GES進学ブログラブ -知の感動-       高校生

GES進学予備校からの高校生へ、情報、学問&実学、受験、脱・大学終着点メッセージ。
www.gesnet.co.jp

制作費が高額映像授業と安価映像授業の違いが見抜けるか?!

2013年04月30日 18時44分41秒 | 学習・進学
TV-CMで馴染みになったリクルートを始め、ジャストシステム等、ITの進化と共に、

異業種が教育界(教育支援業:人つくり業・能力つくり)もどきとも思えるように

教育系部門を作り、昨年から参入し始めている。

私塾・予備校・通信教育から、学校、異業種へと通信教育のIT化、特に映像化は拡大されつつある。

映像は安価であるべき、と主張し、教育支援業の公序良俗を乱しているとも捉えられる薄利多売を

始めているが、長く続く要素が見えない。今は講師に投資であろうが、講師の立場に立っても己を

バーゲンして欲しくないだろう。競業の縛りのない講師は一次的に出向するであろうが、

時間の問題で、良質な講師はいなくなり、若手講師(大学生等)に収束するのではなかろうか。

バーゲン・モバイルメディア授業(PC視聴可能)はスマホやタブレットをPCのない家でも、

電車の中でも学習が出来ることを想定して売っているように思える。

演習目的の「e-ラーニング」なら、これもよい発想と思う。


本来、本質的理解を伴う本格的映像は、講師からスタジオ製作・編集と高価である。

得点力に繋がるには、薄利多売であとは自己責任では無理だ。

出来る生徒には良いだろうが、将来、そのような「非ボリュームゾーンの一流講師」は受講生が少なく

出せない。やはり、ボリュームゾーンとなると、自己管理だけでは続かない。



本来、高額である映像授業を、安価で行うには、編集をせず、講師1人に狭いスタジオルーム

で、録画のON/OFFをしてもらい、ライブ授業と同様に行う方法がある。


・収録高額映像授業:河合塾のサテライト講座>駿台予備学校のサテネット21

・収録安価映像授業:その他の予備校>資格予備校>私塾オリジナル映像授業>異業種

  ※大学生が行っている映像授業は超安価製作


-映像授業の一般的メリット-

①マイペースで受講でき便利

②繰り返し受講でき便利

③自分に合った講座があって便利

④個別に受講でき便利

⑤質問システム(FAX、E-MAIL、GRW等)があり便利

これは、どこの映像授業でも言えることである。

だから、ITを得意とする通信系業種、家電メーカー、PCソフトメーカーが多角化できる。


しかし、高校生はただ無機質に安価な映像授業のみを求めているとは思えない。

私塾・予備校も「教場という学習環境場があることが大前提で複数形態授業」を行っている。

映像授業だけが一人歩きすると、娯楽の要素の強いTVに過ぎなくなる。

TVを学習や学問と捉え利用している人は多くはない。一握りの人たちである。

****************************
A.生集団授業、生少数グループ授業、生個別授業

B.映像集団授業、映像少数グループ授業、映像個別生授業
****************************

製作が安価な映像授業は無駄な時間が多くなり、それまでも購入することとなる。

薄く長い安価な授業を選ぶか、内容が濃く短い高価な授業を選ぶかは、学習者自身である。

今、私塾、予備校は良質で学習環境のある適正価格設定をし、落ち着いている。

1コマ90分(45分×2コマ/20分×5コマ)あたり、3,000円~4,000円が

安心できる学習環境のある価格である。

     (通期:90分×20コマで60,000円~80,000円)

これ以上、高くても安くても何か大事なものが欠けてくる。(市場価格)


