GES進学ブログラブ -知の感動-       高校生

GES進学予備校からの高校生へ、情報、学問&実学、受験、脱・大学終着点メッセージ。
www.gesnet.co.jp

学習・学問は人々の幸福に貢献する手段であり、目的ではない。

2012年06月29日 07時55分43秒 | 学習・進学
消費税も18年ぶりに上がり、2014年8%、2015年10%と一気に倍になりますね。
この税がどのように国民のために使われるのか次第で景気が決まってきます。
国は消費税を国民から何の対価として、等価交換をするのでしょう。
只、閣議決定で義務化はありえません。
公的機関(公務員:主として行政法資格取得の義務は何か)も、民間と基本的には
同様で、等価交換を示さなくてはなりません。10%の上乗せは国民に与えるものが必要です。
東電の補填であってはなりません。東電は1兆円の公的資金投入で国有化されども、
独立した経営を目指さなくてはなりません。

■比較のtheの正体

①The more faults he has , the better she likes him.
 =that he has more faults , 

  最初の「the」は because に相当する。後の「the」はbetterを修飾する副詞である。

  全体として主節と従属節の倒置が起こっている。即ち、話者の感情の入った文である。

  文倒置が起こった為、目的語が前置され、倒置している。(二重倒置)

②She likes him the better because he has more faults.(複文:節利用)
 =She likes him the better for his more faults.(単文:区利用)


つまり、①②は意味上は同一文である。

相違点は、感情が入っているか否かである。文の形が全く違うのだから場面が異なっている。


■学校や問題集で、「文の書き換え」がよく求められるが、何のためにこのようなことをするのだろうか。

 節を句に書き替える。 句を節に書き換える。   ・・・ これが多い。


■単語を熟語に置き換えることもよくあるが、これも何のためであろうか。

 ex. respect=look up to represent=stand for

左辺は単語は、右辺の熟語(複数単語)より、レベルは高い。

つまり、左辺単語は使用頻度が低いが、右辺単語群は使用頻度が高い。

言い換えれば、熟語で使われる単語は小学生でも知っている。

にも拘らず、高校生になり、このような空所補充の書き換え問題は、熟語の意味の方が

理解し難く、工夫を凝らし、覚えようとする。500熟語~1,000熟語程度あるが、

覚えきれないことが多い。 

 ※熟語(群動詞、群前置詞)は、群動詞(動詞+副詞+前置詞)、群前置詞(前置詞+名詞+前置詞)

  という構成であるため、詳細な副詞、前置詞の学習が必要です。

⇒ 評論文では、熟語は使用され難く、レベルの高い単語をよく使う。

小説や随筆、物語では熟語が多用される。単語は硬すぎて登場人物の動作から、心情が読めないからである。

センター試験を見るとよく分かるように、第6問は小説、随筆で、昭和の時代の共通一次試験ように

論文は主題されなくなった。(第5問、第6問のパラグラフの主旨を問う問題は今、長文読解に役立つ。)

評論文では、熟語は少なく、難解な評論用語を使う。筆者によって特徴はある。

只、どの評論家も使う評論用語100程度は知っておくべきであろう。(現代文読解)

英作文では、評論的文か、小説文、対話文的文かを見極め、使う用語は、「単語か熟語か」を使い分ける。

単文、重文、複文も文章の種類によって、使い分けが必要である。

このように、闇雲に(作業)、単語、熟語、構文を覚えるのではなく、法則を知り、学習することが、

高校生の学問入門である。

■学問は人々の幸福に貢献する手段であり、目的ではない。

 法律(七法、他)が、目的ではなく、手段であるように、学問も同様である。

 ※そもそも、法律(「憲法」と「他の法律」は性質上、異なる)も学問である。


 「高校生の学習法」「学習に対する意識」が、将来の日本を担う社会貢献法、仕事能力に大きな影響を

  及ぼすため、学校教育が今後の日本の行方を左右する因子である。


本日のワンポイント  前置詞<第4回>from
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
fromの概念:起点
①場所の起点:from A to B  中学内容
②時間の起点:from A to B  中学内容
③理由:結果の起点  This accident happened from his charactor.
④変化の前段階:FeS is made from Fe and S. ⇒ formは、「FeS」(硫化鉄)へ化学変化が起こった結果物質 cf.of、with
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回は前置詞<第5回> by 前置詞論:全10回
(on、in、at)、★from、by、to、for、with、of

