こんなニュースがありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091105-00000144-jij-bus_all
厚生労働省は5日、全国の企業を対象にした2009年就労条件総合調査の結果を発表した。社員(管理職除く)の基本給を決める際に重視する主な要素(複数回答)として「業績・成果」を挙げた企業は46.6%にとどまり、01年の前回調査から15.7ポイントも減少した。
一方、今回初めて尋ねた賞与の決定基準は、「業績・成果」(58.9%)が「基本給」(32.5%)を大きく上回った。厚労省は「基本給は安定性が必要なため職務・職種を基本に考える一方、賞与に業績・成果を反映させる傾向が強まっている」とみている。
給料をいわば"定量的”に算出すれば、効率があがると信じてやったのでしょうが、やはりあまりうまくいかないようです。私たちの業界で成果主義をやろうとすると、年間内部消化額が対象になりがちです。Aさんはひとりで何千万円分の物件の仕事をこなしたからエライといったようなことです。しかし、そこには斜面の見立てや最善策の提案力など、防災に関わるコンサルタントとしての根幹となる力は反映されません。昼休みに消灯して経費削減とそのモチベーションをあげるのは、負の効果として社員の向上心や向学心をそぐ損失の方が大きいという計算もできません。
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