GES進学ブログラブ -知の感動-       高校生

GES進学予備校からの高校生へ、情報、学問&実学、受験、脱・大学終着点メッセージ。
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己の能力は己が決める!-ニッチな塾は今でも必ずある-

2012年05月29日 23時51分28秒 | 学習・進学
「成績が上がるかどうかは、どこで決まるのですか?」

「生徒さんがどこの大学に行きたいという意識で決まる」


例えば、あなたの現在、偏差値40の能力とします。

1年後、偏差値50の大学を目指すのか、60の大学を目指すのか、

70の大学を目指すのか、すべて生徒さんの意識で決まります。


意識には、ブレーキをかける意識もあります。

「今の能力では成績を上げていくのは難しい」と言ってブレーキを

かけているのは、経験上、生徒さん、自らです。


己の能力にブレーキを掛けることは幼い頃から、絶対にやっては

ならないことです。保護者の方も子供さんに過大な期待、期待なし

は子供さんとの信頼関係が崩れます。


いつも、「僕(私)、まだまだ、頑張るね。」(生徒)、

「何も手伝えないけど、応援しているよ。」(父母)、

が、最も能力を伸ばす協力的家庭環境です。


この必要条件を満たし、自分にブレーキを掛けず、アクセルを

全開にし、「学校教育(科目)」、そして、保護者もできる限り、

応援する意味で、生活に少しでも余裕があるなら、もしくは

少々頑張って、自分に合った能力を伸ばしてくれると思える「塾」を

選ぶことだと思います。


「高等学校」、特に「塾」はどこも同じではありません。

同質化していません。そうである塾は、もう消滅しています。

他にないこの世に一つしかない「塾」(明治維新の適塾、松下村塾等)

が、潜んでいます。本当に能力を上げる話しをしてくれているか、

只、カリキュラムや学費のことだけしか説明していないか、

先生(講師)により、つまり、人(塾方針)によって、分かります。

        -人は人によりて人となる-

映像授業も高校生の間では当為の姿になってしまいましたが、


就職難の時代、就職の話しまでしてくれるか、も塾力です。

司法試験、公認会計士、受験生激減、公務員過剰の時代です。

一生を考えたプランナー要素のある塾は、大学や学部選びが適切です。


学校教養科目学習、そして、実務就職活動に長けた塾選び、

FPの如く、将来設計を的確に答えてくれる塾選びが重要と思います。

ニッチ:市場全体の一部を構成する特定のニーズ(需要、客層)を持つ規模の小さい市場のこと。
    狭義には、その中でも商品やサービスの供給・提供が行われていない市場とされる。
    隙間市場(すきましじょう)ともいう。つまり、この本文では、他と異なった比類のない塾の意。

-GESプレップスクール高等部- ワンランク上(原理・原則重視)の塾

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■本日のワンポイント
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-事実命題から当為命題を導き出せるか-

P1:「日本国民全員にアンケートを取ったところ、全ての人が、
           数学を学習すべきである、ということに同意した」

P2’:「日本国民全体が同意するような命題は正当性を認められるべきである」

P2:「ゆえに、数学を学習すべきだ」

論理A:△事実命題(P1)⇒論理⇒当為命題(P2)⇒結論(決断)×

論理B:○事実命題(P1)⇒当為命題(P2’)⇒論理⇒当為命題(P2)⇒結論(決断)

 P2’:「一般性当為命題」、P2:「特殊性当為命題」

-約束、義務、権利-
約束とか義務といった言葉、私達はこの推論を読む時、暗黙のうちに
「約束は守るべきである」、「義務は果たすべきである」、「権利は主張すべきである」
といった命題を(書かれていないにもかかわらず)、勝手に補って読んでしまうのである。
もし我々が心の中でこれら補完をしないとすれば、命題の推論は成り立たない。
明示的に補完すれば命題を証明するのに、約束や義務は果たすべきであるということを
前提としてしまうことになるのだから、言うまでもなく論点先取の誤謬を
犯してしまうことになる。つまり、命題の推理は成り立たない。