GESプレップスクール
GES進学

半指導学習・半自律学習がベストな学習法(主張)

2012年06月24日 08時40分16秒 | 学習・進学
予備校というと、高卒生を主に指導している「三大予備校SKY」、即ち、

駿台予備学校、河合塾、代々木ゼミナールである。

只、2009年全入時代(高校3年生大学進学人口と大学定員が一致し、更に大学定員が

上回る現象)が始まり、定員不足の大学学部も私大には多く、中堅大以下は殆どと

いってもよいであろう。倒産する(その後、法的再生開始)大学も見られる。

勿論、高校も定員を2割以上減少させている。小中学校は1クラス20名台が多い。

塾でいう集団授業並である。

こういった少子現象は1992年(18歳年齢約205万人)をピークに減速し、約120万人にまで

減少した。80万人以上の現象は学校運営&経営・塾予備校運営経営に変化を起こす。

大学進学者の増加で、大学の広報活動も国公立大学まで始めた。

特に女子は平成初期と比べ、5倍以上大学に進学している


難関大学は合格レベルは下がらないと言われていても、事実、偏差値上では変わらなくとも

大学進学者の母集団(分母)が激変している為、見かけ上である。統計学的に分析してみると

難関大も入りやすくなっている。(予備校等の情報ではは難関大は難易度は変わらないと見て

いるようだが。)塾・予備校も当然ながら合格実績は伸びている。

進学率が高くなるのも当然である。

特に、現役生を扱う塾・予備校では浪人は激減している筈である。

特に、現役予備校でT予備校の東大の伸びは「現役生のみ」、「校舎数も増えている」、

という理由から必然的に伸びる。最近、講師力や指導力が上がったとは見えない。

以前も書いたが、

①代ゼミサテ(高等学校・塾向)、東進衛星(塾向)・東進HS、河合塾マナビス(塾向)

                           ・・・意欲喚起時間の含まれた90分授業が多い

②河合サテ(主として高等学校向・塾は少数)、

   市進ウイングネット(塾向)、秀英ネオスタディ(塾向)、さなるアットウイル(塾向)

                           ・・・意欲喚起時間は殆ど含まれない授業が多い

 同じような授業料なら、②の方が効率的で無駄もなく十分のようであるが、①に集中する人の心理である。

 ①は生徒を楽しませる傾向があるため、人のフォローは殆ど不要(実際は、面談等は必要で行っている)

 ②は、塾の中に溶け込んだ映像指導教材であり、塾の先生が主に集団・個別で生授業を行い、意欲喚起を日々、

  行っているスタイルである。

 ①②のどちらに価値を見出すかは、人それぞれでよいと思う。只、①は映像授業が一人歩きしているように思える。

 形態はどうあれ、いつの時代も「教育は人の係わる必要性は不可欠である」ことには変わりはない。

 教育人がいかに正確に伝える事の出来る分かりやすい手段(道具:教材/工夫・創作により)を使い、生徒(弟子?)

 を自立人に出来るかである。

 ※教育:①個々のもつ才能を見出し、伸ばす。②理性(論理):教養習得、専門的知識・技術習得。③感性(心理)

     の発達 ④倫理・道徳・哲学感の発達(べき論)⑤大脳旧皮質と大脳新皮質の調和 ⑥自然・社会構造を知る

     *個々については今後、各論していく。教育がこうでなくてはならないという「強い当為」でなく、「べき論」

      であることは周知しておかなくては、統一的宗教となる。個性を伸ばす社会において、様々な正当な教育が

      あって然るべきだと思量する。(様々な生き方:1億の人には1億の生き方がある。憲法はこれを保障する)


