月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

ギャグマンガ日和

2010-06-13 14:10:15 | 日記
息子のデンゼルが、学校でもブームの「ギャグマンガ日和」というわずか15分のアニメを録画して見せてくれた。
火曜日深夜に放映され、はや5年になるという。

「ギャグマンガ日和」は、増田こうすけという漫画家が描くあまりのナンセンスで、シュールでブラックな世界。

私は、そのくだらなさに呆れ、驚き、そしてついに笑った。

一度ハマルと後にひく、珍味のようなアニメなのだ。

れっきとしたストーリーがあるでなく、わけのわからぬキャラクターや、歴史上の人物が登場し、延々とボケとツッコミを交わしながら物語は展開する。

たとえばボケ役の聖徳太子とツッコミの小野妹子が日本で初の富士登山を成したという伝説のパロディ。

なぜか聖徳太子も妹子もジャージを着た現代人風。太子はカレー大好き人間で、一回三合の飯を平らげると自慢する。
そこに健脚男が現れ、自分こそ一番に頂上目指すと言い捨て、すっさすっさ登ってゆく。

太子は健脚男に負けまいと後ろからののしる。すると、傷つきやすい健脚男はくじけてすべり落ち、太子が抜きに出ると、健脚男がののしり太子がくじけ落ちる。
結末も実にくだらなく、オチというオチもないのに笑ってしまうのだ。

他のストーリーでは、日本地図を作った伊能忠敬の旅に宇宙人がついて来たり、松尾芭蕉、一休さんやファーブルに至るまで続々とヒーロー出演。古今東西のネタが無茶苦茶に盛り込まれている短編集なのだ。

原作単行本もすでに10数刊発売されている。

7月発売のDVDを密かに買おうと決める私でした。

キャシーのミニィ

2010-06-13 10:58:59 | 日記
電話がつながらず、安否の気になる友達がいる。

ピンキー、どうしていますか?
四人の子を連れて故郷に 戻り一年。
どんだけ働いても、焼石に水のように生活は苦しいことでしょう。

ピンキーが24才、私が28才の頃、同じ社宅の中の新聞配達を通じて出会ったよね。

ピンキーは、その頃にはすでに二人の娘のママでした。

私たちはすぐに打ち解けて、配達が終わるとシャッターの閉まった商店街の前に座り話をしたね。

毎朝毎朝、飽きもせず、夜明けを待ちながら、缶コーヒー片手に話したね。

時に二人で泣いたこともある。あなたが夫の暴力に耐えかね、泣くのを慰めながら、私も思わず泣きました。

自分のためのお化粧もせず、洋服も買わず、二人の娘を慈しんで育てた若いママ。
私は、二人の愛娘、ジュリアとリーザと仲良しになりました。あなたの夫ハーレーともタメ口をきく仲でした。

ある日、あなたが私の部屋を訪れました。

お皿に盛られたおにぎりを持って。

あなたと二人の愛娘は、にこにこ笑い
「ぽぽんのお姉ちゃん、いつもお菓子をありがとう。何もお返しできないいからおにぎりをもらってください」

ピンキーは、実家から送られたばかりの新米を炊いて、私のためにおにぎりを握ってくれたのでした。

ほかほかにぎりたての塩むすび。

うまかったよ。私は今でもあの味を忘れない。

その後、ピンキーは四人の子を生み、六児の母に。転職ジプシー、DVの夫ハーレーについて引っ越しの連続。あなたは長年苦労し、昨年春ようやく離婚が成立。横浜から愛知へ戻ってきた。

ジュリアとリーザは、成人して独立。ジュリアは結婚して一児のママに。
リーザはエステティシャンとして頑張っているんだってね。

ピンキー、一年前に会った時、あなたは変わらぬ笑顔で迎えてくれました。

でも、私は 不安だった。
あなたの四人の子たちは、日曜だというのに、あなたのそばから離れず、みんな周りに寄り添っていた。
あなたを守りたくて、あなたに守られたくてそうしてたんだよね。