⇒「約束、義務」という命題を、’果たさなくてはならない’理由とは何か。
 果たさなくてはならないとは、どの法律にも書かれていない。(べき論)
 果たさない=「果たす」の否定=「果たす=人への基本的権利付与(憲法)」の否定
 憲法の与えてくれている基本的人権を放棄するなら、果たさなくてもよいが、
 憲法付与権利を必要とするなら、果たすべきである。 

cf.人をいじめてはならない、無視してはならない、まして、殺してはならない命題等々
  は、論証できるであろう。大前提は人に生きる権利を保障している「憲法」である。

  義務と権利は社会では表裏一体、自然界では必然的な法則です。
          つまり、自然の摂理です。

■難関大学合格の基本■
 「憲法」という自然界の法則が付与している内容は、高校時代に知っておくことが
  難関大学合格の基本と考えている。更には、就職してからの社会貢献天職、生活
  基盤(思考能力)に大きく寄与する。
  只、示談、和解(論点、争点を曖昧にし、早期に金銭解決をする)という日本の
  慣習には馴染まない。これが、法定でもまかり通ることが「日本の論点」であろう。
  示談、和解で合格するという意は、昔の金銭による裏口入学同様です。

解説)「誤謬(ごびゅう、英: Fallacy)」
    論証の過程に、論理的または形式的な明らかな瑕疵(かし)があり、
    その論証が全体として妥当でないこと。
    論証において、誤謬には「形式的」なものと「非形式的」なものがある

※数学は「論理学」です。「倫理学」ではありません。
 論理学と倫理学がリンクし、法学が成立します。
 数学の基盤は「集合と論理」ですが、数学教諭や数学者が法学や倫理学そして文学を
 周知しているとは限りません。
 「事実」が、社会通念上、「合意性」「妥当性」「客観性」「合理性」を備えている
 必要があり、部分的(一人の主張)では、事実とは言えません。主張に止まります。
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法律を守るべき理由(守る者が憲法・法律に守られる)-憲法と法律の相関関係-