高卒生の学習場所による統計

①地方予備校に朝から晩まで缶詰で通う

②三大予備校へ必要な時間通う。

③自宅から早朝に起きて通わなくとも、現役時代と変わらない時間で塾・小規模FC塾(大手予備校

 FCチェーン)に通う。

高卒生にとって、ストレスが少ないのは③である。


一昔前は高校が高卒生の指導を午前中のみしていた。午後は自学自習である。

その進学実績は予備校通いと比べると、高実績を出していた。

束縛のない学習に徹する事が出来る。現役時代にすべて学習は済んでいるから束縛される必要はない。


高校3年生でも同じことが言える。大手予備校の調査によると、

高3生に課外を強いると、合格実績が落ちるという結果が見られるということである。

これは心理学上、事実であるとの見解である。


受験情報や学習スキルは必要だが、高卒生の1/3は学習意欲はある。

保護者にとって「特訓」や「強要」が好まれるが(本人も始めはそうである)、これ程

頭を使わない作業はない。学習(学問)が好きでやる、とは外れている。


あの京セラ・KDDIの設立者である稲盛哲学、更にこの哲学を用い、JALを短期で

復活させた方法は、アメーバ戦略、六つの精進である。


半分指導、半分自立がなければ、労働者同様、指示命令型の作業となり、考える脳は

鍛えられない。責任は全て、自分ではなく他者である。これがJALであった。


高卒生の学習の仕方も同様、気負う必要はないし、気負っても効果はない。

自分で悩み、切り拓く、そうしていると、周りが苦しんでいるときに手を差し伸べてくれる


「友達と一緒だから頑張れる」(⇔一人では頑張れない)では、本物ではない。

受験止まりである。将来がない。社会には適応しない。

学習する事で、新たな発見に、学習生産性のあることに喜びを感じることが成功への

道である。


1日10時間学習のうち、5時間は指導を受ける。5時間は自分で考え、やってみる。

このインプット、アウトプット学習が特訓という塾予備校の仕掛けであるイベント・お祭りとは

異なった思い出学習作りとは違った本物の学習法である。


情報に踊らされず、熱くされず、冷静に受験を考えることが重要である。


GESプレップスクール・宇部
GES進学

学習や仕事において、「因果応報の法則」は真実である-能動態と受動態-

2012年06月22日 21時01分30秒 | 学習・進学


 現在、私たちの将来は危機に瀕しているかも知れない。

 理由は様々ある。(「様々」という曖昧語は好まないが)


 例えば、話題の Electric power industry について言えば 

 直す方法を知らない、人の命を脅かす程の装置は一見安価でも、周囲住民に保障・援助金の多い

 結果、他の発電機と変わらぬ装置は、使用者側にいくら便利であっても、いくら地位的優位に立とうとも、

 いくら収益(個人も含め)があろうとも責任の取れない大事態になるリスク(阿鼻叫喚に陥る人たちがいる

 ことを知っている、つまり、悪意、心裡留保である)の低い手段を選択すべきであろう。

 公的資金を1兆円注入(実質国有化)しようが、この業種(殿様商売)の体質を大幅に変えなくては、

 どの地区も同じである。全国平等に一旦破綻がよいのかも知れない。国有化により、給与は保護される

 が、体質が変わらない限り、1会社全体責任(リスクが統計上大きいと分かって決行している限り、過失や

 自然災害とは言えない。勿論、認可した国にも責任はある。)となるという理由で一旦、5%~10%程度は

 カットすべきであろう。電力料金UPなど、企業や個人は他に購入ルートがないため、独占企業となり、

 優越権の濫用という疑いで、独禁法違反の調査(料金値上による被害試算)も必要である。

 只、他の地区(九州等)では値上げはしないのは、合理性、妥当性、客観性を十分立証できないためであろう。

 この1企業のために、日本の経済が更に低迷し続けるのは犯罪(国家レベル損害の刑事罰)と言ってもよいので

 はなかろうか。以上が、意見(主張)である。従って、客観性はない。(参考意見)

 

 大きな事業をしなくてはならない使命は、巨大な慎重さも必要である。即時、直せる設計図を持ったものしか

 使うべきではない。原子の世界は、自然界の法則(神の領域)を自然の許可なく、使うことである。

 宇宙の法則を誰よりも知っている科学者のトップレベルであるアインシュタインなら使わせないであろう。



 学習・仕事も同様、自己の考え方を変えなくては、我武者羅に頑張ろうが、有害無益なのである。

 景気低迷、離職者が多い今、国の行っている求職者支援訓練は大半が無駄遣いと分かっているのではないか。

 ポーズのようにしか見えない。事業者、学習者の両者を撹乱させる慇懃無礼極まりない制度である。

 いくら訓練を行おうが、会社の求めている労働者像は帰属意識や情熱がなくては、中途半端なスキルは不要

 と思量する。

 学習・仕事に惚れ込むこと、難題にぶつかろうが、日々、精進していくこと、この因果応報の法則は

 「六十にして耳順い、七十にして心の 欲する所に従いて矩を踰えず」(孔子)の片言節句の如く、

 不思議と道を誤ることが少なくなるのである。(本来、不思議ではなく、法則であるから)
  
