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学習脳作りは「セロトニン」分泌と睡眠ホルモン「メラトニン」分泌から

2014年12月08日 15時40分53秒 | 学習・進学
昨今、コンビニ化が蔓延し、終日明るい。
24時間スーパー等、人工光で街中は溢れている。

夜、鳴かないセミも鳴いている。
このような風景を不思議と思わなくなってしまった。

人間の生活はこれでよいのだろうか。
人は日中、太陽光を浴び、体内で「セロトニン」脳神経ホルモンを分泌し、活動する。

セロトニン生成物質はたんぱく質「トリプトファン」である。
大豆食品等に含まれる。

日が落ちると、セロトニンはメラトニン(松果体分泌)に変わる。
メラトニンは睡眠ホルモンであるから、良質な睡眠が得られる。
「ノンレム睡眠(約1h30m)-レム睡眠(約1h30m)」が繰り返され、通常6時間~9時間で起床する。

この正常な睡眠が取れ、日中の活動に入る。

日中に植物同様、日光に当たらなくてはならない人間の身体である。
特に、サーカディアン・リズム(概日リズム:がいじつリズム、Circadian rhythm)約24時間11分周期で変動する生理現象)
を24時間にリセットするため、朝日(日の出)に浴びる必要があり、これにより体内時計が1日24時間となる。

トリプトファンを摂取し、早寝早起きし、日に当たり、セロトニンを分泌することで、
正常に脳が働き、学習も理解できるようになる。
日光に当たらず、夜型になるとうつ気味になり、学習も阻害されがちになる。

トリプトファン摂取⇒セロトニン生成(元気に脳活動)⇒メラトニン生成(睡眠)が、
学習効果の大前提である。





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