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二極化の進んでいる予備校・私塾

2013年10月31日 14時04分21秒 | 学習・進学
人口の多い都会という政令都市で圧倒的に強い河合塾

地方で圧倒的に強い東進

河合塾は各校舎現役館を含め、2013年度は生授業に徹している。

高等学校・私塾・予備校で河合サテライト(映像授業学習教材)

私塾専用FCである河合塾マナビス(映像授業)は大半が大手私塾の加盟である。

河合塾マナビスは黎明期から成長期へと移行している

一方、東進はすべて映像授業である。今は成熟期であろう。

高卒生は昔からの専門である河合塾

現役高校生は河合塾と東進はほぼ塾生数は同数に近いと予想される。

8月の高3生(高2生も参加)の東進模試(センタープレ模試)では

受験者総数42,741人(高3生、高2生、外部受験生も含む)

10月の『全国統一高校生テスト』

の受験者総数40,474人(高3生、高2生、外部受験生も含む)でした。

※(参考)この受験者数は高2生含む標本約8%のため、8%未満ということになり、
     本受験者集団の正規分布曲線がセンター試験母集団と類似していれば、
     合格可能性判定は有効だが、ほぼ塾内模試の性質があり、類似は困難であろう。
     従って、有効性の有意性は低いと考えられる。

高1生も含めると、純粋な東進生は50,000~60,000人と推定される。

となると、都会に集中している河合塾の現役生数と変わりはない。

河合塾マナビスの伸びで現役生数はまだ増えて行く可能性はある。

多形態授業方式の河合塾、一形態の東進では今後、河合塾優勢と思える。


他方、駿台予備学校は政令都市といっても、100万人を超える大都会にしか

校舎設置はない。これは上位層のみの塾生であるからであろう。

駿台の映像授業サテネット21は地方では、ほぼ無理であったようである。

私塾への提供はせず、一部の高等学校のみであるため認知度は比較的低い。

只、最上位層は強い。中堅・下位層が極端に薄い。


代ゼミは前回記載したように、現在は低迷して三大予備校から外れている。

地方をメインに400校ある代ゼミサテラインは直営校でも同様にメイン授業と

なっており、現在の生徒数ではこの授業形態でしか、出来ないように思える。

生授業は都会でも殆ど無理であろう。抜本的な改革が余儀なくされている。

講師は目立つが、実績が実績が伴っていないのは、アウトプット演習が甘いの

ではなかろうか。


総合的に見ると、地方では大手予備校・私塾による映像授業、都会では生授業が強い。

また、規模的な総合評価は、1位河合塾、2位東進、3位駿台、代ゼミといったところであろう。


市進ウイングネットは全国1,000拠点以上に配信しているが、まだまだ、地方によって偏りがある

ため、認知度は高いとは言えない。さなるのアットウイル、秀英のネオスタディーも同様であろう。

この3映像授業は提携塾力次第である。


少子社会の中、現ガリバーは河合塾、東進であろうと見える。


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