今日から加賀百万石で知られる石川県に出張です。
ところで兼六園、金沢市と能登半島、輪島塗、九谷焼、松井秀喜選手に森善朗元首相、全国的に有名な人、物がたくさんある石川県ですが、なんで”石川”県なのかは意外と知られていません。
もし、地形学や自然地理学をかじったことのある人なら、手取川の扇状地の美しさ、大きさに見とれた経験のある人も多いと思います。その手取川から洪水のたびに石が流れてくるから石川県になったといわれています。その手取川の語源は、「天鳥川」で、天鳥船(あめのとりふね)が来る川という意味だったのではないかと言われています。これは、名峰白山の風景から連想されますね。
このようなところからも、自然の驚異と恩恵は表裏一体であることがわかりますね。
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