 我が身、我が身と言ううちは、本当の幸福は訪れません。

 
 ●本業に命を懸け本質を凝視し、使命を遂行していますか。

 日々、懸命に生きれば、未来は自ずと開かれていく。壁にぶつかっても解決策が必然的に見つかる。(因果応報)

 将来を見通すということは、今日を努力して生きることの延長線上である。

 もう後がないという、



■能動態と受動態

 <受動態> 下記は受動態である。なぜなら、「行為の動詞」であるから。

 be bought by 

 <非受動態> 下記の例は受動態ではない。なぜなら、「行為の動詞」ではないから行為の主体を表す「by」が使えない。

 be interrested in

 be absorbed in

 be pleased with

 be surprised at 

 過去分詞(p.p)は、形容詞として捉える。


GESプレップスクール高等部・宇部
GES進学


今日のGESワンポイント
-------------------------------
atの概念
①場所の一点 at the park
②時の一点  at five
③的の一点  look at
④状態の一点 at breakfast   食事中
⑤感情の一点 be surprised at 驚くという感情は一点
-------------------------------
次回は前置詞<第3回>at    前置詞論:全10回

毎週火曜日・金曜日発行   次回は2012年6月26日(火)

人は「ひとりひとりがいちばん」が基本的人権の基本

2012年06月19日 05時56分26秒 | 学習・進学
ひとりひとりがいちばん

■中学校で習う比較
集団の中で人と比べるといちばんが決まる(他者比較)
cf.He is the tallest (person)of the three in the class.
※他者比較最上級の場合、the(定冠詞)が必要。なぜなら、形容詞後に可視的具体的な名詞が想定できるから。
※ofの後には集団の数字が入る。なぜなら、ofの後には複数基数詞そして複数名刺が想定されるから。
 省略され、inのみで手段を限定する事も多々ある。
※inの後は集団の特定名刺が来るから、定冠詞で単数名刺

■高校で習う比較
一人の中では自分のなかに様々ないちばんがあるから
ひとりひとりがいちばんとなる(自者比較)
cf.She is most beautiful today.
  (彼女は今日がいちばん美しい)・・・これは他者との比較ではない。
※形容詞の後ろに名詞が想定されない。彼女というひとりの中で「過去から今まで」の美しさの比較である。

つまり、最上級だから、theが付くという訳ではない。所謂、最上級のtheではない。
ofやinも使い分け(識別)が必要。

このようなことが、本質の学問であり、暗記学習(偏差値60以下)から脱し、意義ある理解を伴った学習と
なり、応用力が利くようになる。(難関大への道・将来、日本を救う道・日本のリーダーを作る方法)

暗記の9年間の学習は将来のプロフェッショナル(神から与えられ、約束した天職)とは結びつかない。
学校教育は将来の生活では何も使えないなどという人が多いが、とんでもない勘違いである。
公務員採用試験でも必ず、教養科目があるように教養学習が、実務学習に結びつき、必要な人財となる。
司法試験(予備試験)、法科大学院入試、弁理士、司法書士、行政書士にお学ぶ「憲法」「民法」等の法は
教養なしでは条文理解が難しい。教養の「解釈法」だからである。
※プロフェショナル:profess(神への宣言)

********************
家族の中では自分だけだから、自分がいちばん
兄弟がいてもそれぞれがいちばん
そうだね
きみはこの世にひとりしかいないから
ひとりひとりがいちばんだね。
********************

学習するときは、自分の最大値を目指そう。
定期的に他者比較を垣間見ながら。(社会に貢献する社会人になると、これも必要)
しかし、一生、大事な事は、自分が創造する最高のもの。
それが、伴侶でもあり、家族でもある。
つまり、基本的な考えであり、憲法(神が授けてくれる権利)に書いてある「愛」です。
(憲法というと、難しく何が書いてあるのか、分からないという人も多いが、「人への愛情」
が書かれてあります。憲法のみが人に権利を与えてくれるのです。)

憲法には「人の個性の重視」「人への幸福を持つ権利」が書かれていますので、
人にとって最も大事な法です。約束(法)を守っている限り、その権利は与えられ続けます。
(民法「契約」contractは神との約束です。)

