ステップ8では、車体背面部などを組み立てます。背面のワイヤーをセットした状態と外した状態とを選べますが、劇中車はワイヤーを積んでいますので、セットした状態で作ります。また、ナンバープレートは付きませんので、A29もMA2も不要です。
ワイヤーのA37を仮組みして組み立てた状態です。後でワイヤーをこの形のままで外して保管しました。塗装段階で車体に迷彩を施すため、ワイヤーはその後で取り付けることになります。ワイヤーを留めるD3、D31も同様に塗装後に取り付けます。
車外装備品類のパーツです。ジャッキだけを組み立てます。
ジャッキを組み立てた後に、フェンダー上に装備品類を仮組みしてパーツの合いを確かめました。これらは塗装後に組み付ける予定です。
ステップ9からは砲塔の組み立てに入ります。ステップ10で砲尾部分を、ステップ11で主砲を組み立てます。全て組み立てガイドの指示通りに進めます。
ステップ9で組み立てる砲塔のパーツ類です。底部は珍しい四分割のパーツでした。
組み上がりました。
ひっくり返して内部をみたところです。ターレット部分のモールドが細かく表されて旋回機構の様子がよく分かります。何かの模型誌で読んだのですが、このドラゴンの九七式中戦車のキットは、インテリアキットとして開発する案もあったそうです。
そういえば、車体の内部にはリブも再現されていますから、インテリアキットで出してくれれば、より製作も楽しめただろうと思います。
車体に仮組みしてみました。砲塔本体はファインモールドのパーツを使用していますが、底部だけはドラゴンのパーツに差し替えられているため、車体への組み付けもスムーズでした。
続いてステップ10で砲尾部分を、ステップ11で主砲砲身を組み立てますが、同じ主砲のパーツですからまとめて一気に組み立てることにしました。
組み上がりました。主砲の砲塔内の操作部分も細かいパーツで精密に再現されています。インテリアキットとして開発する案が実現しなかったのは本当にもったいないな、と思いました。 (続く)