日々是好日日記

心にうつりゆくよしなしごとを<思う存分>書きつくればあやしうこそものぐるほしけれ

岩手県選出と聞けば・・・

2024年08月01日 07時56分45秒 | 政治
 「広瀬めぐみ参院議員(58)(岩手選挙区、自民党を離党)の公設秘書給与を巡る詐欺事件で、国から秘書の口座に振り込まれた給与が毎月引き出され、広瀬氏が受領していた疑いのあることがわかった。東京地検特捜部は、広瀬氏に秘書給与を渡していたことを示す事務所内の音声記録を入手。広瀬氏が常習的な給与詐取を主導したとみて調べている」(2024/08/31 読売新聞)。
岩手が生んだ政治家と言えば筆頭に浮かんでくるのは明治近代史上初の平民宰相と言われた「原敬」を真っ先に思い浮かべる。薩長藩閥政治に抵抗してこの国の政治の近代化の一大功労者と言ってもよいだろう。そのほかにも謀略渦巻く時代の斎藤実第30代内閣総理大臣)、米内光政(第37代内閣総理大臣)、そして現財務大臣鈴木俊一氏の父鈴木善幸(第70代内閣総理大臣)の4人の内閣総理大臣がいる。薩長土肥4藩(県)をのぞけば最も輩出人数の多いのが岩手である。首相以外でも小沢一郎氏などのような準内閣総理大臣を生んだのも岩手県だ。そんな政治風土の岩手から出て来て、先にはエッフェル塔写真で世間をザワつかせたかと思えば、アバンチュール(aventure)騒動を振りまいて性風俗を乱して世俗ネット社会を大いに沸かせたばかりの女史!、それがまたもやこの国民の英金をくすねる「窃盗事件」騒ぎとは?!、何たる破廉恥!!。
氏の本業は「弁護士」というから「善悪」を弁ずる専門家、それが犯罪の詮議を受けるとはもってのほかであろう。この事件は、検挙が始まったばかりで白黒は公開の裁判によらねばならないとしても、すでに過去のインモラルな行動は「良識の府」とされる参議院議員としては失格であることを明快に示している。氏の議員辞職を激しく期待する。民主主義社会において政治家の犯罪は、その淵源を辿れば彼を選んだ選挙民に行き着く。こういう人物をあえて選出した264,422人もの投票者は大いに恥じ入るべきではないか!