学ぶ目的は「社会貢献」であり、約束を守ると、結果、権利としての「幸福」がもたらされます。
働く目的も「社会貢献」であり、約束を守ると、結果、権利としての「幸福」がもたらされます。

家族、友人、恋人、学校、会社、・・・他者比較ではなく、自者比較の概念を持ち、
日々の幸福(権利)を手に入れましょう。
※これら集団が他者比較を始めると「崩壊」(家族崩壊、学校崩壊・・・)という名の終焉が訪れます。

ひとりひとりが、人としてのプロフェショナルを積小為大、創造して、自分のいちばんを作りましょう。


GESプレップスクール高等部・宇部
GES進学

今日のGESワンポイント
-------------------------------
inの概念
①包含:中に納まっている状態
②時間の中に納まっている状態(=when)
③場所のなかに納まっているいる状態(in)
④形式の中に納まっている状態(in English)
⑤in+抽象名詞=状態を表す形容詞や副詞
-------------------------------
次回は前置詞<第3回>at    前置詞論:全10回

毎週火曜日・金曜日発行   次回は2012年6月22日(金)

地方の中高一貫校の落とし穴-未来予想図-

2012年06月15日 05時14分31秒 | 学習・進学
地方の中高一貫校が増え、上位層の囲い込みに私立高校では成功しつつあるように

見える。確かに中学上位層を高校に持ち上げ、トップ公立高校に追いついたようにも

見かけ上、誰もが感じ取れるのではなかろうか。

※地方では公立高校が私立より偏差値ランキングは上で大半の都会とは逆。

このような私立高校の実情は、上位から下位までの度数(人数)が均衡化し、

集団では教え難い状況に置かれていると思う。

つまり、正規分布曲線のピークがほぼないといった分布図である。

私立高校の先生方、いかがでしょう。

偏差値70が1人、65が1人、60が1人、55が1人、50が1人、45が1人、40が1人

というような構成を思い浮かべてもらうと分かりやすいと思う。

ボリュームゾーンがないため、集団授業ではどこに照準を置いてよいのか、

授業後(特に放課後)の個別指導に力が入る。

将来、ゆとり教育同様、人口環境を考慮すると先が見えるのでは。


山口県宇部市のK高校では、上位層の中学からの囲い込みが成功したかのように見えた。

しかし、教諭はかなりの多忙さに19時まで個別指導体制(時間外労働)である。

山口県山口市のN高校も同様であるが、宇部のK高校程より度数が低く、更に

教え難いのではと思う。


一方、北九州市では、以前と公立K高校とT高校が偏差値ランキング1・2位を

維持し、私立高校の追随を許さない体制で課外が行われている。


一般的に学校が手取り足取り、教え過ぎると、結果は出難い傾向にある。

生徒を束縛し、学ぶ自由を奪う。自分で考えるという思考力を奪うかも懸念もある。


日本は「ゆとり教育」の失敗により、日本のリーダーを失くし、景気低迷から

抜け出せない。時間が多いとか、内容が濃いとかといった其の当時の問題点は間違った

認識をしていたのではと昭和の時代から考えている。

次第に欠けてきたものは「論理力」「基礎力」「考える力」であったとの見解である。


雇用が減った訳ではない。会社は猫の手も借りたい位である。

只、IT化の進化にも拘らず、逆に使いこなすことに時間を取り、更に営業力の低下で

生産性が落ちている。法務省認可の債権回収会社約120社への委託が多く、回収の仕方が

強引で、回収できるものも感情論になり、できなくなっているようだ。

更には、効率化を狙った、企業イメージを落すネガティブな結果ともなる。


人の能力の質の低下が、未就職者、離職者を増やし、正社員(フルタイム)率2/3と

いう数値である。これは、今後、更に進むと思われ、憲法の保証する国民の権利は

縮小される。


TV産業の日本の大手三社の未曾有の赤字。これによる退職勧奨。

日本人人財引抜によるS社と、A社の躍進。日本の家電メーカーはライバルではない。


不景気にも拘らず、資格人気は女性の多い日本では、介護士、医療事務、保育士に

偏ってきた。文低理高傾向に一転し、法学部の不人気、司法試験・公認会計士といった

大型資格の受験者の大幅減は資格業界を錯乱させている。

国家方針の明らかな失策。英国・米国の真似は日本文化・慣習には適していないことを

理解せず、合格者の増員を行ったのか、また、ロースクール(法科大学院)制度による

旧・司法試験の廃止(2011年度終了)は適切な判断であったのだろうか。

この自由を奪った制度は法曹界の質の低下を助長することになるであろう。

(予備試験に合格するくらいなら、司法試験は合格する。)