そして、ささいなことで高校生三女クリスと中学生長男ガブリエルが姉弟喧嘩。それは当たり前の光景だけど、そのキレ方泣き方 はあまりに痛い。辛かった。

5歳くらいにしか見えない9歳の末っ子キャシーが、別れ際私にくれたミニィマウスのマスコット。
今も大事にしています。

あなたとあなたのこどもたちが、幸せに暮らしていますように。

伏見ミリオン座の映画

2010-06-12 13:01:10 | 日記
昨日、漢方クリニックで薬をもらった後は、速やかに伏見に移動。

伏見ミリオン座という、小さな温もりある素敵な映画館に行きました。
そこで、話題作「マイブラザー」を鑑賞。

時間があったなら、もう一本「ブライトスター」も観たかったなあ。

クリニックがあまりに混んでいて、4時間待ったんですわ。

診察室を出る頃には、午後の診察も近い時間だというのに、まだ午前中の人が終わってない。

二人いるドクターやスタッフももさぞお疲れのことでしょう。

映画のストーリーは、戦地アフガニスタンで地獄を見た兄と、アウトローだったが、家族の絆に目覚めた弟が主人公。

出来がよく、父からこよなく愛された兄に比べ弟は毛嫌いされていた。
親子でも、どうにもならない相性があるのだ。

兄弟は仲がよい。刑期を終えた弟を笑顔で迎えに行く兄。兄には自分の素顔を見せる弟。二人の信頼感にほっとさせられる。

でも、そんな兄が戦死したと訃報が入り、弟はならず者から脱却し、一家を支え頼りにされる存在となる。

やがて、捕虜となっていた兄が帰還。戦地で受けた傷が広がり、人格が変わったように次第に破壊的になってゆく…

戦争は終わった後が本物の戦争なのかもしれない。

ベトナム戦争を舞台にしたトムクルーズ主演の
「7月4日に生まれて」も 主人公が帰還した後が地獄だった。

あまりに深い心の傷。
悲しい物語だった。

漢方ブーム

2010-06-12 08:06:35 | 日記
6月11日、今日はお休みをいただき、栄の漢方クリニックに来ています。

10時30分に到着。すごい人、人。71番の札を渡され、外出するなら二時間以内で帰ってきてと言われる。待ち時間は三時間くらいだって。

ここをネットで探して、もう二年になるんだなあ。

私はアレルギー体質の宝庫。
目、鼻、喉、皮膚に至るまで冒されている。

抗生物質や抗アレルギー薬剤との闘いに疲れた体が、ますます免疫不全を起こし重傷化した。

ストレスが一番の要因だったとは思う。

漢方に出会い、自分の生活や体の仕組みについて考えさせられた。

薬害に傷ついた体をじっくり癒すには時間も必要だと知った。

このクリニックは、自宅から2時間ほどかかる。

だから、おいそれと通えず、二ヶ月に一度くらいの割合で来ている。

漢方薬は飲みにくい。鳥のえさみたいに粒子は粗く、苦みと渋味にため息が出る。

しかし、この苦みこそが、体を驚かせ、回復させる決め手だそうだ。

待ち時間の間に、クリニックのビルの前に建つデパートの中のスープバーでランチを取った。

オマール海老のスープと
数種の野菜煮込みスープ、主食は雑穀米を選ぶ。

ここのスープには、この雑穀ごはんがよく似合う。
う~ん、雑穀ごはんの微妙な塩かげんがスープを引き立て、食欲をそそるなあ。

疲れた体に優しいメニューです。

充電オリビア

2010-06-11 05:50:08 | 日記
うお~King仲間のオリビアが、椅子から落ちて手首を骨折したという。

ショックだった。いつも元気の塊のようなオリビアだが、メールの報告は落ち込んでいて力がない。

オリビアは、パン屋さんに勤めている。
手を骨折しては、しばらく仕事も無理だろう。
戦力だけに、店も困っていると思う。

私は、この四ヶ月、オリビアとのナイトウォーキングを楽しみにしてきた。

仕事でどんなに疲れていても、オリビアとおしゃべりしながら歩く一時間は、どんなマッサージより癒し効果があるのだ。

もちろん、しばらくは週二回のウォーキング中止。

仕方ないことだが、寂しい。

彼女が一番気掛かりなのは、主婦として、三人の子の母として、忙しく働き回ってきた生活が怪我によって崩れてしまうことだろう。

でもオリビア、怪我の巧名って言葉もあるよ。

今このピンチを活かして 、ゆっくり休んで充電してね。回復、心よりお祈りいたします。

治ったら、またよろしくです。

紹介します。気のいいおっさん2

2010-06-10 06:26:40 | 日記
ここにもいた!
気のいいおっさんがまた一人。
あんたもおばさんだろって言われそうだけどね~

ちょっと堀内孝雄似のこの人は、元々精神病院のPSWで、同じPSW仲間と当事者主体の作業所を立ち上げた。

この10数年で、メンバーは3倍以上に膨れ上がり、NPO法人格取得後、就労継続Bに移行。さらにはグループホームも3か所に、着々と事業を広げている。

この法人の理事長で管理者のジョーンズさんは、手先の器用な仕事人。

今日は、ジョーンズさんが開発したコーヒー焙煎器を見学がてら、法人理事長としての心構えと、 今抱える問題点について相談に乗っていただいた。

ジョーンズさんは、柔らかな物腰でゆっくり話を聴いてくれた。

メンバーさんが帰った後が、焙煎の時間だという。生のコーヒー豆はネットで入荷。それを自ら開発した焙煎器で、約40分かけて焙煎。
この時間がジョーンズさんの癒しタイムだそうだ。きっと、ほんわかした顔で焙煎してるんだろうな。