2012年05月24日 22時57分03秒 | 学習・進学
-学習・進学をする高校生(文理問わず)の大前提の能力必須法則-

憲法は、人権保護で人に’生きる権利を与える’「愛」の書です。

法律は、憲法とは相反して、’人への義務という’「恋」です。

契約は守らなくてはならないとは、民法には書かれていない。

しかし、守らなくてはなりません。

当然のようですが、なぜですか。

法律を守るという規制は、「どこに、何に」、書かれているのでしょう。

人は法律によって保護されているのです。

守る絶対的義務はありませんが、守らなければ、憲法の与える「愛」は消え去ります。

憲法(神仏・自然)が与えてくれる人権が国民を保護してくれているのですから、

それは素直に受け入れるしか、小さな葦である人間はこの世で生き難くなります。

だからこそ、法律という規制に守られるべきです。

守るべきですが、破る(暴走者・上位身分者等)と憲法が弱者を保護します。

契約は守ってこそ、あななは憲法(自由)・法律(規制)に保護されます。


文責:GES進学


法を科学する。そして、学習・受験へ反映させる。

2012年05月17日 12時33分25秒 | 学習・進学
-法を科学する-  学習・学問は各種法を見出すことである。

自然の法、社会の法

学習の「方法論」をまず固めることが第一です。

方法を間違える事で、法律系資格受験のみならず、将来が変わります。

今日は法を例にとって、受験生の学習法を考えます。

■憲法とは

人の為に「憲法」はある。

憲法とは国民に付与する「人権保障」である。

「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和主義」が書かれてあるが、

趣旨は、「個人の尊重・尊厳(憲法)」である。

人は違う、人と違うこと、これこそが重要かつ素晴らしい。

その人らしさ、を尊重することを憲法は謳っていいる。

憲法は国民への「愛」、「思いやり」である。

■社会の中での答え

その人の考え方(主張)が答えである。

法も主張(考え方)である。

大前提に法という主張があり、

■法を学ぶ理由

法律を学ぶ事は、可能性を拡げる。選択肢を拡げる。

公務員も法律を守り、行使していく職。

「法律は手段・道具である。語学と同様、手段・道具である。」

     法律を学んで、使って何をしたいのか。

大学は学問・研究所であり、教育者ではなく、研究者である。

高校までのように手取り足取り、基本から教えない。

基本は自ら学ぶ。

「法律の専門家、語学の専門家」(道具)になることが重要でなく、

法学部で法学を学ぶだけでなく、「使い方を学ぶ」ことが重要である。

■六 法(七 法)
 憲法、(行政法)・・・公法系科目
 民法、商法、民事訴訟法・・・民事系科目
 刑法、刑事訴訟法・・・刑事系科目

・未知の問題に対して自分の頭で考えて、
 自らの価値観に基づいて決断する力
・その結果を「事実」と「論理」と「言葉」で説得する力
 そして、共感力(相手の立場を創造する力)

 実務家(士業)は時間内に決断することが重要。

 只、決断は思考が止まる。更に深めて行くことが大事。(研究)

■法学の性質

 結論の妥当性 ⇒ 正義・公正の追求

 プロセスの説得力⇒説得力の勝負
  「事実」と「論理」と「言葉」で説得する。

■初めて法学に接して戸惑うこと
・唯一の正解を探すのではない。
   ⇒説得力の勝負(べき論、当為の世界)

・学説がどれも正しいとされることがある。
   ⇒出発点としての哲学、前提が違う。

・批判が噛み合わない気がする。
   自分の立場を前提にして批判している。

・言葉に拘りすぎる感じがする。
   言葉の使い方に厳密な世界。
  ※被告(民事)  被告人(刑事)

「主観」と「客観」も使う場面によって意味は異なる。

 善意の第三者

■裁判は三段論法

 生物はいつか死ぬ 自然法(大前提)

 人は生物である  事実認定(小前提)

 人はいつか死ぬ  結論(判決)

  抽象論の世界

■条文⇒解釈⇒技法(大前提⇒小前提)

 解釈法:文理解釈 ⇔ 論理解釈

  「この公園で犬に糞をさせないで下さい」⇒ 文理解釈:犬だけ・・・形式的 
                       論理解釈:猫も人間も

   この場合、妥当性を導く「論理解釈」が法解釈となる。

 <論理解釈>
    ①類推解釈:文字の意味に含ませえないものに拡張する場合
    ②反対解釈   
    ③拡張解釈:文字の意味の枠内に含ませる場合
    ④縮小解釈
    ⑤変更解釈:論理解釈の内、文理解釈と明らかに異なる別の意味に解する場合

     ※万能ではない    検証が必要

上記、四つはいずれも「論理解釈の一種」であると考えられる。
拡張解釈・縮小解釈は、類推解釈同様、目的的論理を重視した解釈であり、
形式的な文理解釈とは乖離した結論を導くから、法的安定性を害することなく
具体的妥当性を実現するためには、これらの解釈を正当化する体系的な許容性と、
目的論の合理性とを厳密に検証しなければならない。

さもなくば、ご都合主義に堕してしまうからであり、
これらの解釈方法によって、「便宜的に文理をねじ曲げる」というものではなく、
それが規定の「本来の持つべき意味そのものであるにほかならないと論証する」ことが望まれる。

