GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

GENへのでっかいプレゼント

2007年08月15日 | 白登苗圃
この大型ショベルカーは、中国の合肥に合弁会社がある日立建機さんから「ぜひ環境に役立つために使ってほしい」と17,000台目をプレゼントしていただきました。何よりの贈り物です。今年の春から本格スタートしている「かけはしの森」立ち上げにも大活躍しました。整地作業終了後に、大同事務所運転手の郭さんが50日泊まりこみ、このショベルカーを使って苗木を植えるための穴を10haの敷地一面に掘りました。

かけはしの森② アンズ苗

2007年08月15日 | かけはしの森
そしてこれが現在のかけはしの森。黄土色一色の大地がこんなに緑豊かな苗畑へと生まれ変わりました!GENツアーで訪れて以来、10日ぶりのかけはしの森訪問ですが、さらに苗が大きくなっているような気がします。こんなに枝を大きく広げて、上に横にぐんぐんと伸びています。このまま順調に育ちますように。

カササギの森⑤ 欧李

2007年08月15日 | カササギの森
これは今年の春にカササギの森を訪れたツアーが植えた「欧李」です。植えたときにはまったく葉が出ておらず、ただの棒っきれだったので、これが本当に根付くのか半信半疑だったのですが、厳しい干ばつの今年でもほとんどかれずにしっかり根付いていました。よかった。

おまけ 体に異変が・・・

2007年08月15日 | Weblog
私の体に異変が起きてしまいました!なんと、ここ数日ふくらはぎが通常の4倍くらいにふくらんだまま、戻りません!!えらいこっちゃ!なんですか、これは?!
こちらに来てから毎日のように歩いていますが、ここ連日山登りが続いていました。足に疲労をためないようにと思い、毎晩マッサージして寝ていたのですが、もうこれではマッサージもできません。足がむくんでいるというレベルを通り越して、ぱっつんパッツンに膨らんだ風船のようになり、揉むこともできません。いや、風船なんてカワイイもんでもない。もともとカモシカのような足とは言いがたかったのは事実ですが、ここまでではなかったはず・・。いまや両足のひざ下にだるまがついているような状態です。痛みはまったくありません。ただただ「私のふくらはぎ=だるま」なのです。キャー!どうなってんの~。まさかこのまま戻らないってことはないよね・・。

専門家調査団3日目 水神堂①

2007年08月14日 | Weblog
専門家調査団は二日間滞在した霊丘県を離れ、大同市中心部に向かいます。途中、広霊県の「水神堂」に立ち寄りました。この水神堂は、水の神様を祭るために北魏の時代につくられたもので、別名「小蓬莱」と呼ばれています。その後修復を重ね、現在は清の時代の建築物が残っています。
なぜかこの水神堂に2004年オリエンタルランド労働組合の植樹記念碑が建っています。きっと広霊県の村で植樹をした際に造られたものでしょう。せっかくなのでここで集合写真。記念碑の裏には「われわれは一つの地球を共有している」とありました。

水神堂②

2007年08月14日 | Weblog
お堂の周りはこのようにぐるりと水で囲まれています。前回私がここを訪れたのは昨年春で、「黄土高原にこんなにこんこんと水が湧き出る場所があるのか」と驚くほどにこの池の至る所からきれいな泉が湧き出して水底が見えていたのですが、今回来てみると水はすっかり淀んでしまい、死んでしまっているようでした。とうとうここの泉も枯れてしまったのでしょうか。観光案内版には、流量0.55㎥/秒と書いてあります。水神堂の周囲は山西省の非常に貴重な湿地資源として、水神堂を中心に西に250m、北に80m、南に350m、東に580mの範囲が保護されています。130種類あまりの鳥が周囲で観測されているそうです。でも中心部の水が枯れてしまったら、貴重な湿地帯も失われてしまいます。

干ばつの北部へ

2007年08月14日 | Weblog
霊丘県から太行山脈を抜けると、気候、植生が一気に変わります。太行山脈の南側に位置する霊丘県は中温帯、太行山脈の北側は寒温帯です。驚くほどに山に緑がふさふさしていた霊丘県を抜けると、急に風景が変わりました。大同市北部は厳しい干ばつに見舞われており、山の雑草もまばらです。