作業室の家具なども手作りで、実に味のあるものを作る。
ミシンだってお手のもの。

この世界。今までに、いろんな苦労があったことは容易に想像できる。
しかし、ジョーンズさんには、問題に振り回されない大きさというか 
精神的なゆとりを感じる。

一家に一台は欲しい重宝な人である。

これからもアドバイスをよろしくお願いいたしますm(__)m
今日の木曜パック弁当

串かつ ※うずら ベーコン チーズ
生野菜

大根と鮭の煮物
茄子の田楽
マーマレード寒天
佃煮
ごはん

ケインの就活

2010-06-09 06:25:37 | 日記
甥っ子のケインとは、しばらく会っていない。

ケインは、この春で24歳になった。アンビシャス大学(仮名)大学院生である。
メールで元気か?と聞くと、就活に忙しく暇がないと言う。

就職氷河期時代は、今だ夜明けを迎えない。

大学院卒業というキャリアが、かえって企業から敬遠される場合もあるだろう。

ケインは幼い頃、私をぽぽんママと呼んだ。

私にはケインと同じ年頃のこどもが生まれるはずだった。

残念なことに、いのちの 炎は消え、私はケインを自分の息子のようにかわいがった。

それだけに、ケインが傷ついたり、苦しんでいる姿を見ると、いつも胸が締めつけられるようだった。

冬が終わる頃、ケインが泣いて電話をしてきた。

アスペルガー症候群と診断されたのだという。

ケインがアスペであることは、薄々わかっていた。

ケインは幼い頃から強いこだわりを持っていたし、彼特有の世界観があった。

私はそんなケインが面白くかわいかったし、息子のデンゼルも彼によく似ている。

死んだ父もアスペだったろうし、やはり遺伝的なものはあるだろう。

い~じゃんアスペだって。環境さえ整っていたら、その才能を活かせるよ。

私は励ました。そしてアスペということに卑屈にならず、自分らしく生きてほしいと願った。

意識を変えていかなければ。多くの人たちが知らないことに対して、正しく理解するよう啓発しなければと思った。

押し付けでなく、へりくだったお願いでなく、まっすぐ見守ってほしい。
今日の薬膳弁当

鯖の塩焼き
だしまき玉子
山菜ポン酢和え
生野菜
新ジャガ辛子マヨネーズ
豚肉の生姜煮
マーマレード寒天
なすの炒め煮
雑穀ごはん

TKG~卵かけごはん

2010-06-08 08:10:04 | 日記
先日、隣市の小さなうどん屋に入った。ランチタイムだが、そこそこの客入りで、ひなびた感じが一人でも落ち着く店だった。

そこの定食には、今どき珍しくがっつり腰のあるうどんに炊きたてごはん、そして生卵がついていた。

たまかけご飯かあ。そう言えば最近食べてない。

珍しさもあり、早速卵を割りほぐす。小玉だが、なかなか質のよい卵で、弾力があった。

しょうゆも専用のだし醤油。いいね!

