防災ブログ Let's Design with Nature

北風より太陽 ソフトなブログを目指します。

変な日本語-自然変動が温暖化抑制?-

2009年02月03日 | 地球温暖化・寒冷化?人類の課題

日本経済新聞の記事です

自然変動が温暖化抑制?-
http://gao.env.kitakyu-u.ac.jp/chinablog/?p=694

昨年の気温、21世紀で最低、地球の気候、当面「寒冷化」、 自然変動が温暖化抑制?-地球の平均気温の上昇が頭打ちとなり、専門家の間で気候は当分寒冷化に向かうとの見方が強まってきた。地球温暖化の主因とされる二酸化炭素(CO2)の排出は増え続け長期的には温暖化が続きそうだが、自然の変動が気温を抑制するように働き始めたとみられている。気温の推移は、温暖化対策の論議の行方にも影響を与えそうだ。

”当面”だとか”自然変動が温暖化抑制?”といった揶揄する表現だとか、温暖化しなきゃおかしいときめつけた言い方です。

------------------------------------------------------------------------------
 赤祖父俊一・米アラスカ大学名誉教授の話 IPCCが温暖化の主因とみているCO2の増加は今も続いているのに、気温の上昇は止まり、海水面も降下し始めている。IPCCは予測の誤りを認め、直ちに公表すべきではないか。
 地球の気温は小氷期と呼ばれる寒冷期からの回復が一八〇〇年代から続いており、その上昇ペースは百年で〇・五度。過去百年の気温上昇は約〇・六度なので、近年の気温上昇の大部分は小氷期からの回復分と見なすことができる。これに数十年規模の自然変動が作用して今は気温上昇が抑えられている。
 小氷期からの回復が今後も続けば、今世紀末までの気温の上昇は約〇・五度。そのときに数十年規模の自然変動が温度を上げる方向に働いた場合でも、上昇幅は最大一度程度にとどまるだろう。
------------------------------------------------------------------------------

こちらの方が至極真っ当な話です。