日々是好日日記

心にうつりゆくよしなしごとを<思う存分>書きつくればあやしうこそものぐるほしけれ

魔の四回生の出生の秘密

2024年08月21日 06時55分01秒 | 政治
 「自民党総裁選に初めて正式に名乗りを上げた小林鷹之前経済安全保障相(49)は、裏金事件で役職を外された安倍派議員の登用を改めて訴えた。『次期首相レース』を盛り上げて不信解消を狙う声が党内を覆い、未解明の真相に迫り、厳しく事件に向き合おうとする候補は見当たらない。(中略)背景には、総裁選を勝ち抜くには、組織的に裏金作りを行った最大派閥の安倍派の議員からも票を得なければならないとの思惑がある。踏み込んだ対応を示し、反感を買うのは得策ではないとの判断も見え隠れする」(2024/08/20 朝日新聞)。
記事中に例示として示された人物小林鷹之前経済安全保障相(49)、中々のイケメンで、東大出の若き財務官僚出身者で、超高齢化国会の中で40代の若さで大臣に抜擢されたと聞けばさぞや辣腕・優秀な人物に違いないと期待を寄せたくなる。しかし、口さがないネット界隈の評判を聞けば、さにあらず、彼はあの「(旧)統一教会」の熱烈な支援を受けて当選した人物だという。
いわく;「小林議員に注目が集まるのと比例してクローズアップされているのが、旧統一協会との関係だ。すでに、教団の友好団体UPF(天宙平和連合)が主催団体に名前を連ね、2018年と2021年のイベントに出席したことが、一部報道で明らかになっている。『特に問題視されているのが、2021年のイベントです。小林議員はあいさつのなかで、教団の教義に共感を示す発言をしており、写真撮影にも応じていたと報じられています。本人は、発言内容については否定しており、写真は主催団体を知らなかったと釈明しました』」(2024/08/18 Flash)
なるほど、この「魔の4回生」と言われる衆院議員たちというのは、2012年の総選挙でそれ以前の長老たちが野党に転落していた自民党からの立候補をぐずるようになり、替わって無名の若者たちが大挙して名乗りを上げた時期であり。勝ち目の乏しい彼らを支援したのが「旧統一教会」だった。その多くはその後の選挙で消えていったのだが運よく生き残った残党が言うところの「魔の4回生」という異名を頂戴して残存しているのである。この「魔人」の一人がついにこの度の自民党総裁選挙に名乗りを上げるまでに異常成長したというのがどうも「コトの真相」のようである。
日本の政界が若返ること、万機公論に決することも実に良いコとでありながら、この手の「品質」は絶対に困る、と筆者は警鐘を乱打したいのである。
 


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