卵かけごはんは、子どもの頃大好きだった。

おかずいらないし、(ろくなおかずのない家で育った)ごはんと醤油を足しさえすれば、お代わりも楽しめる。

メンバーのシューマンも、週一日はたまかけご飯が夕食メニューだと胸をはる。

昔、若竹寮にいた頃、おかまのおじさんでパパイヤという寮生がいた。

パパイヤは、独身でウインナーのようなくちびるをした、白髪髭面のオカマさんだった。

日曜の朝、私と友人のナタリーがたまかけご飯を食べていると、にこにこして寄ってきた。

私たちは、パパイヤに興味がなかったので、無視して食べ続けていた。

半分ほど食べ終えると、突然ナタリーが立ち上がり、ジャーの前に行きご飯を足した。

私も負けじと後を追う。

TKG(たまごかけごはん)の第二ラウンドである。

すると、パパイヤは手をたたき、「んまあ!すてき。卵のサンドイッチね」
と叫んだ。

???私たちは、どうリアクションしていいかわからず苦笑いした。

最近、ナタリーと久しぶりにメールで会話した。

そういえば岐阜に住むナタリーの新居にも遊びに行ったなあ、ミスド持って。
もう20年くらいになるかな。

あの頃小さかった二人のこどもは、もう大学生と高校生になるんだね。

ベスの歩く道

2010-06-07 07:23:11 | 日記
ベスを見て、彼女が心の病にかかっているとは誰も思わないだろう。

ベスは寡黙だが、感情も安定して、作業の能率も高く知的にも優れている。
気配りもきき、人とトラブルこともない。

ベスはきれいな娘である。流行りのおしゃれもするし、清潔感もある。

ベスという名前は、私のこども時代からの愛読書 「若草物語」から取った。

若草物語は、アメリカ南北戦争時代を背景に、四人の仲良し姉妹の青春と家族の絆を描いたオルコットの自伝的文学作品。

10歳の頃私は、この物語をあまりに夢中で読み耽り、辺りが暗くなるのに気づかないほどだった。

四人姉妹の名は、メグ、ジョー、ベス、エイミー。
主人公は男っぽくさわやかな次女ジョーだが、三女のベスは姉妹の中で、一番のはにかみ屋で、周りを気遣う優しい娘。

家族以外の知らない人と話をする時には、ばら色に頬を染める。

シャイなのだ。そんなところがメンバーのベスと似ている。

メンバーのベスは、やはり姉弟の真ん中だが、父と一番仲良しであり、逆に圧力もかけられる存在。

ベスは、父親の感情に日常的に振り回されている。

父が機嫌よければ、ベスも満ち足りる。どこか父とベスの立場は逆転しているように感じる。

家族のEE(感情表出)が高いと、当事者にとって不安を招き、安定を欠き病状が再燃しやすいと指摘されている。

心配しすぎや過剰な干渉、怒りを向けることでせっかく回復しかけた病がふり出しに戻るのだ。

悲しいことである。

近いだけに見えにくい問題なのだろうし、現実には介入も困難である。

どうか、ベスが自分の人生を謳歌できますように。
今日のお弁当

そら豆のかき揚げのポン酢おろしがけ
切り昆布とはんぺんの煮付け
きゅうりとツナのサラダ
メロン

ドラマいいたい放題

2010-06-06 09:08:27 | 日記
ドラマは好きだが、あまり観る時間がない。

バラエティー好きで、マイナーな息子を授かったばかりに、なかなかトレンディーな番組にありつけずにいるのだ。

かといって最近、わざわざ録画するほどの作品もなく、しいていえば今は、日テレで放送されている「Mother」欠かさず観ています。

Motherって虐待を扱ったかなりヘビィで複雑な内容だけど、原作者はしっかり関心持って勉強してるなあと感心する。

ドラマが始まると、Motherというタイトル文字のtが十字架をイメージしたように光る。

なるほどね。このドラマは、教え子の虐待を見かねて、連れて逃げる女教師が主人公。
理由はともあれ誘拐だから罪を背負っている。十字架はその証か?

でも、母親というものは、誰でも十字架を背負っているような気がする。子は理想通り育たないし、正しいと信じた子育てが失敗する危険性も高い。

サマンサのお母さんじゃないけど、やり直しがきかない。自戒をこめて私も十字架に祈りを捧げる。

このドラマ、ありえないようで実は身近。目を覆いたい内容なのに目が離せない。すごい。

さらに虐待されてきた子役の女の子の演技がすごい。すごすぎる。

次に、たま~に観てます。フジテレビ「素直になれなくて」
脚本は恋愛ドラマでヒットを飛ばしてきた北川悦吏子。
シカゴのヒット曲「素直になれなくて」をテーマ曲に選んでいる。
シカゴを選ぶとは、さすがは60年代始め生まれの脚本家。私と同年代の中年ね。

内容は、何かきれいチックでイラっとします。

今をときめく草食系男子瑛太と、のだめカンタービレ大ブレークの上野樹里、東方神起のジェなんとかいうイケメンに、玉山鉄二まで出てて豪華なはずなのに何か寒い。

結局、張り合わせ的なんだね。セリフもちっとも響かないし、展開のシチュエーションも浅い。

やっぱり北川さんはもう年だから、若い子の恋愛描くにゃ無理がある。

ツイッターで結ばれた友情から発展した恋愛模様なんてねえ。

瑛太君のピュアさや樹里さんのほんわかさもこの脚本じゃ生きてこない。

まあ、月曜のキムタクのドラマもイマイチだけどなあ。

キムタクはかっこいいけど、尽きてる。もうハマる役ないね。
登場人物多すぎるしっ。
久保田利伸の歌はインパクトありすぎでマイナスかもよ。

篠原涼子はきれいです。