こういったティーンエージャーのための「教育の原点」は、明治維新を起こした適塾や

松下村塾の如く、自由で束縛のない塾・予備校にあるようで、中高一貫校のよく言われ

る営業妨害罪に十分相当する(複数人に伝播)「塾・予備校には行くな」は日本全国で

耳にするが、危険行為であることを、訴訟(刑法233条-234条:信用毀損罪・営業妨害

罪)を起こされる前に高校教諭は早急に気付いて欲しい。

「学校は質・量とも十分な指導をしているから、家庭学習(予習・復習)は必要ない」、

というレトリック表現に止めておいた方が無難。

只、時間外労働の如く、家庭学習(予習・復習)は無用ではないでしょう。

塾・予備校に通う権利を奪うことは、最高峰の憲法(神による国民の権利授与)に

抵触する。


今、学校教育に求められるものは、生徒の「ものの見方、考え方」つくりである。

ゆとり教育の失敗原因に気付かず、我武者羅に勉強させる強要が、次に更なる学力崩壊

を起こす。

ものつくり、まちつくりの原点は、正統な「人つくり」である。


GES ON DEMAND
-GESプレップスクール-
 ・GES進学予備校
 ・GES進学スクール
 ・GES資格予備校
 ・GES公務員予備校
 ・GESマイスタディー

■本日のワンポイント<英語:前置詞>
----------------------------
-ONの概念:接触-
①三次元空間のどこに接触していようが、ONである。
 on the ceiling/on the desk/on the wall
②時間接触(行為:2つの動詞の連続性)
 I took the bath on going home.
③進行(作用反作用の法則:onは力が釣り合っている。※①より)
 on going to school  
----------------------------

幸福になる権利

2012年06月12日 22時13分41秒 | 学習・進学
幸福になる権利は神のみが与えてくれている。

只、世の為、人の為に、学習、仕事をしている人だけに。

学習、仕事をする目的は「自己の為」ではない。

社会貢献をした結果、自己の幸福が知らぬ間に届いている。

不思議かもしれないが、これが自然の摂理である。

お金で幸福は買えない、というのも事実である。

なぜなら、人間の作ったお金の流れのシステムは幸福の必要条件

に過ぎなく、十分条件ではない。

幸福の権利付与は神のみが与えられる。

憲法は神の法である。

※神の法=自然の法則

cf.GESエッセイ「ペレストロイカ」参照


<予備校スクランブル>
----------------------------
国公立大法学部予備校別偏差値ランキング
このHPを基に考えると、三大予備校模試受験者層:駿台>河合塾>代々木 となる。
明確には言えないが、各予備校受講生の層も他条件を加味し、類推できるのではなかろうか。
----------------------------

