気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

島田愛里寿が加わったけれど

2024年01月22日 | ガールズ&パンツァー

 ガルパン最終章第4話の初視聴後、共に観ていた嫁さんに感想を聞いたところ、「意外に弱くなってません?」とだけ言いました。ウンウン、と頷きかけて「え?」と首を傾げつつ、それはどういう意味かと問い返しました。すると嫁さんは笑いながら「どうせあと2、3回は視るんでしょう、よく見て考えて下さいね」と言いました。
 その会話を、初視聴後の記事でもそのまま書いています。当時の記事はこちら

 それで、2回ほど視聴を重ねて自分なりに考えた結果、これは聖グロリアーナ女学院チームのことなのかな、と察するに至りました。その数日後の夕食時に、それとなく話してみたら、「うん、そうですねぇ、そうですよ」と笑顔になりました。

「聖グロリアーナ女学院って、第3話までの戦いぶり見てたら、勝つべくして普通に勝ってるというか、いかにも強豪らしい貫禄ある戦い方してますでしょ。第4話も戦車の顔触れは変わっていないんで、強力にプレシャーをかけつつ堅実に攻めてくるというイメージも変わらないかと思ったんですけど、予想に反して、中戦車メインで軽戦車も加わってる黒森峰女学園チームとなんだか互角、ラストはガチンコで殴り合いになってましたね・・・」

「黒森峰女学園はそれまでの重戦車メインの陣容から、Ⅱ号戦車とⅢ号戦車がメインの軽快な陣容に変わりましたね。砲も小さいから火力は相当減りましたね。Ⅱ号戦車が2輌もいて、えー、あれで戦えんの?と。・・・重戦車で出てたのはティーガーⅠが1輌だけでしたよね。あれ、一回マチルダのフラッグ車を照準距離に捉えてましたでしょ、あれ当たってたら試合終了だったんですよね。たまたま横のマチルダに当たってたから良かったものの、あれ、ピンチだったんと違います?聖グロリアーナ女学院があんなにあっさりピンチになってたの初めて見た気がしますけど、あんなの見たら、勝敗は運の差でしかないな、って思っちゃいます・・・」

「終盤で島田愛里寿(上図)が出てきて最後のバトルで僅差で勝ちましたけど、島田愛里寿が居なかったら間違いなく負けてると思う。ていうかね、島田愛里寿のセンチュリオンすらも、劇場版の時のように圧倒的にバタバタ撃ち倒す感じでなくなってて、なんかちょっと黒森峰女学園の押しに引きずり込まれてて、ぶつかり合いの肉弾戦に持ち込まれてる気がしましたねえ・・」

「だいたいですね、黒森峰女学園は、きっきも言いましたけど、戦力的には以前よりも低下してるんですよね、ティーガーⅡとかヤークトティーガーとかエレファントとかマウス、ああいう重戦車がみんな無くなってて、軽戦車とか中戦車のⅡ号戦車とⅢ号戦車とⅣ号戦車に変わってますから、装甲は薄くなってるし火力も低下してますね。そういう黒森峰女学園に辛うじて勝つってのはね・・・、島田愛里寿が参戦しているのに僅差で勝つ、ってなってますからねえ、要するに聖グロリアーナ女学院が意外にも弱くなってるんじゃないか、って思ったんですよ」

 

「逆に言えば、逸見エリカ(上図)が隊長になってからの黒森峰女学園は西住まほが隊長だった時期とは違う戦い方、違う戦車の編成でやってるわけですよね。重戦車ばかりで編成して重装甲と強い火力で押してゆくんじゃなくて、軽快なⅡ号戦車とⅢ号戦車で動き回って敵の隙とか死角とかを狙ってついてゆく、って感じの戦法になってるなーと思いました。たまたま砂嵐が来たからこれも利用してるし、臨機応変に戦っていますね。戦車は弱くなったけれど、そのぶん動きが良くなって、メンバーもノンアルなんか飲んでたりして明るい雰囲気になってますね。ああいうチーム、スポーツとかでも割と強くなってゆくパターン、多いみたいですよね」