    1匹、100円のうなぎは買いますか。


学習能力は己の培ってきた能力で変わる-必然的運命-

2013年04月24日 15時18分44秒 | 学習・進学
学習環境のある都道府県、ない都道府県という要素がある。

100万の政令指定都市と10万~20万の町では学習環境が異なる。

地方だが、福岡市、北九州市、下関市、山口市、宇部市の順で意識が異なる。

福岡市の方が、1年前から模試を積極的に受け、模試仲間も大勢集まるが、

宇部市等では、今頃の4月~5月の1年前は士気さえ湧いて来ない。

これは学習仲間がいる、いないという環境で大きく変わる。

<器を大きくしていくことの人生における重要さ>

─────────────────────────────
「悪運」は「悪運」と繋がり合う。

「偏屈」は「偏屈」と親しみ、

「清人」は、「清人」と出会い

 そして繋がり合う

「類は友を呼ぶ」ということわざがあるが、
 もっと興味深い法則が人と人との出会いを作り出している。

仏教言語では「宿命」、「宿業」であろう。

これは事業家もサラリーマンも、更には「受験生」も同様である。

「伸びていく人」は、例え、どんなに仲がよくても、知らず知らずのうちに
「落ちていく人」とは、疎遠になり、いつの間にか自分と同じ「伸びていく人」

と交わっていく結果となる。

恣意的にこのようになるのではなく、無意思でそのようになってしまうのである。

抵抗しても、抵抗しても、自分と言う人間の核をなすものを共有してる人間としか
結びついていかない。

出会いとは、決して偶然ではない。
これは人間世界に存在する数ある法則の一つである。


そうでなければ、どうして出会いが一人の人間の転機となり得ようか。
どんな人と出会うかは、その人の命の器次第である。

─────────────────────────────

師に出会うことも運命。

友に合う事も運命。

自分の学ぶ大学や職業、資格と出会うことも運命。

第二家族の配偶者に出会うことも運命。

 運命は偶然ではなく、必然である。

自分が過去に培ってきた結果が、当為運命を呼ぶ。

今も自己を磨いていなくてはならない。

「運がいいとか、悪いとか」自分の現在の技量が決めている。

つまり、人生は自分次第で変わる。

短いと思われる3~4ヶ月でも人生は変わる。学習能力も変わる。


-学問塾-
GESプレップスクール宇部
GES進学

危険をはらんだ塾の100%WEB授業

2013年04月06日 16時23分47秒 | 学習・進学
平成4年(1994年)から、塾への映像授業売りが始まった。
本来、学校売りであった映像教材が、大手三大予備校〈SKY〉
によって、既に学校は占有され、新規参入は困難てあったこと。
かつ、知名度が小さい株式会社私塾の映像授業は受け入れ
難い心理が働いていた。

そこで、塾向にと方向転換したことが、当たったのである。
なぜ、当たったのか?
当たったのではなく、必然的であった。

学校は教諭陣の生授業が主体であり、大手予備校の映像授業
教材は二番手の補完的教材でなくてはならない。
しかし、塾の場合は特に高等部大学受験向授業は塾生数対講師費用の
採算性がなく、成り立たない。
大半の高校生対象個人塾では、英数だけと売れ筋しか行わないし、
学費の割りには労力がかかり過ぎ、敬遠されてきた。
理社など、細分化され、高額な授業料でないと、成り立たない。
そのデメリットを克服出来た手法が高額な衛星を介したシステムを
使った映像授業であった。只、媒体のストックヤードが必要であり、
かつ、録画・ラベル貼り・整理は人的作業となり、費用もコンテンツが
増えるに伴い、大きくなり、管理カオスが起こり、現在のWEB映像授業
となった。
しかし、余りにも、映像授業に頼り過ぎ、生徒は感性のみ喚起され、
結果が出ないことも多々ある。塾スタッフも集客営業マン化されて
いることが多い。

合格実績と言っても、大手三大予備校のない地方の隙間から
取り出したに過ぎない。コンテンツメーカーや私塾の力ではないとは
断言はしない。対照実験は不可能であるが、生徒個別には何らかの
大きな影響は与えていることも否めない。


自習室だけを求める高校生が増えている。しかし、欠陥が・・・見えていない。

2013年04月04日 11時34分07秒 | 学習・進学
塾や予備校が今のようになかった昭和50年までの時代は、
学校や市立図書館を利用し、参考書と問題集を持ち、
自学自習していた。頼るところはなかった。

しかし、
今では、インターネットを介し、疑問点を調べたり、
YouTubeの動画を利用し、学習もできないことはない。

只、このようなことが効率よく、合理性、客観性を
持って出来る生徒は稀である。

自分で出来ることは、「練習(所謂、ドリル)」のみであり、
新規の知識は、高等学校が教えているように、人から学ぶ
ところから始まる「解釈」や「概念理解」が、自己流では困難に近い。

塾・予備校は、各々が独自性(個性)を持ち、
教育支援をすべきである。

公的機関でかる高等学校は個性はすべきではない。
つまり、GCM(最大公約数)的教育をする。

私塾はLCM(最小公倍数)的教育をする。
というように、可能な限り、あらゆる切り口で
自然と人間社会を見ることを可能にすべきである。

自学自習傾向は確かに価値のあることであり賞賛するに値する。
学校への投資だけでなく、現代の塾・予備校への自己投資は新しい世界への
自己投資である。

GESプレップスクール宇部
GES進学教室

GESプレップスクール宇部校【高等部】フリーアクセス0120-930-071