再び中に入るまでの間に撮った景色です。キャンプサイトのどこからも瑞牆山の山並みがよく見えます。
再び管理棟の売店に入ったのは、作中で大垣千明が見つけた「にんにくしよゆづけ」が実際にあるのかを確かめるためでした。しかし、どこにも見当たらないので、カウンターに居た管理人らしき方に聞いてみたところ、「ああ、あれはだいたい秋に契約農家のほうから入れてくる品なんでね」と話してくれました。にんにくの醤油漬け、だそうですので、つまりは「にんにくしょうゆづけ」が実際の商品名であるわけです。
夏場は、上図のように「にんにく」のままで売っていました。土産に二つ買いました。
みずがき山自然公園には約30分ほど居て、それからクリスタルラインを再び南へ進んで瑞牆山荘へと向かいました。瑞牆山荘の手前で上図の標識を見ましたが、これにも既視感がありました。
が、瑞牆山荘の駐車場がどこにあるのか分からなかったため、そのまま通り過ぎて奥まで進みました。ですが、奥の駐車場はなぜか満杯でしたので、引き返して上図の標識の近くまで戻りました。周囲を見回すと、上図の標識の斜め向かいの、道路より低い位置に広い臨時駐車場がありましたので、そこに車を停めました。 (続く)