「映像授業」から「映像’指導’授業」へ、塾スクランブル

2012年06月07日 14時36分53秒 | 学習・進学
-映像授業⇒映像指導授業スクランブル-

映像授業は、成熟期を超え、先生指導と映像授業のハイブリッド型に変わる過渡期に入った。

つまり、映像授業の先生と塾・予備校の先生のコラボである。

現役高校生にスタートから合わせた2007年発である「市進ウイングネット」、「秀英予備校ネオスタディー」は

このハイブリッドスタイルを昨年から提唱し、今年、2012年から実施に入り、学習効果を上げている。


①予備校型映像システム授業:河合サテライト、代ゼミサテライン、駿台サテネット21、東進衛星&HS

②塾型映像指導授業(現役生向):市進ウイングネット、秀英予備校ネオスタディー

この5年間②の出現で、①とはかなり性質を異にした授業を見てきて、②に違和感を感じてきたが、

最近、②の価値を見出した。完全月謝制、週1~2回授業(年間全48~60回:速習も可)はコツコツと

生授業同様通塾することとなり、年間一括払いを原則としている①類との違いが明確にされている。

特に、高1・2生、まだ未習熟項目の多い高3生(高卒生も)には①が合っていると判断している。


映像撮影技術トップは、ダントツ「河合サテライト」であろう。高画質、高音質はTV局と同じCCDカメラ

やCGを使い、類を見ない大きなスタジオを備えている収録編集授業であるから、見ていてハイビジョンと

同様な心地よさがある。90分授業を45分に収めてあるため、授業料は安価になるが、無駄な時間がない。

但し、卒のない分、「速読・速聴能力」を身につけていない人は、再受講は必ずすべきである。


塾の先生とのコラボレーションで教師重視で成果を考えている映像(指導)授業は主観的ランキングは

①市進ウイングネット&ベーシックウイング

②秀英ネオスタディー

③さなるアットウイル

④河合サテライト

⑤東進衛星・HS

⑥代ゼミサテライン

と幣塾の主観的判断である。※客観性はありませんので、ご自身の目で判断して下さい。

①②③④は塾の先生とコラボしていくと効果が出てくると考えられる<生授業+映像授業>派
 ※面倒見重視型映像  塾のイメージが強く現れる。

⑤⑥は映像授業の中で講師が殆ど全てを面倒をみてくれる言い過ぎかもしれないが「自主型」派
 ※⑤⑥に合っていない生徒には不向き。塾にとっては楽かも知れない営業型映像。
   映像コンテンツメーカーのイメージが強く現れる。


歴史を遡ると、1988年、河合サテライト、代ゼミサテラインから衛星授業が始まり、20年以上が経過した。

代ゼミはかなり昔のデータをホームページに掲載しているが、

10年後の今はどうなのか。少子の伴い、これ程の受講生は維持は疑問。

⑦のサテライン予備校受講者数累計の「累計」とは何を意味するのであろうか。

⑤⑥⑦のみが、「累計」、つまり、過去からの積算数としか考えられない。


例えば、⑦のサテライン予備校は5年間で除すると、1年間平均受講生は64名/校(塾)となり、

社会通念上、合理性、客観性、妥当性がある。


⑤⑥も同様に考えると確かに客観性はある。

⑤代ゼミ校舎受講生は、サテラインが1988年に河合サテライトに続き、スタートしたため、

 徐々に増えてきたと思われるため、単純な割り算は妥当性がないため、勝手に予測はしない。

⑥高等学校は、生の授業がメイン・高3生メインであるから、少な目はどこの高等学校も同様であろう。

-----------------------------
■通信衛星(サテライン)のデータ

10年前(※2003年10月現在)の代々木ゼミナールホームページによると、

URL  http://www.yls.ac/eri/yts/yts-system.html

①放映番組数 1,300番組

②放映コマ数 10,000コマ

③高等学校導入校数 470校

④サテライン予備校契約校数 370塾

⑤代ゼミ校舎受講者数累計 400,000人

⑥高等学校受講者数累計 130,000人 ・・・ 平均 276名/校

⑦サテライン予備校受講者数累計 120,000人 ・・・ 平均 324名/校

  全受講者数累計 650,000人


○放映CH数 8CH

○代ゼミ放映校舎数 27校舎

○送受信拠点 827ヶ所

-----------------------------

一方、東進はパンフレット等に10万人と謳ってあるが、東進ハイスククール+東進衛星予備校

であると考えられるが、それでも、1年間、100名/校を超える受講生数となる。

財務諸表から、割り出しても、あの高額費で有名な東進が、逆に1人あたり単価が20万以下となり、

妥当性に欠けるが、10万人とは、四谷大塚、イトマン、PCスクール等々含めてとしか、理が通らない。

-----------------------------

詳細な計算は、其々の法人に聞くしかないので、これ以上は言及は出来かねる。

河合サテライトはホームページ情報量が少なく、財務諸表はリアルタイムでないため、

分かり難いところである。駿台も然り。河合塾マナビスはホームページに詳細に記載が

あるため、解説は不要でしょう。



この5年で、市進ウイングネット、秀英予備校ネオスタディー、さなるアットウイルが

スタ-トし、大手(上場企業)では、有名である。


タブレットを演習に使い、授業スタイルは、更に次ステージに移る。

映像授業を塾にあることは大半がありふれた事実となっているが、生授業がなくなることは

ありえない。今、人が携わる映像指導授業が目指されているのではなかろうか。

教育の原点は、「人は人によりて人となる」である。


GES総合教育研究所
GES進学
-------------------
・6月定期テスト対策からの夏期講習受付中
・6月入学生受付中
・6月能力基盤開発「速読講座」・「論理エンジン講座」受講生受付中
-------------------
人重視型映像授業を使い、次世代型塾形態で指導しているGES進学
・河合サテライト(CGを使った授業)
・市進ウイングネット(100%黒板授業)
・秀英ネオスタディー(100%黒板授業)
・さなるアットウイル(CGを使った授業)






