GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

覚山寺①

2007年08月13日 | Weblog
朝、霊丘県県城のホテルを出て霊丘自然植物園に向かう途中、霊丘の観光名所「覚山寺」に立ち寄りました。この覚山寺は北魏の時代483年に建てられ、すでに1,500年の歴史を持つ古いお寺です。その後1089年(遼代)、1630年(明代)、清代(1688年、1886年)に修復されており、現在の姿の基礎は遼代のものだそうです。それにしても美しい立ち姿。

覚山寺②

2007年08月13日 | Weblog
よく見ると、すべてレンガを積み重ねています。やはり昔からレンガ造りの文化なのですね。また屋根の軒にはかなり木材が使われています。こういうものを調べれば、1000年前に周囲にどんな木があったのかがわかります。

今日も植生観察

2007年08月13日 | Weblog
霊丘自然植物園のふもとに到着しました。例の如く、植物園の手前5キロほどのところからから歩いて向かいます。途中でもやはり細かく植生調査が行われています。

登山四日目。霊丘自然植物園①

2007年08月13日 | 南天門自然植物園
植物園に到着後、霊丘自然植物園の山頂を目指します。今日で連続登山四日目ですが、毎日たくさん食べ、よく寝ているため、あまり疲れを感じていません。さあ今日も張り切って山頂目指して出発~。それにしても今日はきつい日差しが照り付けています。植物園に着くまでに、汗でTシャツがびっしょりになりました。

霊丘自然植物園③

2007年08月13日 | 南天門自然植物園
暑いー。ずっと南斜面を歩いてきたため、日陰がほとんどありません。わずかな木陰でしばし休憩。今日もまた恐怖の紫外線を浴び続け、肌はヒリヒリ。日焼け止めやら長袖やらとにかくいろいろなもので紫外線との戦いに挑んでいますが、長袖の上からも日光が肌に突き刺さるようで、完全に敗北。私の肌ももうなるようにしかなりません・・。あきらめの境地。。
連日私たちに同行している大同事務所職員の小李の肌もこんがり小麦色に焼けています。

霊丘自然植物園④ 李向東さん

2007年08月13日 | 大同スタッフ
今日も植物園の技術責任者の李向東さんは植物の観察、記録に余念がありません。自分のフィールドなのでもう見慣れている風景のはずなのに、一つ一つの植物を見落とすことなく、すべての植物を慈しんでいるように見えます。

霊丘自然植物園⑧

2007年08月13日 | 南天門自然植物園
霊丘自然植物園の敷地は、標高900mから1400mの範囲にあります。昨日見た自然林にはまだまだ及びませんが、植物園建設を始めて7年が経ち、明らかに周囲の山に比べ緑が濃くなっています。これも李向東さんをはじめとする植物園スタッフが重い苗を担いで山に登って木を植え、地道に周囲の山から種を集めて植えたりなどの並々ならぬ努力の結晶です。周金さんは「この仕事は肉体労働ですごく大変だけれど、でも自分が死んだ後も自分が生きた証しとして植えた木が山に残る。自分が植えた苗がぐんぐんと成長しているのを見るのがこの上ない喜びだよ。」と力強い声で話してくれました。本当に頭が下がります。ただ山に登るだけで満足している私には、何が出来るのか。周金さんの横顔を見ながら考えました。

キキョウ

2007年08月13日 | 南天門自然植物園
植物園の苗畑できれいに咲いていたキキョウ。植物園のスタッフ4人がそれぞれ自分の苗畑を持ち、それぞれが周囲の山から集めてきた苗、種を様々なものを実験的に育てています。「ここはおれの苗畑で、あんなものもこんなものもあるぞ」と周金さんがうれしそうに話してくれました。これも周さんのキキョウ。