■条文解釈は、意とは異にした主張を文字という道具によってに明文化した「文字」で はなく、
趣旨を考えることが重要 -言葉・文字(厳密性)の真意との近接性-

規定の文字だけでは水かけ論になる為(→文理解釈)、
その趣旨を考える必要がある(→反対解釈・類推解釈)。

      ⇒どうあるべきか(べき論)として、解釈していく

 憲法、法、条例、私法は文理解釈によるものである為、局面(事実認定)趣旨を重視し、
判断しなくてはならない。

■法と経済
法の経済分析を中心とする法と経済学と呼ばれる学問はかなり急速に発展してきている。
例)
日本における訴訟外での紛争解決の多さを、「義理人情」を尊び、「法律や契約遵守の
意識が弱い日本人の法意識の遅れ」に基づくものであると分析したが、欧米の一部の国
のみを念頭においた不正確で主観的な印象論にすぎないものとして20世紀の末頃から
批判され、支持を失った。
そこで、アメリカの法学者の側からは、主に日米の交通事故における被害の賠償に
ついての「数理分析」により、日本で訴訟件数が少ないのは裁判外における交渉に
よる紛争解決(ADRなど)が良く機能しているためであるに過ぎず、全体としての
法制度はうまくいっているとの主張が現れるなどしている。

※ADR:裁判外紛争解決(Alternative Dispute Resolution)。事業再生ADR手続。
 仲裁,調停,あっせんなどの,裁判によらない紛争解決方法を広く指すもの

以上、「法」による学習の考え方を考えましたが、

    教科書や解説をいかに解釈するかで理解力は変わってきます。

    教科書や解説は、法(主張)です。

    受験生がいかに解釈するかで、学習生産性は人により差異が出てきます。

    この社会に存在する限り、何を専門にするか、何を仕事にするかに関係なく、

    法の下に、人はいます。理系・文系に無関係に法は学習すべきです。(主張)


高校で学ぶ重要な将来に繋がるエッセンス

2012年05月08日 06時51分03秒 | 学習・進学
高校生が学習している内容は、所謂「教養科目」と称される。

何のための教養学習なのか。

例えば、前回のブログラブのテーマ「法」において、法曹三者(裁判官、

検察官、弁護士)は、「人の心理」を国語の小説で学び、「条文解釈」

を評論文・説明文で学び、論理解釈法(傍線部はどういうことか、

主旨、要約)を習得する。

文理解釈(文字通りの解釈)、論理解釈(条文を言い換えて解釈)

等々、解釈法を学ぶ。

これを以って、実務手続きに専念しなくては、世の為の社会人として

認められず、「いそ弁」「のき弁」を余儀なくされることも耳にする。

数学においては、「論理解釈」そのものである。

英語も国語同様、解釈法を学ぶ。

つまり、高校で学ぶ教養は社会人として必要とされる必要条件です。

この体系化した解釈法は、これらを持ち合わせている「塾・予備校」

で学ぶことが適切でしょう。

■重要なこと

 学校での「各科目5教科、種々の解釈法」は、「憲法・民法」という

 「人間への愛(憲法)・人間のあり方(民法)」を基盤にしているの

 しょうか。憲法・民法を知らずして、学校教諭はすべきではありません。

 生徒が将来、社会での「生き方の指針」が分からなくなります。

 結果、就職難が起こっています。採用後も3年以内で離職する者も多いです。


  社会に出るとは、人間への生きる権利と、生き方を知ることが、

  社会での必要とされる「人つくり」といつも主張しています。

   憲法、民法を本当の解釈法で読んでみて下さい。

   釈迦の教えのようです。暗記の憲法、民法ではありません。

 高校生は何かと忙しいでしょうが、これらを踏まえた科目学習をしていく

 ことが重要です。特に難しいことではありません。

 社会貢献できる人間を社会は求めていますから、そのような原点に足を

 付けた学習法を行うことでしょう。


 解釈法;文理解釈、論理解釈、拡大解釈、縮小解釈、反対解釈・・・

 英文の書き換え問題はなぜ必要なのか。暗記では何の意味も

 ありません。


GESプレップスク-ル高等部・高卒部では、理系科目の

「論理、法則」を基盤に、文系科目の学び方を習熟を目指しています。


何事のおいても、「やるべきこと」をコツコツと実行して行き、

「やりたいこと」に変えていくことが重要です。


何になりたいではなく、自分は何をすべきかを考え、

不景気、就職難の中、誰が求めれれる人間像か、

学習しても、なぜ、報われないのか、という真相をしっかり掴み、

将来を考えるべきです、


GESプレップスクール高等部・宇部




GESプレップスクール宇部校【高等部】フリーアクセス0120-930-071