人間生活を上手く成功に導く必要条件-学習・仕事・研究-

2012年06月03日 07時56分54秒 | 学習・進学
例えば、英語を学習する時、

①会話を基盤に体験知(体験記憶)を使い、音読、多読、多聴、多記で学習

②法則を基盤に、知識記憶(論理記憶)を使い、その後、体験(観察・練習)学習をする

  学問としての学習をし、応用力(他科目に反映)を目的とするなら②です。
   ※①は、絶対に必要な条件です。

自由に思い出せる記憶⇒体験記憶

何らかのきっかけがないと自由に思い出せない記憶⇒知識記憶(ど忘れ等)


●人間生活を上手く成功に導く必要条件● ※十分条件ではありません。
------------------------------------------------
人間には不必要な組織・器官はないのと同様、それらか演出する機能(感性・理性)も働かすことが必要
------------------------------------------------
人には、生きていく上で必要不可欠な「感性」と「理性」が備わっている

感性(感情)を無視した学習、仕事は上手くいかない。

人間(尊敬する人、恋愛対象等)、小動物(犬、猫、小鳥等)、自然、学問(数学、理科、英語等々)に
プラス感情を抱くことは脳にとって非常に重要です。

人間の脳は感性(右脳)と理性(左脳)がありますが、どちらも均衡を取り、生活活動を行っていくことが
豊かな(正常な)人間生活を行える必要条件です。

学生さんは「学習、受験勉強」、社会人の方は「仕事、研究」を中心に日々、生きていることでしょう。
只、感性と理性の両方をバランスよく使い、活動していますか。

ただ、我武者羅に活動していることはありませんか。
上手くいかない原因に「何かに感動し、没頭していない」、我慢して学習、仕事をしている状態は
いつまで立っても、現状打破はできません。今の己の環境を分析してみて下さい。


■理性 論理的に物事(事物、現象が対象)を思考できる能力(人間の本能といってもいいでしょう)

■感性 感情的に物事(事物、現象が対象)に反応できること(動物の本能)
     自然は法則性を持っており、全ての事物は関数やその部分である方程式が立てられる・・・自然美
     自然とは、人間も含み、森羅万象、動物(人間等)、植物への感動、宇宙への感動・・・美への感動

●感性(豊かな感情環境の創造)と理性(豊かな論理思考環境の創造)の調和が、何事も上手くいく必要条件

 「恋愛、趣味等、何かに没頭すると、他知識が消えていく」ことも部分的事実です。
 恋愛等没頭のピークから抜け出て、愛情(程よく熱中という倦怠でない安定状態)に変える時期に入ると、
 感性と理性の調和が取れ、学習や仕事も最も上手くいきます。

 このように、感性、理性のどちらかに偏ることが危険です。

 ・学校教育である科目学習(教養科目)に感動し、程よく熱中している(嫌々、やっていないこと)
 ・仕事、研究に感動し、程よく熱中している(嫌々、やっていないこと)
 ・上記以外の対象でも、勿論、構わない(森羅万象)


この「人間の法則」を知り尽くし、日々の生活を送ることが人生の充実感を満喫する条件です。

この人生満喫の十分条件になるには、十分な正統な方法論(メソッド、スキル)が必要です。


<学習・受験勉強、仕事・研究がなかなかうまくいかない人は、感性中心、理性中心に偏っていませんか>
   殆ど感性だけ、殆ど理性だけの人は、今に満足していない(失敗する)のではありませんか。 

             -ただ一つ、生活を変えてみて下さい。-
                <感情にも論理がある>

GESプレップスクール
GES進学

URL
School:www.gesnet.jp
Portal:www.gesnet.co.jp

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
宇部市:全高校対象(宇部高校、慶進高校、香川高校、宇部中央高校 他)
小野田市:全高校対象(小野田高校、サビエル高校 他)
山口市:全高校対象(山口高校、山口中央高校、野田学園、西京高校 他)
下関市:全高校対象(下関西高校、下関南高校 他)
北九州市:全高校対象(小倉高校、東筑高校、明治学園、照曜館高校 他)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




GESプレップスクール宇部校【高等部】フリーアクセス0120-930-071