ラストのステップ23です。砲塔を車体にセットします。
かくして、塗装前の組み立て作業が完了しました。3輌とも同時進行でここまで進みました。
塗装作業もまとめて行ないました。3輌とも塗装カラーが共通するからです。車体色は「リボンの武者」にカラーページが無くて不明であるので、第二次大戦中に自由フランス軍へ貸与されたM22ローカストの標準色であったオリーブドラブ2としました。ミスターカラーの38番です。
転輪のゴム部分をポスカの黒で塗りました。
履帯は28番の黒鉄色で塗っておき、順に組み付けてゆきました。
履帯を取り付けた後に左右のフェンダーを組み付けました。
前照灯を8番のシルバーで塗りました。
車外装備品類をガイドの指示に従って取り付けました。それらの木製部分は43番のウッドブラウン、金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。
主砲の同軸機銃を28番の黒鉄色で塗って塗装作業を終わりました。
デカールを2輌に貼りました。作中車の描写にしたがって1輌はBC自由学園、1輌はサンダース大付属高校の校章です。あとの1輌は無印としました。
以上で、BC自由学園チームの第五共和制小隊、M22ローカストの3輌が完成しました。製作日数は、2022年2月3日から3月14日までの計30日でした。組み立てに26日、塗装および塗装後の組み立てに2日かかりました。
今回は唯一の適応キットであるブロンコモデルの製品を使用しました。作中車の描写に沿って英軍仕様を1輌、米軍仕様を2輌作りましたが、相違点は操縦手ハッチの形状のみで、あとは全て同じ形状です。組み立てもほぼガイドの指示通りで、作中車では省略されている細部のパーツやエッチングパーツを省いた他は、改変がありませんでした。ただ、キット自体が市場在庫において売切れ寸前になっているようで、探してもなかなか見つからず、3個揃えるまでに半年を要しました。こういった稀少キットは、とにかく見つけたらすぐに確保しておかないと、後で後悔することになります。
改めての近影。第五共和制小隊の3号車。英軍仕様。サンダース大付属高校チームからBC自由学園チームへレンドリースされた際の状態、校章マーク無し、としました。
2号車。BC自由学園チームの校章マークを砲塔左右に付けています。米軍仕様。BC自由学園チームにおいては基本的にこの状態で運用されているようです。
なお1号車については、レンドリース元のサンダース大付属高校チームの校章マーク付きとしましたので、別に紹介記事を綴ります。