「西住まほ隊長だと、みんな目上のお偉いさんに緊張して従ってる雰囲気だったけれど、逸見エリカ隊長になってからは、ふつうに先輩後輩とか同級生とかの間柄になってて、仲間意識っていうのか、ファミリーっぽい感じが芽生えてる感じでしたよ。ああいうのが、割と試合でのチームワークもバッチリなんじゃないかな、って。戦車は弱くなったけれど、戦術とチームワークでカバーして頑張ってる感じ、てのがありますね。」

「戦力的には弱くなっている黒森峰女学園と、従来通りの戦車部隊に島田愛里寿のセンチュリオン加えて格段にパワーアップしてる聖グロリアーナ女学院とが戦ったら、普通は聖グロリアーナ女学院の圧勝になるんと違います?・・・でも2秒だっけ、僅差で辛うじて勝ってますんで、これ、全体としてみたら聖グロリアーナ女学院のほうが意外に弱くなっちゃってるぞ、とビックリしましたよね・・・」

 そうすると、第5話以降の決勝戦で大洗女子学園と対戦しても、以前のような強豪の聖グロリアーナ女学院ではなくなっている、ということかね、と聞いてみた。

「そこはガルパンですからねえ・・・、大洗が勝つのが既定路線なんと違います?・・・ですから、島田愛里寿が加わったけれどね、どうもねえ、以前のような聖グロリアーナ女学院じゃあ、なくなってるんじゃないか、と思いますねえ。あんまり強いと、大洗が勝てなくなりますしね・・・。大洗と聖グロが、というよりは西住みほと島田愛里寿の再対決の図を大きくもってくるんじゃないかなー、と予想してます」

 なるほど、見事な演説でした・・・。当方といたしましては、嫁さんの見解に賛成、ということにしておきます。下手に逆らうと地獄を見ますので・・・。

 


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愛里寿の弱体化についての考察 (通りすがり)
2024-01-24 22:27:15
島田愛里寿が圧倒的にバタバタ倒す感じでなくなったのはおそらくセンチュリオンの乗員が劇場版と違い聖グロリアーナの生徒だからかと思われます。
劇場版ノベライズ下巻の252~253Pに
「島田流は優れた操縦手、砲手、装填手が車長の指示に阿吽の呼吸で従わなければ真価を発揮するのが難しい。だからこそ玄人向けの流派と言われ、同時にそれだけの技量を備えた乗員の車両を多数そろえるのが難しいので、単機無双になりやすい。
~中略~
大学選抜という加盟全大学から最優秀の人員を集めることが出来たからこそ、この人員を揃えられたとも言える。」
と記述があります。
つまり劇場版でのあの戦闘力は愛里寿の指示を的確にこなせる大学選抜の中でもとりわけ優秀な乗員がいてこその無双なのでしょう。
愛里寿は飛び級で高校を経験していないから聖グロリアーナに転入できたとしても他の乗員もそろって転入できるとは思えませんから聖グロの在校メンバーより選出されたとして、もしかしたら愛里寿の転入により急遽参戦が決定したセンチュリオンに乗ることになったため慣れていないということもあるかもしれませんね。
スタッフがそこまで考えているかどうかはわかりませんけど……
長文失礼しました。
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Re. 愛里寿の弱体化についての考察 (ホシノ)
2024-01-25 17:41:23
楽しい考察文を有り難うございました。

当方も、センチュリオンの乗員は聖グロリアーナ女学院の生徒だろうな、と推定しています。劇場版の支援義勇チームが大洗に一時転校するのとは違いますから、転校したのは島田愛里寿だけで、後の乗員は聖グロリアーナ女学院の生徒に入れ替わったのだろうな、と思っています。

家内は「島田愛里寿が転校先のチームの戦車に乗らずにセンチュリオンまで持ってきたのは、乗員も一緒に転校出来たからでしょう」と推測していましたが、どうだろうな、と受け止めています。

いずれ、公式発の資料か何かに、島田愛里寿の転校とセンチュリオンの乗員に関する設定が述べられるかもしれませんね。
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